【学生紹介】ドン(コンゴ民主共和国)

「コミュニティ作りをひとつの解決策として行い、彼らと協力しています。時折、分断されたコミュニティや民族グループと関わることがあり、そのような地域で働くことは大変な困難を極めますが、それでも私達はベストを尽くそうと努力しています。」

バチボンゲ・ドンはコンゴ民主共和国東部から来ました。彼は、ニーラゴンゴ準州の火山地域で働いており、そこには火山の噴火などの自然災害で被害を受け、家を失って難民化する家族が多くいます。また、この地域では清潔な水が不足しており、多くの健康問題につながっています。
このような懸念はM23反乱軍によってさらに悪化しています。武装蜂起が起きると、収穫や耕作の時期でも人々は避難しなければならず、高い貧困率を引き起こしています。これらの問題はすべて、コミュニティ内や民族間の土地紛争につながる可能性があります。
ドンは5人のきょうだいと共に、貧しい家庭に育ちました。外部からの支援によって大学教育を修了しました。父親は、子供たちに、コミュニティで他者と共に生きる方法を懸命に教える人で、彼の人生にとても良い影響を与えました。ドンは、送り出し団体を通じて行う仕事を楽しんでいます。大学のプログラムで経験した仕事に似ているからです。
アジア学院でドンにとって最も重要なテーマは、持続可能な農業やサーバントリーダーシップです。帰国後、彼はこれらの技術を地域で実践し、送り団体を通して、より効果的な学びのコミュニティを作りたいと願っています。

送り出し団体:平和・紛争解決基金(PCR)
平和・紛争解決基金(PCR)は、様々な宗教、宗派、部族で構成されています。彼らは北キブ州と南キブ州にある、彼らの奉仕する地域の権利や能力を高めるために努力しています。また、地域社会の紛争に拍車をかけている暴力と貧困の連鎖を減らし、断ち切ることを目指しています。これは、強力なネットワークやパートナー団体、人道的支援、コミュニティでのリーダーシップ能力や平和構築スキルの伝授など、様々な手段を通じて行われます。また、記録映画の作成や基本的な健康支援も行っています。

男子寮・ゲストハウス

学生とボランティアは男女別の寮で暮らしています。共用の談話室やキッチン、シャワー、洗濯機があります。Wi-Fiは使用できません。

鶏舎

平飼いの鶏小屋と育雛舎があります。400羽以上の鶏を飼育し、年間80,000個以上の卵と約1トンの鶏肉を生産しています。

豚舎

学生は様々な養豚技術を実践的に学びます。発酵床タイプとコンクリート床タイプがあり、糞尿はバイオガスや肥料に利用されています。

山羊舎

山羊のミルク(年間200リットル以上)や肉は食用に、糞尿は肥料に利用しています。山羊は日中は放牧場でのびのびと過ごします。

森林

キャンパス周辺の森林では薪や木炭用に間伐を行い、農業に使う落葉等の有機資材を集めます。

2.5ヘクタールの農地で約100種類の野菜・作物を農薬や化学肥料を使わずに栽培しています。コミュニティが共に学びつつ自給自足の生活を続けるため、皆で畑を管理しています。

水田

キャンパス内外の水田で米の栽培を行っています。アイガモを使った除草や施肥など、有機稲作法の向上のためにさまざまな手法を研究しています。

ワークショップ

修繕やリサイクルのための施設で、機械、溶接、木工関係の道具、材料が置いてあります。

ミキシングルーム(飼料配合舎)

手作業や機械を用いて家畜用の飼料を作っています。品質と持続可能性を高めるために日々奮闘しています。

管理棟

管理棟1階には受付と事務室、2階に職員室、校長室があり、隣接してファームショップ(農業研修棟)があります。

ARIショップ

アジア学院の農産物や加工食品、書籍、卒業生の国の民芸品等を販売しています。

ファームショップ(農業研修棟)

学院の農作業の中心であり、教室や農具・農業資材置き場を備えています。作物の乾燥保管も行います。

オイコスチャペル

100年前の農家の古民家を改装した礼拝堂です。毎日の朝の集会はここで行われます。その他黙想や対話、ゴスペルクワイヤの練習等に使われ、コミュニティに開かれた空間です。オイコスとはギリシア語で「ホーム」を意味します。

マナハウス(食品加工棟)

クッキーやジャムなどの加工食品の調理と保存を行う施設です。一階は鶏の食肉処理施設になっています。

養魚池

食用および農用に魚を飼育しています。

クリスマス・ウィンターキャンペーン 2025
Christmas and Winter Donation Campaign