あらゆる組織のチームリーダーにとって最も重要なスキルのひとつは、適切なプロジェクト計画を立てることです。時間、資金、労力など、必要なあらゆるリソースと、発生する可能性のあるあらゆるリスクを考慮に入れる必要があります。しかし、その前に、まず、コミュニティが直面している問題は何なのか?それをどのように解決するのか?そして、どれくらいの期間で解決するのか?
これらの疑問に答え、最初から最後まで計画を立てることをテーマに、アジア学院スタッフが3回にわたる授業を行いました。国際協力機構(JICA)の授業から着想を得た授業で、学生たちと共に、ほぼすべての学生の出身地域が直面している「地域での野菜生産量の低さ」という単純な問題の改善に役立つプロジェクトを共同で設計しました。
学生はグループに分かれ、このモデルコミュニティについて SWOT 分析を行い、野菜生産の達成に役立つプロジェクト目標を考案し、そのプロジェクト目標の達成に役立つ具体的な成果と必要なタスクを記述しました。
アイデアを検証するための試験的プロジェクトを作成することで、学生は、事前のプロジェクト計画を徹底的に行うことの重要性と、それによりより強力な成果が得られることを理解することができました。すべてのアイデアを一度にテーブルの上に並べることで、現実的な目標と達成可能なベンチマークを備え、コミュニティのすべての人々に実り多い成果をもたらすプロジェクトを作成することができるのです。