【学生紹介】レム―(ミャンマー)

2024年度学生 (ミャンマー)

「優れたリーダーは自己犠牲的な生活、つまり正義と強い決意を持っています」
ルワ・レ・ムーは、教会委員会だけでなく地域社会全体において、勤勉で信頼できるリーダーであり、地域の人々のより良い生活のために自分の時間、知識、力を費やしてきました。ちょっと内気なところはあっても、彼は親切で忍耐強く、誠実です。
レ・ムーのコミュニティの大半は農民と日雇い労働者で構成されており、彼らは収穫量を増やす技術に乏しくても、農業をする以外に道がありません。彼らは勤勉で誠実ですが、地元指導者のえこひいきは問題であり、コミュニティに不和を生み出しています。レ・ムーは実践的な生き方をしており、たとえ出身部族が違っても、地元の人々から信頼されています。幸運にもノルウェーで短期間神学を学んだ後、ミャンマーに戻り、宣教と開発のために地域社会に奉仕しています。
レ・ムーは、サーバント・リーダーとして人々とつながり、地域社会の絆を築くスキルを向上させること、また、長期にわたって持続可能な有機農業システムを構築する方法をアジア学院で学びたいと考えています。ミャンマーに戻ったら、レイシー・バプテスト教会に戻り、社会開発プログラムを実施し、キリスト教教育の向上に努める予定です。

送り出し団体:レイシー・バプテスト教会委員会
レイシー・バプテスト教会委員会は、ミャンマー西部のナガ地方にある数多くのバプテスト教会のひとつで、最も険しい山岳地帯にある多くの地方教会を統括しています。単に霊的な幸福だけでなく社会的、財政的な発展にも取り組んでいます。長年にわたる事業のひとつにオレンジ畑の事業がありましたが、気候変動の影響により中止になってしまいました。レ・ムーはアジア学院から戻ったら、このような事業に対して、長期的に持続するための助言をしていく予定です。