【学生紹介】オティム(ウガンダ)

「私のコミュニティでの一日は、健康、薪や炭の収集、料理、ガーデニング、動物の飼育、養鶏など、基本的なニーズを満たすことでいっぱいです。」

オティムは、孤児院で農業と保健のアシスタントを務めており、過去5年間、障害のある子どもたちを支援してきました。

オティムは、貧困、劣悪な健康状態、不安定な収入、教育の欠如に直面する戦後の農村コミュニティで育ち、今は農業補助員として働いています。仕事の大部分は豚や家畜の飼料を扱うことですが、看護師であるオティムは健康教育、緊急時の応急処置、植林再生や孤児院の支援などを通じても奉仕しています。地元の人々と直接関わることで、彼は地域社会の現在の問題やニーズ、要望を理解することができます。また、住民の伝染病予防接種も行っています。

彼は農業とリーダーシップのスキルをさらに身につけたいと考え、また、地域の資源を最大限に活用し、コミュニティの状況を改善する能力も身につけたい、と考えてアジア学院で学びました。

送り出し団体:聖ユダ孤児院

“支援を必要とするすべての子どもたちが平等に扱われ、精神的・社会的支援、健康管理、健全な教育、基本的なケアを受けることができる、愛情あふれる家庭を提供すること” これが聖ユダ孤児院の創立以来の使命です。この孤児院では、弱い立場にある子どもたちや障害を持つ子どもたちへの支援、教育の提供など、さまざまなプロジェクトを行っています。

オティムはこの孤児院で育ち、児童養護施設や地域社会に恩返しをしたいと考えています。アジア学院から帰国後は、児童養護施設の活動に積極的に参加し、子どもたちの励みとなるような模範となることを目標として掲げています。