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About ARI

Rev. Yamamoto
理事長 山本 俊正

ごあいさつ

アジア学院(Asian Rural Institute/ARI)は、50年の歴史をもつ国際人材育成機関です。「農村の自立には地元リーダーの育成が不可欠」という理念のもと、途上国の農村指導者を育ててきました。全寮制のキャンパスには毎年約15カ国から学生・ボランティアが集い、授業も生活も英語で行われます。有機農場に囲まれた自然豊かな環境で、「共に生きるために」をモットーとした学びが実践されています。

アジア学院の概要

名称学校法人アジア学院、アジア農村指導者養成専門学校
所在地栃木県那須塩原市槻沢442-1
理事長山本 俊正
校長荒川 治
副校長大栁 由紀子
事務局長佐久間 郁・ヴェロ
設立1973年9月16日
事業アジア・アフリカの農村指導者養成を主軸に、持続可能な農業教育、そして日本の学生・社会人向けの体験学習プログラムの提供です。具体的には、有機農業を基盤とした共同体生活を通じて、平和で公正な社会の実現に貢献するリーダーを育成しています。
目的アジア学院の設立目的は、アジア・アフリカの農村地域社会の生活向上と繁栄に貢献する「草の根」の指導者を育成し、公正で平和な社会の実現に寄与することです。具体的には、持続可能な農業の実践、自立を促すリーダーシップ、そして多様な背景を持つ人々が共に生きる「学びの共同体」の形成を通して、これらの目標達成を目指しています。
使命アジア学院の使命は イエス・キリストの愛に基づき
個々人が自己の潜在能力を最大限に発揮できるような
公正且つ平和で健全な環境を持つ世界を構築すること
モットー共に生きるために

アジア学院のビジョン

2023年の創立50周年記念式典において、アジア学院のスローガンとビジョンが発表されました。外側の5つのエリアの中に、それぞれ5つのキーワードがあります。その一つ一つが中央の大きな夢の実現につながっています。

アジア学院の国際協力

外部からの物資や人材に頼らない“途上国の内発的発展”を支援

アジア学院の事業の大きな特徴は、課題解決のために途上国へ人材や物資を送り込むのではなく、現地の指導者を日本に招いて研修を行う点にあります。研修を受けた彼らが帰国後、自らの力でコミュニティの課題解決や発展を担っていく――そのプロセスこそが、アジア学院の活動の核となっています。

母国からの推薦

日本での研修のために地域共同体や草の根団体(送り出し団体)が人選を行い応募します。アジア学院は候補者を選考し、学生として受け入れます。

アジア学院での研修

学生はアジア学院の研修に参加し、新しい知識や価値観、技術などを習得します。9か月後、学生はコミュニティのための長期的な目標を持って帰国します。

母国への還元

送り出し団体やコミュニティは帰国したアジア学院卒業生の新しい学びや見解を基に計画を立て、共にコミュニティの発展に努めます。

善意に支えられた事業

 開発途上国からアジア学院に招かれる学生の多くは、厳しい経済状況にあり、自ら学費を負担することはほとんど不可能です。
 そのため学院では、設立当初から学生の学費と渡航費のほぼ全額を負担し、学びの機会を支えています。これらの運営費は、一般の方々や企業、キリスト教会などからの寄付によって成り立っています。
 また、奨学生として入学するためには、貧困や課題を抱える農村共同体のために働く団体で5年以上活動し、卒業後も最低3年間はその団体に従事することが条件とされています。これは、学院で得た学びを確実にコミュニティへ還元するための仕組みです。
アジア学院の収入の内訳
事業収入のおよその内訳

アジア学院の卒業生

入学者の背景や抱える地域課題は多様ですが、卒業後は全員が“奉仕するリーダー”として培った知識とスキルを自国へ持ち帰り、高い志のもと地域社会の課題解決に生かすことが期待されています。

これまでの受け入れ国の数は

合計 0 ヶ国

卒業生の合計は

合計 0

にのぼります。

多くの卒業生たちが
各地でポジティブな変化をつくりだしています。

アジア学院の略歴

アジア学院の前身は1960年代に農村伝道神学校(東京都町田市)に設置された「東南アジア科」でした。第二次世界大戦において日本の諸教会が戦争協力に加担したことへ贖罪の意を込めて、東南アジア諸国の諸問題を解決に導く農村指導者育成を目的に開設されました。

1973

アジア学院創立

東南アジア科が農村伝道神学校から独立し、栃木県那須塩原市にアジア学院が創立されました。

1985

カリキュラム拡充

アフリカ諸国からの学生も増え、有機農業・共同生活・英語による実践プログラムを体系化し、全寮制の研修モデルを確立しました。

1995

フィリピンに姉妹校開設

フィリピン ネグロス島にトレーニングセンターを開設しました。(2003年終了)

