
〒329-2703
栃木県那須塩原市
槻沢442-1
“今日の校長“
明後日8月22日(木)、群馬県前橋市で「前橋友の会」企画の講演会で話をさせていただきます。講演題は「土からの平和」。一般の方もご参加できるということなので、お近くの方はぜひご参加ください!
全国友の会は、1930年、羽仁もとこ創刊の雑誌「婦人之友」の愛読者から生まれた団体です。「婦人之友」を通じて互いの友情を育み、互いの能力を生かして成長したいと願い、現在会員数13,500人、国内に173、海外にも8つの会を持ちます。
アジア学院と多くの価値観を共有し、長くアジア学院をご支援いただいています。私も全国の友の会で講演をさせていただいています。
”今日の校長”
2021年に朝日新聞大田原市局に赴任して以来、アジア学院に関する記事をたくさん書いてくださった小野智美記者が9月から東京の本社に異動されることになりました。単なる行事の紹介記事に留まらず、放射能問題、有機農業、サーバントリーダーシップなどアジア学院の本質に迫るテーマの数々を取り上げ、多くの学院スタッフへのインタビューや授業参加までして取材をしてくださいました。特に昨年『ひと』の欄に私のことを書いてくださり、多くの方から反響をいただいたことを心から感謝しています。
アジア学院の農産物の大ファンでもあった小野さん、ぜひまた来てくださいね!
“今日の校長”
オンライン(WEB型)とオフライン(対面型)のハイブリッド形式の市民講座『新時代アジアピースアカデミー(NPA)』にアジア学院副校長の大栁由紀子さんが8月13日(火)に登場します。一講座だけの申し込みも可能ですので(有料2,000円)、ぜひご参加ください。申し込みフォームはプロフィルリンクまでお願いいたします。
*申し込みをすれば、開催日が過ぎてもアーカイブ視聴が可能です。
【開催概要】
開催日:2024年8月13日(火)19:00-21:00
講師:大柳由紀子(学校法人アジア学院副校長)
概要:アジア学院の設立の目的と経緯、現在の活動(農村指導者研修とオープンラーニング)、卒業生の活動を通して、本当に必要とされる持続可能な社会の実現を考えていきます。
あなたは社会正義をどう定義しますか?私たちは「世界の人がひとりの例外もなく、分かち合う喜びを感じながら豊かな食卓につくことができること」と考えています。では豊かな食卓とは何でしょうか?一人の例外もなく、とはどのように実現していけるのでしょうか?
“今日の校長”
数年前からジェンダーの授業でも力を入れてきたMHM(Menstruation Hygiene Management:月経衛生管理)のワークショップが、アジア学院コミュニティーの全員を対象に開かれた。
MHM(月経衛生管理)とは生理を経験する人が「月経期間中、安全で衛生的に過ごすこと」を目指し、特に途上国途上国では、生理にまつわる偏見や迷信、知識不足などが月経中の人の日常生活や権利を制限を制限していることから、近年その啓蒙活動や教育が世界的に盛んになっている。
今年は学生とボランティアたちが中心になって構成を考え、男性も積極的にプレゼンを行い、どうしたら考え方を変えることができるか、どうしたらこの問題で困っている人を支えることができるかなどについて、とてもオープンでポジティブな話し合いがなされた。
私は、日本でこれほど先進的なMHMのワークショップが他にあるだろうかと思いながら、皆の多様な声に聞き入った。
9月には皆で手作り生理用ナプキンに挑戦する。
“今日の校長”
8月4日(日)に日本基督教団代田教会(東京世田谷区)の平和聖日礼拝で説教をさせていただきます。また午後(13:30-)の「平和の集会」でも引き続き講演をいたします。アジア学院の物品販売もいたします。お近くの方はぜひご参加ください!
“今日の校長”
卒業生2名が所属するハイチ共和国のKFP(住民家族共同体)を支援する日本のNGO「ハイチの会」のニュースレターが届いた。
日本で報道されることはほとんどないが、ハイチは3年前に大統領が暗殺されてから治安が急激に悪化、今年初めには社会、政治、経済、安全保障などすべてにおいてこれまでにないほどの混乱に陥ったと言われている。
特に首都は武装ギャングが首都の8割を支配し、無法地帯と化して犯罪が横行していたが、6月に入って治安は少しだけ改善したとも言われている。
代表の中野瑛子さんの言葉。「時間が掛かってもハイチ人自らでこの間違ったハイチ社会を正して、未来を切り開いていかなければならないのです。私たちがハイチの人々と共に出来ることは只々「農業で今日のいのちを守り、教育で明日のハイチを育てる」支援だと改めて思います。」
ハイチの会HP https://haitinokai.wixsite.com/-site
“今日の校長”
ICU和解フォーラムメンバーの合宿が7/15-17の予定でアジア学院で開催中。今年で3回目になる合宿にはこれまでで最多の19人が参加。
このグループは、ウィリアムズ郁子さんを中心にコロナ下のオンライン読書会から始まった和解について学び考える会。ICUの学生、教師、職員、卒業生が不定期に集い、やがて読書会に加え、ICUキャンパス内での講演会、合宿、「北東アジア キリスト者和解フォーラム」への参加など活動範囲を広げ仲間を増やしている。私も末席に加えさせてもらっている。
いつかICUの中に和解にフォーカスした機関が創設されることを夢見ているが、私も卒業生として同じ夢を共有している。
“今日の校長”
6月末、アジア学院の誇るべき卒業生、バムルン・カヨタ氏が亡くなった。享年73歳。1989年卒のタイの卒業生で、タイ農民の権利のために闘ったレジェンド的存在だ。
「東北タイの農民であり、農民運動の輝けるリーダーとして全国の運動を率いた。国会議員にという声もあったが、2000年代に入り、土地と家と家族がいる故郷に止まり、農業をしながら地域の人々に推されて末端行政機構の首長をつとめた。」(大野和興氏)
「アジア農民交流センター」の招きで来日する度にアジア学院に寄ってくれた。全国的な農民運動を率いたとは思えない小さな体と子供のような笑顔を携えて。
彼の意思を継ぐ姪のジャンバンさんもアジア学院の卒業生だ。ジャンバン、頑張れ!
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