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📢お知らせ|ラジオ出演情報 アジア学院 常務理事 荒川朋子 が、TBSラジオ番組 「嶌信彦 人生百景」 に出演しました。

TBSラジオ番組 「嶌信彦 人生百景」 にアジア学院常務理事荒川朋子が出演

🎙 放送日時

  • 前編:2025年8月17日(日)21:30~22:00
  • 後編:2025年8月24日(日)21:30~22:00

放送後7日間はRadikoでもお聞きいただけます:https://radiko.jp/r_seasons/10002464

📻 番組URL:https://www.tbsradio.jp/articles/98893/

国際協力、農村リーダー育成、そしてアジア学院の歩みについて、荒川が語ります。
ぜひお聴きください。

「食べものからの平和」寄付キャンペーン特別企画「Food is … わたしにとって食べものとは?」サポーターメッセージ(2) DUARI(同志社アジア学院)メンバー谷口諒祐さん

「Peace from Food – 食べものからの平和」寄付キャンペーン
2025年8月1日(金)~9月20日(土)
▶ キャンペーンサイト:ari.ac.jp/donate/peace2025

8月中は毎日、InstagramやFacebookのストーリーで「わたしにとって食べものとは?」をテーマに、コミュニティメンバーやサポーターの声をお届けします。
これまでのストーリーはInstagramのハイライトからもご覧いただけます。

さらに週に1度、特別企画として、アジア学院を応援してくださるサポーターの方々からもメッセージをいただきます。

第2回は、同志社大学国際居住研究会内の「DUARI(同志社アジア学院)」メンバーの谷口諒祐さんの「Food is …」メッセージをご紹介します。また、DUARIメンバーの他の皆さんが考えてくださった「Food is…」もご覧ください。

「Food is … Choice」
何を食べるのか。どこで食べるのか。誰と食べるのか。
日々の選択が今の自分を形づくっている。

DUARI(同志社アジア学院)とは?
京都にある同志社大学のサークルである国際居住研究会のプロジェクトの1つとして活動しています。
モットーとして、「アジア学院と共に生きる take &give」を掲げており、ARIの広報活動や春と夏の年に2回のワーク派遣、京都で集まってARIについて知る機会を設けるなどの活動をしています。

中間発表会

アジア学院では、学生たちによる中間発表会が3日間にわたって開催されました。

今回のテーマは、「これまでの学びの中で、最も大きな学びは何か」。

入学から約5か月。農業や共同生活、講義や現場での実践を通して、学生一人ひとりが何を感じ、何を学んできたのか。それぞれの言葉で語られた発表からは、知識やスキルだけではない、文化の違いや自分自身の葛藤と成長がにじみ出ていました。

発表内容は、学生の出身国やこれまでの人生経験にも大きく影響されており、多様な価値観や視点が反映されていました。

聞き手である私たちも、多くの気づきや学びを得る貴重な時間となりました。

後半の生活・学びに向けて、それぞれがどのように自分の学びを深めていくのか、ますます楽しみです。

「食べものからの平和」卒業生の食卓から ④

森への回帰

フェニーと賢吾が、アジア学院での研修を終えようとしていた2012年、フェニーの故郷であるインドネシア・北スマトラの熱帯地域でフードフォレストを作ろうという計画は、まだ存在していなかった。

2人は両方ともアジア学院の卒業生(2005年と2012年)で、2012年にフェニーが研究科生をしていた時に知り合った。
日本生まれの賢吾はインドネシアに行ったことがなく、「フードフォレスト」という言葉も2人にとっては馴染みのないものだった。アジア学院で有機農業の基礎を学んだ賢吾は、健全な生態系を維持し、自然を破壊せずに農業を営むという原則を持つパーマカルチャーに特に心を惹かれていた。しかしこの知識を、慣れない土地と気候において実践するのは大きな挑戦だった。2人はアジア学院での研修が終了してまもなく日本で結婚し、その後インドネシアに定住した。そこで彼らは、フードフォレストの概念についてより深く学び始めたのだった。

