【学生紹介】ディパ(インドネシア)

「私のコミュニティは農民の権利のために闘っていますが、自分たちの権利のためだけでなく、同じ運命と苦悩を共有する多くのコミュニティの権利のために闘っています。」
 ディパのコミュニティには、1999年の移住計画で強制送還された元東ティモール人の移住者がいます。東ティモールから強制送還される前に、元々の東ティモール人がインドネシアからの独立を宣言し、東ティモールと名前を変えたからです。また、バリへの移住は土地の権利が大きな課題となっています。コミュニティの日常生活は農作業と人々との相互協力作業で成り立っています。ディパの主な仕事は、小規模農家を訪問しての話し合いと参加型地図作りです。
 彼は、真の農業改革が地域社会にとって最善の解決策であり、現場レベルで地域社会を支援する政策であると感じています。アジア学院では、農薬に頼った農業を転換するための有機農業だけでなく、人々とコミュニティを組織するリーダーシップ精神も学びたいと考えています。
帰国後も、彼は農業改革運動の原則と価値観を維持し、農民やその他の小規模コミュニティなど、抑圧された人々の側に立って闘い続けることでしょう。

送り出し団体:農業改革コンソーシアム
 農業改革コンソーシアムは、公正な農業システムの実現と、国民の農業資源の公平な分配の保証、農民や漁師、先住民のための農業資源の所有権、支配権、利用の保証、貧しい人々の繁栄の保証を目指して闘うために設立されました。主な活動は、持続可能な農業に関する地域住民の教育、法律扶助や社会福祉団体の後援、弁護団の組織化などです。帰国後のディパの役割は、組織を強化し、アジア学院で得た知識、経験、革新性を活かすことにあります。

男子寮・ゲストハウス

学生とボランティアは男女別の寮で暮らしています。共用の談話室やキッチン、シャワー、洗濯機があります。Wi-Fiは使用できません。

鶏舎

平飼いの鶏小屋と育雛舎があります。400羽以上の鶏を飼育し、年間80,000個以上の卵と約1トンの鶏肉を生産しています。

豚舎

学生は様々な養豚技術を実践的に学びます。発酵床タイプとコンクリート床タイプがあり、糞尿はバイオガスや肥料に利用されています。

山羊舎

山羊のミルク(年間200リットル以上)や肉は食用に、糞尿は肥料に利用しています。山羊は日中は放牧場でのびのびと過ごします。

森林

キャンパス周辺の森林では薪や木炭用に間伐を行い、農業に使う落葉等の有機資材を集めます。

2.5ヘクタールの農地で約100種類の野菜・作物を農薬や化学肥料を使わずに栽培しています。コミュニティが共に学びつつ自給自足の生活を続けるため、皆で畑を管理しています。

水田

キャンパス内外の水田で米の栽培を行っています。アイガモを使った除草や施肥など、有機稲作法の向上のためにさまざまな手法を研究しています。

ワークショップ

修繕やリサイクルのための施設で、機械、溶接、木工関係の道具、材料が置いてあります。

ミキシングルーム(飼料配合舎)

手作業や機械を用いて家畜用の飼料を作っています。品質と持続可能性を高めるために日々奮闘しています。

管理棟

管理棟1階には受付と事務室、2階に職員室、校長室があり、隣接してファームショップ(農業研修棟)があります。

ARIショップ

アジア学院の農産物や加工食品、書籍、卒業生の国の民芸品等を販売しています。

ファームショップ(農業研修棟)

学院の農作業の中心であり、教室や農具・農業資材置き場を備えています。作物の乾燥保管も行います。

オイコスチャペル

100年前の農家の古民家を改装した礼拝堂です。毎日の朝の集会はここで行われます。その他黙想や対話、ゴスペルクワイヤの練習等に使われ、コミュニティに開かれた空間です。オイコスとはギリシア語で「ホーム」を意味します。

マナハウス(食品加工棟)

クッキーやジャムなどの加工食品の調理と保存を行う施設です。一階は鶏の食肉処理施設になっています。

養魚池

食用および農用に魚を飼育しています。

クリスマス・ウィンターキャンペーン 2025
Christmas and Winter Donation Campaign