【学生紹介】ネルク(ウガンダ)

「私は常に周囲の手本となるように努め、他者に委ねることで、チームワークを大切にしてきました。それにより、後輩との信頼関係を築いてきたのです。例えば、農場経営を改良する際など、決断が必要な場合には、いつも彼らの意見を聞くようにしています。」


ネルソン・イシェンゴマ(通称ネルク)は、元々ウガンダの出身ですが、ケニアに移住し、ファミリア・モジャ・サポート・イニシアティブに加わりました。この地域の人々は、働き手と食料の不足に悩まされています。さらには、組織を運営する場所や、安定した活動予算を得られないことも問題となっています。
そのような中でもネルクは、自身の地域で、弱い立場にある子供たちのために、情熱を持って食物を育てています。彼は、送り出し団体の渉外役として、地元農家が食料生産を上手くできるように支援しています。ウガンダから移住したにもかかわらず、彼はコミュニティの一員となり、送り出し団体を自分の家のように思っています。
アジア学院では、彼の地域や団体で最も必要とされている、紛争解決や有機農業、農場管理について学びたいと考えています。帰国後は農場管理者として、送り出し団体の活動を助け、地域内での安全で安定した食料の供給(フードセキュリティ)を促進していくつもりです。

送り出し団体:ファミリア・モジャ・サポート・イニシアティブ
ファミリア・モジャ・サポート・イニシアティブは人道支援NPO団体で、ケニアの恵まれない人々の生活向上のために活動しています。その新たな取り組みとして、100名以上の子供たちを対象とした奉仕活動の他、地域に住む高齢者、病人、さらには市街地で路上生活を送る家族の支援にも足を延ばしています。ネルクの帰国後は、彼がアジア学院の学びを地域で教え、持続可能な農業を実践してくれることを願っています。

男子寮・ゲストハウス

学生とボランティアは男女別の寮で暮らしています。共用の談話室やキッチン、シャワー、洗濯機があります。Wi-Fiは使用できません。

鶏舎

平飼いの鶏小屋と育雛舎があります。400羽以上の鶏を飼育し、年間80,000個以上の卵と約1トンの鶏肉を生産しています。

豚舎

学生は様々な養豚技術を実践的に学びます。発酵床タイプとコンクリート床タイプがあり、糞尿はバイオガスや肥料に利用されています。

山羊舎

山羊のミルク(年間200リットル以上)や肉は食用に、糞尿は肥料に利用しています。山羊は日中は放牧場でのびのびと過ごします。

森林

キャンパス周辺の森林では薪や木炭用に間伐を行い、農業に使う落葉等の有機資材を集めます。

2.5ヘクタールの農地で約100種類の野菜・作物を農薬や化学肥料を使わずに栽培しています。コミュニティが共に学びつつ自給自足の生活を続けるため、皆で畑を管理しています。

水田

キャンパス内外の水田で米の栽培を行っています。アイガモを使った除草や施肥など、有機稲作法の向上のためにさまざまな手法を研究しています。

ワークショップ

修繕やリサイクルのための施設で、機械、溶接、木工関係の道具、材料が置いてあります。

ミキシングルーム(飼料配合舎)

手作業や機械を用いて家畜用の飼料を作っています。品質と持続可能性を高めるために日々奮闘しています。

管理棟

管理棟1階には受付と事務室、2階に職員室、校長室があり、隣接してファームショップ(農業研修棟)があります。

ARIショップ

アジア学院の農産物や加工食品、書籍、卒業生の国の民芸品等を販売しています。

ファームショップ(農業研修棟)

学院の農作業の中心であり、教室や農具・農業資材置き場を備えています。作物の乾燥保管も行います。

オイコスチャペル

100年前の農家の古民家を改装した礼拝堂です。毎日の朝の集会はここで行われます。その他黙想や対話、ゴスペルクワイヤの練習等に使われ、コミュニティに開かれた空間です。オイコスとはギリシア語で「ホーム」を意味します。

マナハウス(食品加工棟)

クッキーやジャムなどの加工食品の調理と保存を行う施設です。一階は鶏の食肉処理施設になっています。

養魚池

食用および農用に魚を飼育しています。

クリスマス・ウィンターキャンペーン 2025
Christmas and Winter Donation Campaign