フェニーと賢吾は、2015年に最初の土地を購入したが、その時点ではフードフォレストは始めていなかった。その代わり、彼らは生計を立てるためにコーヒーを栽培することを計画した。2人はアジア学院で学んだことを生かし、窒素を固定する樹木を植えて土壌を肥沃にした。それから1年後、賢吾は自分のアジア学院後の栽培計画に違和感を覚えた。彼は自分の土地を見渡し、コーヒー豆しかないことに気づいた。たった1つの作物しかないその状況を目の当たりにして、彼は農場を広げなければならないと痛感した。これが、彼らのフードフォレストの話の幕開けである。

自分たちが生きるために始めた個人的なプロジェクトだったが、今では目的の半分が達成され、フェニーと賢吾は50%以上を自給自足している。2人は市場で野菜を買わない。その代わり、森で必要なものを収穫し、残りは売る。さまざまな種類の果物も育てている。グアバ、ジャックフルーツ、アボカド、桑の実などなど。森を育てて10年が経つが、すべてが十分に成長したわけではない。このようなプロジェクトには時間と膨大な忍耐が必要であることを2人は思い起こさせてくれる。
フードフォレストの開発を10年以上続けてきた今、彼らは自分たちの苦労をコミュニティに自慢できるのを誇りに思っている。隣人たちは自分たちで米や野菜を栽培しているが、彼らの畑では自給自足ができない。基本的な食料は市場に買いに行く必要がある。フェニーと賢吾は、自分たちのフードフォレストを案内することで、他者にも自立を促している。
昨年にはアジア学院北米後援会(AFARI)から助成金を受け、北スマトラの50名の地元農民を彼らのフードフォレストに招待し、自分たちの事業を始めるやり方を教えることができた。今では、コミュニティでフードフォレストを育てているのは彼らだけではなくなり、多くの農民が自給自足を目指した、それぞれの旅へと乗り出している。
彼らが他者に与えるアドバイスはシンプルだが力強い。「結果が出るまでには時間がかかるし、最初はあなたを疑う人も出てくるでしょう。でも、希望を捨てないで。」

「食べものからの平和」というテーマの解釈について尋ねると賢吾は、このフレーズに反映されている平和は、地球の資源を大切に思うことから始まり、「自然との平和な関係を持つことによって、私たちは長く続く豊かさのシステムを構築し始めることができる。」と主張した。フェニーも、このテーマは自分にとって個人的なものであると、すかさず自分の意見を付け加えた。自分で育てた野菜や果物を収穫し、それを食卓に並べることで、彼女は人々に栄養を与えることに基づく、思いやりと絆を感じている。そして、「心のうちに平安を見出す」という。



文・マリエル・ランダール(ウェルズリー大学 インターン生)
写真・石田 賢吾(2012年度卒業生)


シリーズ記事はこちら

【「食べものからの平和」卒業生の食卓から ① — 序章】

【「食べものからの平和」卒業生の食卓から ② 】

【「食べものからの平和」卒業生の食卓から ③ 】

【「食べものからの平和」卒業生の食卓から ④ 】← 今ここ

【「食べものからの平和」卒業生の食卓から 番外編 】

【「食べものからの平和」卒業生の食卓から ⑤ 】

「Peace from Food – 食べものからの平和」寄付キャンペーン特別企画「Food is … わたしにとって食べものとは?」サポーターメッセージ(1) SCF主事野田沢さん

「Peace from Food – 食べものからの平和」寄付キャンペーン
2025年8月1日(金)よりスタート!
▶ キャンペーンサイト:ari.ac.jp/donate/peace2025

アジア学院では、8月1日より「Peace from Food – 食べものからの平和」寄付キャンペーンを実施しています。
8月中は毎日、InstagramやFacebookのストーリーで「わたしにとって食べものとは?」をテーマに、コミュニティメンバーやサポーターの声をお届けします。
これまでのストーリーはInstagramのハイライトからもご覧いただけます。

