【学生紹介】リチャード(ウガンダ)

「私のモチベーションは、難民として自己発展のために共に生き、働くこと」

リチャードは、難民センターのプロジェクトマネージャーです。この団体では、南スーダン、コンゴ民主共和国、ルワンダ、ブルンジといった近隣の紛争国からの難民を受け入れており、難民の信仰、国籍、言語は多岐にわたっています。この難民センターは外部からの支援に欠け、物理的な資源も不十分。しかし、リチャードはセンターの住民への奉仕と愛に満ちた前向きな環境を維持しています。

リチャードは、難民センターにて、定期的にミルクを供給するための乳牛、ヤギやウサギの肉、養鶏による卵など、複数のプロジェクトや活動を管理しています。さらに、難民たちが尊厳と自尊心を築き、収入を向上させることができるよう、日々の労働にも携わっています。

リチャードは、現地のリーダーシップやさまざまなプロジェクトを管理するスキルを身につけることを目指し、さらに魚の養殖、豚舎、養鶏についても学びたいと考えてアジア学院で学びました。

派遣団体:聖パトリック総合開発センター(SPACID)    

SPACIDは難民の有機農業技術の育成と訓練を使命に活動している難民センター。リチャードが働いているキアンワリ再定住地キクベ地区では、40エーカーの土地に12万5千人以上の難民を受け入れています。

SPACIDは、アジア学院の研修を終えた後、リチャードが再定住難民とともに働き、彼らの自信を高め、持続可能な生活様式を作り上げることを願っています。