
〒329-2703
栃木県那須塩原市
槻沢442-1
「私は人々と共に、仕事を準備、計画、実行したり、信仰生活に関する活動を率いたりするのが大好きです。」
ティ・ティ・ウィンはミャンマー、ザガイン管区の出身です。2014年にアジア学院を卒業して以来、自助グループの世話をする責任を担ってきました。2022年からは、地元のエコビレッジ農業学校で、地域開発指導員と技術支援員を兼任しています。この責任の下、彼女は青少年を中心に、コミュニティ開発コースの指導、研修の企画、組織化、モニタリング、財務記録と報告書の作成、小規模な調査研究、フォローアップ活動を行っています。
残念ながら、ティティの村はミャンマーの政治危機の影響を受けています。 彼女は、今こそ自分の知識を高める絶好の機会だと感じており、自身の安全と、有意義な目的のためにアジア学院に貢献したいと考えています。
2024年の研究科生として、彼女は、FEAST(給食、食育)部門と学生共同体部門、女子寮の責任者の仕事を担う予定です。ここで彼女は、食品の安全性、味、栄養価、利便性といった食品の品質について学ぶでしょう。
帰国後は、植物の栽培事業と、コミュニティにおける女性を中心とした事業を継続して行う予定です。ティティの夢は「持続可能な有機農業を通して、コミュニティの全ての女性、男性、子供たちが、満足のいく、幸せで健康的な生活様式を物理的、経済的に送ることができるようになること」です。
4月13日(土)、入学式が行われました。満開の桜の中、終始、集った皆さまの笑顔があふれる穏やかな式となりました。学生たちは昨日まで練習してきた日本語の自己紹介をみごとにやりとげました。お集まりいただいた皆さま、メッセージを寄せてくださった卒業生の皆さま、遠くから応援してくださった皆さまに心より感謝いたします。
今日は学生たちの入学式が行われる。
今週は西那須野運動公園で桜の木の下で交流を深めるコミュニティイベントを行い、学生を含む今年のメンバーを温かく迎えた。
活気あるディスカッションや経験の共有の中で、多様なバックグラウンドを持つ人々が集い、団結と協力の豊かな交わりが紡がれた。互いの文化的背景を理解し、人生のストーリーを分かち合うことを目的とした活動に参加することで、有意義な対話が生まれ、学生は地域社会に前向きな変化を起こす力を得る。
繊細な花びらがそよ風に舞う中、築かれた絆とこの先に待ち受ける機会に対する深い感謝の気持ちが場を満たした。このイベントは、多様性の美しさと価値観を共有することの強さを浮き彫りにし、コミュニティがもたらす変革の影響力を示す力強い証となった。
今日は学生たちの入学式。共に彼らが明るい未来を約束された実り多き研修となるようお祈りください。彼らが、私たちのコミュニティの協調の精神に触発され、成長と影響力の旅へと導かれますように。
今週、今年アジア学院で学ぶ農村リーダーたちの第一陣、15名がキャンパスに到着しました。
2月に2023年度研究科生の卒業式を終え、静かになっていたキャンパスですが、一気に活気が戻ってきました。
学生たちとボランティア、職員は今年コミュニティの輪をつくり、4月13日(土)に入学式を迎えます。
2024年度は海外からの学生20名、日本人学生1名、研究科生1名が農村指導者養成研修に臨みます。
校長荒川朋子が半年間地元紙下野新聞日曜論壇の執筆陣に加わっています。
初回は「外国人と共生する社会に」と題した論説を展開しましたが、今回の主題は「日本の食料自給率考える」でした。
食は命である。まずは自分の今日の食料自給率を計算してみてはどうだろう。
農林水産省のホームページに自給率計算が簡単にできるサイトがある。自分の命の保障を知ることで多くの発見があるはずだ。
— 下野新聞日曜論壇 2024年3月17日 「日本の食料自給率考える」アジア学院校長荒川朋子より抜粋
荒川は日本の食料自給率について考え、食は命であると語ります。
アジア学院の農と食につながる営みは「フードライフ」と呼ばれます。「フード」と「ライフ」は切り離せないとの思いからです。
アジア学院は「食料主権」について考えます。私たちが考える食料主権とは、自分たちの口に入れる食料について、何をつくり、何を食べ、どう生活をするかを、自分たち自身で決める権利です。
学生達は、自給自足の実践と研修プログラムを通じて「食料主権の重要性」について学びます。農場や畜舎等から排出される資源を無駄なく有効活用する「実践知」を積み、学生達は自国の農村で応用できるノウハウを学びます。ひとりではできない事を、人と共に働いて達成する、すなわち、人に必要とされながら、お腹を満たし、人間の尊厳を育み、やがて互いの尊重が平和をもたらす。
こうして「フードライフ」の実践を通じて、「土からの平和」が学生たちに浸透していきます。
自然の中で循環するいのちとその多様性を大切にし、健康な食べものを作り、料理し、分かち合い、その恵みに日々感謝します。神、人、自然を愛しつつ、共に汗を流しながら土を耕し、食料主権、気候正義、災害に強い農業など、食料自給の実践を通してともに学び合っていきます。
詳細は記事にて。下野新聞購読の方は次回もお楽しみに。
本日より半年間アジア学院校長荒川朋子が地元紙下野新聞日曜論壇の執筆陣に加わります。
初回は「外国人と共生する社会に」と題した論説。「ガイジン」としてではなくその人の目を見てあいさつすることから対等な人間として向き合いを語りました。
詳細は記事にて。栃木県内在住の方は次回もお楽しみに。
下野新聞は毎週日曜日「総合・論説面」に「日曜論壇」を掲載しています。2月から半年間の執筆陣にアジア学院校長荒川朋子が加わります。
初回は2月11日(日)。
アジア学院で培った視点から論壇を展開します。
荒川は本年度アジア学院についての本も著しました。
アジア学院アジア農村指導者養成専門学校校長 荒川朋子著
『共に生きる「知」を求めて ー アジア学院の窓から』
アジア学院にご注文いただきますと、3月までは下記の特別価格でお求めいただけます。
ご希望の方はアジア学院にご連絡ください。
0287-36-3111
定価1,200円(税別)のところ、2023年度に限り
50周年記念価格1冊1,000円(税込み・送料別)
荒川朋子略歴
群馬県高崎市出身。
国際基督教大学教養学部卒、ミシガン州立大大学院修士課程修了。
中学、高校教諭を経て1995年アジア学院アジア農村指導者養成専門学校職員。
2015年から同校校長。アジア・アフリカなど開発途上国の農村指導者養成に携わる。
那須塩原市在住。
託してください、皆様の「希望の種」を。
2023年度のアジア学院の学生たちは12月9日(土)に卒業式を迎え、それぞれが夢を胸に、母国へと帰っていきました。皆様のご支援は「希望の種」となり、各国の農村地域に卒業生と共に運ばれ、大勢の人々の希望となります。
クリスマスが近づくこの季節に、皆様の「希望の種」を、アジア学院の熱意溢れる学生たちに託していただけませんか?
頂いた献金はアジア、アフリカなどの国々からアジア学院にやって来る学生の渡航費や授業料、さらに寮費、食費など月々の生活費など奨学金として用いさせていただきます。世界各地の草の根の農村開発指導者として働く人材を育てるアジア学院の働きに、皆さまからのご支援をお願い申し上げます。
個人でも、教会でも、学校でもご献金いただけます。
ご献金はクリスマス特別献金ページより:ari.ac.jp/christmas-donation
〒329-2703
栃木県那須塩原市
槻沢442-1