1996

マグサイサイ国際理解賞

「アジアのノーベル賞」とも呼ばれる、社会貢献に傑出した功績を称える権威ある賞を創設者 髙見敏弘が受彰しました。

2011

東日本大震災により被災

施設の大半に甚大な被害が発生。壊滅的な状況の中、様々な団体と多くの方々の支援により、震災復興事業を開始。4年後に復興事業が完了しました。

2014

卒業生ネットワークの発展

12ヶ国229名の卒業生を訪問し、卒業生インパクトスタディを実施。調査結果をもとに書籍「Rural Leaders – 農村指導者たち」を発行しました。

2023

創立50周年

創立50周年を機に、次期ビジョンの策定やプログラムの現代的展開が計画され、企業受け研修の開発や地域連携プロジェクトなど、新たな取り組みがスタートしています。

1973

アジア学院創立

東南アジア科が農村伝道神学校から独立し、栃木県那須塩原市にアジア学院が創立されました。

1985

カリキュラム拡充

アフリカ諸国からの学生も増え、有機農業・共同生活・英語による実践プログラムを体系化し、全寮制の研修モデルを確立しました。

1995

フィリピンに姉妹校開設

フィリピン ネグロス島にトレーニングセンターを開設しました。(2003年終了)

1996

マグサイサイ国際理解賞

「アジアのノーベル賞」とも呼ばれる、社会貢献に傑出した功績を称える権威ある賞を創設者 髙見敏弘が受彰しました。

2011

東日本大震災により被災

施設の大半に甚大な被害が発生。壊滅的な状況の中、様々な団体と多くの方々の支援により、震災復興事業を開始。4年後に復興事業が完了しました。

2014

卒業生ネットワークの発展

12ヶ国229名の卒業生を訪問し、卒業生インパクトスタディを実施。調査結果をもとに書籍「Rural Leaders – 農村指導者たち」を発行しました。

2023

創立50周年

創立50周年を機に、次期ビジョンの策定やプログラムの現代的展開が計画され、企業受け研修の開発や地域連携プロジェクトなど、新たな取り組みがスタートしています。

主な受賞歴

1988年
国際交流の推進尽力により、外務大臣表賞
1996年
髙見敏弘氏、ラモン・マグサイサイ賞受賞(平和・国際理解部門)
1998年
栃木県経済同友会より、社会貢献活動特別賞
2001年
第13回毎日国際交流賞 アジア学院が行っていたネグロスでの地域総合振興事業が、国際協力フェスティバルで「プロジェクト・オブ・ザ・イヤー」に選ばれる
2006年
アジア太平洋フォーラム・淡路会議第5回井植記念「アジア太平洋文化賞」
2008年
日本エキュメニカル協会より、第14回功労賞
2009年
2008年度朝日社会福祉賞
2019年
日本UNESCO ESD賞日本代表ノミネート
2026年
第15回クボタ・毎日地球未来賞

多文化・多国籍・多様性のコミュニティ

アジア学院を訪れた多くの人が最初に驚くのは、キャンパスに広がる圧倒的な多様性です。毎年約15か国から集まる30名の学生、国内外の約15名のボランティア、そして国籍豊かな約30名の職員が共に暮らし、小さな国際コミュニティを形づくっています。そのため、共通語は英語です。

学院の構成
国籍
信仰する宗教
入学者の活動分野

※グラフはおおよその値です。

多文化多国籍コミュニティ

自給自足の農的な暮らし

私たちの生活にとって食べものは不可欠です。開発途上国の貧困問題を解決するためにもまずは食料の確保が欠かせません。アジア学院では開発途上国の農村地域でも応用できる有機農業を指導・実践しており、学院の食料自給率は95%を超えています。

持続可能な生活をつくるキャンパス

アジア学院は森林や畑に囲まれた丘の上の小さな学校です。持続可能な生活を保つようにデザインされ、授業だけでなく、共に農作業や食事をし、生活を分かち合う空間です。

アイコンをタップ/クリックすると各施設の画像と説明が表示されます。

キャンパスへのアクセス

電車でお越しの方

JR東北新幹線
JR那須塩原駅よりタクシー/車で20分

JR東北本線
JR西那須野駅よりタクシー/車で10分、徒歩1時間

高速道路
東北自動車道西那須野塩原ICより車で20分

国道4号線
西富山交差点をライスライン(黒羽方面)に

お車でお越しの方

  1. 国道4号線 西富山交差点で宇都宮方面からは右折、黒磯方面からは左折(ライスライン)。
  2. ライスラインを直進しJRの陸橋をくぐり、200メートルほどの右側(黒羽方面からは左側)、自動販売機が三台ある小さな交差点を右折。
  3. 200メートルほどを直進して、アジア学院の大きな看板の脇を通過し、坂を上っていくと右側にアジア学院キャンパスが見えてきます。
  4. セミナーハウスへは大きな看板の坂を左方向に直進。
  5. 200メートルほどで向かって右側、セミナーハウス入り口。

土からの平和

アジアへの侵略戦争の贖罪の祈りのうえに建てられた学校であることを覚え、いのちを大切にして生きていく存在であり続けることを願います。そのためにいのちを育む「土」(自然)を愛し、神様が造った他のあらゆるものと共に生きることで平和を創り出していきます。