さらに週に1度、特別企画として、アジア学院を応援してくださるサポーターの方々からもメッセージをいただきます。

第1回は東京の学生団体 SCF(学生基督教友愛会) から。
キャンパスに来たことがある方は、那須セミナーハウスを運営し、アジア学院を長年支えている団体といえば、そのつながりの深さを感じていただけるかもしれません。

今回は、SCF主事・野田沢さんの「Food is …」メッセージをご紹介します。

「Food is … 安心・Relief」
かつて私は地震震災で被災し、食べることができなかった。
冬、レトルトのハンバーグを冷たいまま食べた。命のために。
温かい食事を最初に食べたとき、無意識に涙が出た。
温かい食事は、体と心に深い安心を与えてくれる。

SCF(学生基督教友愛会)とは?
SCFは、日本キリスト教団の学生センターで、アジア学院に隣接する那須セミナーハウスを運営しています。長年にわたり、アジア学院とともに歩むパートナーです。

私たちは学生と共に平和の創造に取り組んでいますが、その根底にあるのは、
「食物を共に作り、共に分かち、互いを理解し、許し合い、まことの喜びと和解へ」
という価値観です。

アジア学院は、私たちにはできないアプローチで、これを実践してくれています。

春と夏のキャンプ、収穫感謝祭など、学生を幾度もARIに送り出し、その想いや歩みに出会う体験を大切にしてきました。
SCFは、「すべての生命との平和を創るARI」の東京支部のような存在になれればと願っています。

地元の高校生たちと共に「与一まつり」の与一踊りに参加しました

8月1日(金)、アジア学院の学生、ボランティア、スタッフが「与一まつり」で与一踊りに参加しました。昨年に引き続き大田原高校や大田原女子高校など、地域の高校生たちと一緒に、浴衣を着ての参加。国際色豊かな一団が、商店街を踊り歩き、沿道の皆さんからあたたかい声援をいただきました。高校生たちが踊りや浴衣の着こなしを丁寧に教えてくれたおかげで、学生たちも安心して日本文化を体験することができました。国や言葉が違っても、一緒に踊りを楽しむことで心が通い合う──そんな素敵なひとときとなりました。交流してくださった高校生の皆さん、応援してくださった地域の皆さま、本当にありがとうございました!

夏の寄付キャンペーン「Peace from Food ― 食べものからの平和」が始まりました!

 アジア学院では、本日8月1日から9月20日まで、「Peace from Food ― 食べものからの平和」と題した、夏の寄付キャンペーンを行います。

「作れば作るほど、人も土も豊かになる(髙見敏弘)」
そんな食べものづくり、コミュニティづくりを進める人は、平和を生み出すことができると、アジア学院は信じています。
皆さまのサポートをよろしくお願い申し上げます。

特設寄付サイトはこちら:https://ari.ac.jp/donate/peace2025

「食べものからの平和」卒業生の食卓から ③

土からの癒し

皆さんは、難民になるというのがどういうことか、考えたことがあるだろうか?

驚いたことに、それは退屈でしかないのだそうだ。私は、アジア学院のスリランカの卒業生たちからこのことを教わった。彼らは内戦中に家を追われ、しばらくの間難民キャンプで暮らしていた。
朝食時、彼らは食べものを求めて列に並んだ。夕飯時にも列に並んだ。あとはただ座っていた。仕事もない。テレビもラジオもない。何もない。本当に何もすることがなかったのだ。そんな日々が延々と続いた。

もちろん、最初からそうだったわけではない。最初は生命の危機にさらされる中、恐怖とパニックに襲われ、わずかなものを手にして逃げるしかなかった。2004年のコンゴ民主共和国の卒業生ジーン・ピエールは、突然、反政府勢力が自分の村に侵入し、銃やナイフで人々を殺しはじめたと語った。彼と彼の家族は、森の中へ全力疾走した。

数時間後、事態が静まったので、彼らは村に戻った。村は荒らされ、多くの人が殺されていた。遺体の中に、赤ん坊を背負った女性がいた。彼女はすでに亡くなっていたが、赤ん坊は生きていたので、彼はその赤ん坊を抱き上げた。
そして、家族や近所の人たちと一緒に東に向かって歩き始めた。翌朝、彼らはウガンダとの国境に到着した。

