【学生紹介】スシュ(インド)


「私は、自分のコミュニティの人々がより良い機会を得たり、生活水準を高めたりするために、知識を与え、人的資本の総合的な発展を促すことに熱意を持っています」

教育者としてのスシュメ・アギチャック・マラックのライフワークは、人々の生活の持続可能性を向上させ、良い生活を保証するための知識を伝えることにあります。
 スシュは、インド北東部のガロ族で、いくつかの学校で経済学を教え、教会ではボランティアとして聖書研究を行っています。彼女のコミュニティには、深い霊的な信仰に根ざした農業の長い歴史があります。しかし近年、多くの人々の求めるものが変化したことで、コミュニティの絆は希薄になり、人々は農地を後にして、過酷な労働を代償に三次産業の仕事を求めるようになりました。
 スシュは仕事をする時、正直で誠実であるように心掛けています。彼女は、ハーディング・ユニバーサル・トラストでの経験を通して、環境保護や持続可能な農業に対する意識と理解とを深めてきました。故郷の肥沃な土壌を最大限に活用するために、アジア学院で、より優れた持続可能な農業技術を学びたいと考えています。そうすることで、より効果的な職業訓練が可能となり、故郷のコミュニティの能力向上のために貢献できるでしょう。

送り出し団体:ハーディング・ユニバーサル・トラスト
 ガロ・バプテスト連盟の一部であるハーディング・ユニバーサル・トラストは、インド北東部全域で実践的な教育と指導を推進しています。また、持続可能な農業を実践するための研修を行い、豚舎、鶏舎、養殖池を建設し、地元農家が地域資源を活用して生活できるように教育しています。今後の計画としては、政府機関と連携した試験農場の運営や、有機農業と畜産事業の模索、教育活動の範囲を広げることを目的とした近隣の村々への働きかけを予定しています。

男子寮・ゲストハウス

学生とボランティアは男女別の寮で暮らしています。共用の談話室やキッチン、シャワー、洗濯機があります。Wi-Fiは使用できません。

鶏舎

平飼いの鶏小屋と育雛舎があります。400羽以上の鶏を飼育し、年間80,000個以上の卵と約1トンの鶏肉を生産しています。

豚舎

学生は様々な養豚技術を実践的に学びます。発酵床タイプとコンクリート床タイプがあり、糞尿はバイオガスや肥料に利用されています。

山羊舎

山羊のミルク(年間200リットル以上)や肉は食用に、糞尿は肥料に利用しています。山羊は日中は放牧場でのびのびと過ごします。

森林

キャンパス周辺の森林では薪や木炭用に間伐を行い、農業に使う落葉等の有機資材を集めます。

2.5ヘクタールの農地で約100種類の野菜・作物を農薬や化学肥料を使わずに栽培しています。コミュニティが共に学びつつ自給自足の生活を続けるため、皆で畑を管理しています。

水田

キャンパス内外の水田で米の栽培を行っています。アイガモを使った除草や施肥など、有機稲作法の向上のためにさまざまな手法を研究しています。

ワークショップ

修繕やリサイクルのための施設で、機械、溶接、木工関係の道具、材料が置いてあります。

ミキシングルーム(飼料配合舎)

手作業や機械を用いて家畜用の飼料を作っています。品質と持続可能性を高めるために日々奮闘しています。

管理棟

管理棟1階には受付と事務室、2階に職員室、校長室があり、隣接してファームショップ(農業研修棟)があります。

ARIショップ

アジア学院の農産物や加工食品、書籍、卒業生の国の民芸品等を販売しています。

ファームショップ(農業研修棟)

学院の農作業の中心であり、教室や農具・農業資材置き場を備えています。作物の乾燥保管も行います。

オイコスチャペル

100年前の農家の古民家を改装した礼拝堂です。毎日の朝の集会はここで行われます。その他黙想や対話、ゴスペルクワイヤの練習等に使われ、コミュニティに開かれた空間です。オイコスとはギリシア語で「ホーム」を意味します。

マナハウス(食品加工棟)

クッキーやジャムなどの加工食品の調理と保存を行う施設です。一階は鶏の食肉処理施設になっています。

養魚池

食用および農用に魚を飼育しています。

クリスマス・ウィンターキャンペーン 2025
Christmas and Winter Donation Campaign