【研究科生紹介】ティティ(ミャンマー)

2024年度研究科生(ミャンマー)

「私は人々と共に、仕事を準備、計画、実行したり、信仰生活に関する活動を率いたりするのが大好きです。」

ティ・ティ・ウィンはミャンマー、ザガイン管区の出身です。2014年にアジア学院を卒業して以来、自助グループの世話をする責任を担ってきました。2022年からは、地元のエコビレッジ農業学校で、地域開発指導員と技術支援員を兼任しています。この責任の下、彼女は青少年を中心に、コミュニティ開発コースの指導、研修の企画、組織化、モニタリング、財務記録と報告書の作成、小規模な調査研究、フォローアップ活動を行っています。

残念ながら、ティティの村はミャンマーの政治危機の影響を受けています。  彼女は、今こそ自分の知識を高める絶好の機会だと感じており、自身の安全と、有意義な目的のためにアジア学院に貢献したいと考えています。

2024年の研究科生として、彼女は、FEAST(給食、食育)部門と学生共同体部門、女子寮の責任者の仕事を担う予定です。ここで彼女は、食品の安全性、味、栄養価、利便性といった食品の品質について学ぶでしょう。

帰国後は、植物の栽培事業と、コミュニティにおける女性を中心とした事業を継続して行う予定です。ティティの夢は「持続可能な有機農業を通して、コミュニティの全ての女性、男性、子供たちが、満足のいく、幸せで健康的な生活様式を物理的、経済的に送ることができるようになること」です。