フードライフ

自然の中で循環するいのちとその多様性を大切にし、健康な食べものを作り、料理し、分かち合い、その恵みに日々感謝します。神、人、自然を愛しつつ、共に汗を流しながら土を耕し、食糧主権、気候正義、災害に強い農業など、食糧自給の実践を通して共に学び合っていきます。

気候正義と気候変動対策

キャンパスの資源をフル活用し、気候正義を意識した気候変動対策を実施します。具体的にはごみの減量化、太陽光などの代替エネルギーへの転換や炭を用いた脱炭素化を目指します。また学生が帰属する農村コミュニティにおいても応用できる技術を探究していきます。

気候正義:気候変動の影響や負担、利益を公平・公正に共有し、貧困層やマイノリティの権利を保護する考え方

教育

実践を大切にし、多様性を保ちながら違いから学びます。また学院の中だけではなく、地域の人たちや世界中に広がる卒業生ともつながり、学び合います。多くの人が訪れる、開かれた学びの場を創っていきます。

組織

すべてのプログラムの実施主体であるアジア学院という組織の持続性とレジリエンスを高めていきます。財政基盤、安全管理の強化はもちろん、コーチングやナレッジ・マネジメントを通じて、人的・知的資源の管理能力、技術も高めていきます。

管理棟

管理棟1階には受付と事務室、2階に職員室、校長室があり、隣接してファームショップ(農業研修棟)があります。

ARIショップ

アジア学院の農産物や加工食品、書籍、卒業生の国の民芸品等を販売しています。

ファームショップ(農業研修棟)

学院の農作業の中心であり、教室や農具・農業資材置き場を備えています。作物の乾燥保管も行います。

男子寮・ゲストハウス

学生とボランティアは男女別の寮で暮らしています。共用の談話室やキッチン、シャワー、洗濯機があります。Wi-Fiは使用できません。

鶏舎

平飼いの鶏小屋と育雛舎があります。400羽以上の鶏を飼育し、年間80,000個以上の卵と約1トンの鶏肉を生産しています。

豚舎

学生は様々な養豚技術を実践的に学びます。発酵床タイプとコンクリート床タイプがあり、糞尿はバイオガスや肥料に利用されています。

山羊舎

山羊のミルク(年間200リットル以上)や肉は食用に、糞尿は肥料に利用しています。山羊は日中は放牧場でのびのびと過ごします。

森林

キャンパス周辺の森林では薪や木炭用に間伐を行い、農業に使う落葉等の有機資材を集めます。

ワークショップ

修繕やリサイクルのための施設で、機械、溶接、木工関係の道具、材料が置いてあります。

ミキシングルーム(飼料配合舎)

手作業や機械を用いて家畜用の飼料を作っています。品質と持続可能性を高めるために日々奮闘しています。

2.5ヘクタールの農地で約100種類の野菜・作物を農薬や化学肥料を使わずに栽培しています。コミュニティが共に学びつつ自給自足の生活を続けるため、皆で畑を管理しています。

水田

キャンパス内外の水田で米の栽培を行っています。アイガモを使った除草や施肥など、有機稲作法の向上のためにさまざまな手法を研究しています。

那須セミナーハウス

キャンパスに隣接し、学生キリスト教友愛会(SFC)が所有する建物で学院を訪れる団体、個人、家族が宿泊できます。和洋の寝室のほか、多目的ホール、ロビー、菜園、キッチンを備えています。

職員住宅

数名の職員と家族が住んでいます。集合住宅が1棟、家族向けの戸建てが3棟あります。

養魚池

食用および農用に魚を飼育しています。

女子寮

学生とボランティアは男女別の寮で暮らしています。共用の談話室やキッチン、シャワー、洗濯機があります。Wi-Fiは使用できません

マナハウス(食品加工棟)

クッキーやジャムなどの加工食品の調理と保存を行う施設です。一階は鶏の食肉処理施設になっています。

コイノニアハウス(食堂)

ここでは皆で食事を分かち合い、交わりを持ちます。食事をするだけでなく、イベントを開催したり、学びのスペースとしても活用されています。コイノニアとはギリシャ語で「交わり、共有」という意味です。

キッチン

多い時で一度に100人分の食事を作ります。学生、職員、ボランティアは皆食事作りに参加します。学び、関係を深め、奉仕する場としてのキッチンを皆でつくり上げています。

教室・図書室

学生はこの教室で授業を受けます。図書室には農業や社会問題をはじめさまざまな分野に関する英語・日本語の図書、視聴覚資料、雑誌があります。

オイコスチャペル

100年前の農家の古民家を改装した礼拝堂です。毎日の朝の集会はここで行われます。その他黙想や対話、ゴスペルクワイヤの練習等に使われ、コミュニティに開かれた空間です。オイコスとはギリシア語で「ホーム」を意味します。

アジア学院イースター・春の寄付キャンペーン
ARI Easter & Spring Donation Campaign

クリスマス・ウィンターキャンペーン 2025
Christmas and Winter Donation Campaign