“今日の校長”
空高く、最高に気持ちのいい秋晴れの火曜日(10月1日)、アジア学院ではコミュニティーメンバー総出で稲刈りが行われた。
6月上旬の田植えから、記録的猛暑を乗り越えて約4か月。農場スタッフと学生、ボランティアたちのたっぷりの愛情と手入れを受けて育った稲は、昨日すべて刈り取られた。
アジア学院の田んぼの総面積は約1.8ヘクタール。すでに9割の面積の稲は機械で刈られ、手刈りをしたのは全体の約10分の1の面積だ。かつてはもっと広い面積を手刈りし、はざ掛けも行っていたが、田んぼの総面積が増えたりなどで手刈りの面積は減った。一方で近年は稲刈り開始前に学生たち主導でちょっとした儀式が行われるようになった。今年は校長が短いスピーチ、ロープ状に編まれた花のテープをカット、さらに最初の稲に鎌入れをした。その後に軽快なフィリピンの“稲刈りの舞”が披露された。
その日の約3時間の作業で、今年の稲刈りはすべて終了した。総収量は約8トン。
この大切なお米をこれから1年間、今年精を出したメンバーと、まだ見ぬ来年のメンバーたちと共に、感謝して味わっていきます。