【学生紹介】サイモン(マラウイ)

「チームワーク、そして他者から学ぶことは、私の人生を通しての優れた特性だと考えています。私は、様々な条件下で新しいことを学び、経験したいというオープン・マインドを持っています。」

サイモンはオープン・マインドを大切にし、様々な活動や資質を新しい状況下で体験してきました。自分の仕事や目標を達成するために、時間管理に努めながら懸命に働いています。彼はファシリテーターとして福祉事業のモニタリングを行い、地域の人々の生活の安定を目指しています。また、主に農民たちと協働し、分かち合いのためのグループを作り、成人の識字率向上や青少年のレクリエーション活動に取り組んでいます。

サイモンのコミュニティでは、チェワ族、ヤウォ族、ロムウェ族など、様々な部族や文化が混在しており、言語も背景も多様なコミュニティが形成されています。さらに、キリスト教を信仰するグループもあれば、イスラム教を信仰するグループもあり、このことは部族の儀式や食習慣にさらなる違いをもたらしています。多くの部族が長年化学肥料を使用していますが、様々な団体が最も貧しい人々だけに化学肥料を与えるため、コミュニティ間の対立を引き起こしています。

マラウイでは貧困のため、多くの人々が健康問題や地域の環境問題を抱えています。そのため、サイモンはアジア学院で、健康と栄養の問題や、持続可能で環境に優しい農法を学ぶことを目標にしており、健康なコミュニティを維持するために必要な食物の種類についてより深く理解したいと考えています。帰国後は、人々がこうした仕事を自ら行うことができるよう教育し、彼らがさらに知識を広く伝えることを目指します。

送り出し団体:チンガレ・ネノ復興開発プログラム

チンガレ・ネノ復興開発プログラムは地域に根差したNGOで、社会から疎外された人々や障害を持つ人々が、安定した生活や地域社会の協働を目指すとともに、希望や尊厳、精神的・社会的な幸福を取り戻せるよう支援しています。サイモンの帰国後は、コミュニティに対する持続可能な農法、特に有機肥料の使い方に重点を置いた教育を任せる予定です。

男子寮・ゲストハウス

学生とボランティアは男女別の寮で暮らしています。共用の談話室やキッチン、シャワー、洗濯機があります。Wi-Fiは使用できません。

鶏舎

平飼いの鶏小屋と育雛舎があります。400羽以上の鶏を飼育し、年間80,000個以上の卵と約1トンの鶏肉を生産しています。

豚舎

学生は様々な養豚技術を実践的に学びます。発酵床タイプとコンクリート床タイプがあり、糞尿はバイオガスや肥料に利用されています。

山羊舎

山羊のミルク(年間200リットル以上)や肉は食用に、糞尿は肥料に利用しています。山羊は日中は放牧場でのびのびと過ごします。

森林

キャンパス周辺の森林では薪や木炭用に間伐を行い、農業に使う落葉等の有機資材を集めます。

2.5ヘクタールの農地で約100種類の野菜・作物を農薬や化学肥料を使わずに栽培しています。コミュニティが共に学びつつ自給自足の生活を続けるため、皆で畑を管理しています。

水田

キャンパス内外の水田で米の栽培を行っています。アイガモを使った除草や施肥など、有機稲作法の向上のためにさまざまな手法を研究しています。

ワークショップ

修繕やリサイクルのための施設で、機械、溶接、木工関係の道具、材料が置いてあります。

ミキシングルーム(飼料配合舎)

手作業や機械を用いて家畜用の飼料を作っています。品質と持続可能性を高めるために日々奮闘しています。

管理棟

管理棟1階には受付と事務室、2階に職員室、校長室があり、隣接してファームショップ(農業研修棟)があります。

ARIショップ

アジア学院の農産物や加工食品、書籍、卒業生の国の民芸品等を販売しています。

ファームショップ(農業研修棟)

学院の農作業の中心であり、教室や農具・農業資材置き場を備えています。作物の乾燥保管も行います。

オイコスチャペル

100年前の農家の古民家を改装した礼拝堂です。毎日の朝の集会はここで行われます。その他黙想や対話、ゴスペルクワイヤの練習等に使われ、コミュニティに開かれた空間です。オイコスとはギリシア語で「ホーム」を意味します。

マナハウス(食品加工棟)

クッキーやジャムなどの加工食品の調理と保存を行う施設です。一階は鶏の食肉処理施設になっています。

養魚池

食用および農用に魚を飼育しています。

クリスマス・ウィンターキャンペーン 2025
Christmas and Winter Donation Campaign