幸い、彼らは赤十字に出迎えられ、キャングワリ難民居住区に移動し、そこで治療を受け、非常食と物資を支給された。そして、あの待つ時間がやってきた。スリランカの卒業生たちが言ったように、ただ座っているしかなかった。そして、体はじっとしていても、気持ちは高ぶり、今しがた起こったことの恐怖が押し寄せてくる。
他の友人や家族はどこに行ったのか?自分の村はどうなったのか?自分の家は?自分はいつまでここにいるのだろう?これからどうすれば良いのだろうか?
心配と不安が彼らを蝕み、生気を奪っていく。彼らは無力で、周囲のなすがままにされているように感じる。

だから、キジト神父は人々に鍬と種を与える。キャングワリは、あなたが想像するような、何千人もの人々がテントで暮らす難民キャンプではない。広大な面積を持つ居住区である。人々は簡素な家に住み、農地を提供されている。現在、コンゴ民主共和国と南スーダンからの難民を中心に13万人以上が暮らしている。何年もそこに住んでいる人もいるし、目にする子どもたちの多くはそこで生まれた。

キジト神父はカトリックの司祭であり、2000年のアジア学院の卒業生だ。彼は難民のために何かしたいと考え、入植地のすぐ外、多くの人道支援機関が活動する地域で、聖パトリック総合開発センター(SPACID)という組織を立ち上げた。キジト神父が難民に種と鍬を与えるとき、それは農作業以上の意味を持つ。それは癒しの出発点なのだ。鍬を手にし、土を掘り起こす。こうした慣れ親しんだ身体の動作によって、徐々に心がおだやかになっていく。土を耕すことで、近い将来に食物が手に入るという保証が、難民たちに自らの手で運命を切り開いているのだというささやかな気持ちを芽生えさせ、希望と心の平安を与えるのだ。

2023年にアジア学院に来たリチャードもSPACIDで働いており、農場の管理をする傍ら、難民たちの研修や支援を行っている。
近年、彼は教会の青年チームと共に、アメリカミズアブを育てるプロジェクトを行っている。わざわざアブを育てるというのは奇妙に聞こえるかもしれないが、この幼虫は魚や豚、家禽類のえさになる。難民たちにとっては大助かりなのだ。

家禽類といえば、SPACIDの大規模な家禽飼育場についてもお話ししたい。ここでは、地鶏、アヒル、ホロホロ鳥、ガチョウ、七面鳥など、さまざまな種類の鳥を飼育している。
キジト神父は来たばかりの難民たちを連れてきて、この飼育場を見せるのが好きだ。鳥たちはみんな種類が違うけれど、共に平和に暮らすだけでなく、お互いの卵も温め合っていることを教え、「あなたたちも異なる国や民族、言語や習慣を持っている。だけど、私たちもこの鳥たちから教わって、互いに助け合わないといけない。共に働き、互いを思いやることで、私たちは豊かに生きていくことができるのだ。」と話す。そして彼は、アジア学院のモットーである「共に生きるために」が書かれた入口の扉を指差すのだった。

ジーン・ピエールが助けた赤ん坊はどうなったのか。
彼女は約1ヵ月後に父親と再会し、「神と共に」を意味するウウィマナと名付けられた。


文・スティーブン・カッティング(アジア学院 卒業生アウトリーチ・コーディネーター)
写真・スティーブン・カッティング、リチャード・トゥムウェシゲ (2023年度 卒業生)
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【「食べものからの平和」卒業生の食卓から ① — 序章】

【「食べものからの平和」卒業生の食卓から ② 】

【「食べものからの平和」卒業生の食卓から ③ 】← 今ここ

【「食べものからの平和」卒業生の食卓から ④ 】

【「食べものからの平和」卒業生の食卓から 番外編 】

【「食べものからの平和」卒業生の食卓から ⑤ 】

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