【学生紹介】テケウェ(インド)

2024年度学生(インド)

「ここの人たちはとても社交的で、他者と助け合うことは当たり前です。コミュニティの人々は働き者で、日々の一時一時が大変貴重です。」

テケウェはインド・ナガランド州の農村地域にある小さな村、ザパミ村出身です。彼は村で、牧師として奉仕していますが、田んぼや柿畑で働き、豚の世話をしつつ、祈る牧師です。彼は仕事の上でもプライベートでも、地域と自分の仕事場の関係性をとても大切にしています。個々人のことをもっと知り、交流することは、牧師の職務を良く果たすことにもつながるからです。
コミュニティが抱える主な問題の一つが、境界線に関する問題で、人々の争いの種となっています。アジア学院で、テケウェは、土を傷めない耕作の仕方と、大規模での家畜の管理方法を学びたいと願っています。その他にも様々なことを学び、コミュニティに新しい方法や技術を伝えたいと考えています。彼の目指すゴールの一つは、今よりも大規模な農場を運営することと、土を傷めずに野菜を育てること、そして、コミュニティに自立について教えることです。

送り出し団体:ザパミ・バプテスト教会
ザパミ・バプテスト教会はナガランド州・ペク地域に多数存在するバプテスト教会の一つです。1958年に創立され、若者、環境、福祉に焦点を当てた働きを行っています。農業も彼らの主な活動の一つです。2015-2022年には、農民たちのカルダモン農園の立ち上げを支援しました。ザパミ村を主な活動地としており、テケウェが村に戻ったら、ワークショップを開催するなどして、地域開発のファシリテーター及び農業指導者の役割を担ってほしいと考えています。