【学生紹介】リッキー(フィリピン)

「私は信用調査員として、農家を訪問します。農作業の進捗状況を観察し、問題点を聞き、何かアイデアがあれば組合員と共有します。自分の職務に忠実に、誠実に奉仕することを心掛けています。」

リッキー・オタナ・アッタバンは6年前から、送り出し団体であるウィガン入植者多目的協同組合(WSMPC)で、協同組合員の事業を調査する仕事をしています。彼のコミュニティは、夜間に漁を行ったり、収穫したトウモロコシや米の袋を、日中に太陽の光で自然乾燥させるために放置したりしていても問題が起きない、平和な地域です。人々は公有地を整備するために集まり、冠婚葬祭のような大きな行事では、互いに助け合い、共に神に仕えます。しかしながら、政治的な対立によってコミュニティは分断され、多くの組合員が複数の金融業者から借金をしています。 

リッキーは、現場で組合農家と定期的に接触する主要な職員であり、団体において大変重要な役割を担っています。アジア学院の研修を通じて、リッキーは対人能力の向上や、地域資源の活用による農業コストの削減について学び、農民と共に働くための自信を得たいと願っています。フィリピンに戻ったら、代替農法に関して深めた知識を活かし、引き続き、送り出し団体を支えていく予定です。

送り出し団体: ウィガン入植者多目的協同組合(WSMPC)

ウィガン入植者多目的協同組合(WSMPC)は、ダム建設事業により多くの先住民コミュニティが離散した、フィリピン北部の地域にあります。彼らは農業開発のための融資を行うことで、地域の農民の事業の発展を支援しています。帰国後、リッキーは教育研修委員会に加わり、持続可能な農業チームの共同指揮をとる予定です。

男子寮・ゲストハウス

学生とボランティアは男女別の寮で暮らしています。共用の談話室やキッチン、シャワー、洗濯機があります。Wi-Fiは使用できません。

鶏舎

平飼いの鶏小屋と育雛舎があります。400羽以上の鶏を飼育し、年間80,000個以上の卵と約1トンの鶏肉を生産しています。

豚舎

学生は様々な養豚技術を実践的に学びます。発酵床タイプとコンクリート床タイプがあり、糞尿はバイオガスや肥料に利用されています。

山羊舎

山羊のミルク(年間200リットル以上)や肉は食用に、糞尿は肥料に利用しています。山羊は日中は放牧場でのびのびと過ごします。

森林

キャンパス周辺の森林では薪や木炭用に間伐を行い、農業に使う落葉等の有機資材を集めます。

2.5ヘクタールの農地で約100種類の野菜・作物を農薬や化学肥料を使わずに栽培しています。コミュニティが共に学びつつ自給自足の生活を続けるため、皆で畑を管理しています。

水田

キャンパス内外の水田で米の栽培を行っています。アイガモを使った除草や施肥など、有機稲作法の向上のためにさまざまな手法を研究しています。

ワークショップ

修繕やリサイクルのための施設で、機械、溶接、木工関係の道具、材料が置いてあります。

ミキシングルーム(飼料配合舎)

手作業や機械を用いて家畜用の飼料を作っています。品質と持続可能性を高めるために日々奮闘しています。

管理棟

管理棟1階には受付と事務室、2階に職員室、校長室があり、隣接してファームショップ(農業研修棟)があります。

ARIショップ

アジア学院の農産物や加工食品、書籍、卒業生の国の民芸品等を販売しています。

ファームショップ(農業研修棟)

学院の農作業の中心であり、教室や農具・農業資材置き場を備えています。作物の乾燥保管も行います。

オイコスチャペル

100年前の農家の古民家を改装した礼拝堂です。毎日の朝の集会はここで行われます。その他黙想や対話、ゴスペルクワイヤの練習等に使われ、コミュニティに開かれた空間です。オイコスとはギリシア語で「ホーム」を意味します。

マナハウス(食品加工棟)

クッキーやジャムなどの加工食品の調理と保存を行う施設です。一階は鶏の食肉処理施設になっています。

養魚池

食用および農用に魚を飼育しています。

クリスマス・ウィンターキャンペーン 2025
Christmas and Winter Donation Campaign