
〒329-2703
栃木県那須塩原市
槻沢442-1
“今日の校長”
卒業生2名が所属するハイチ共和国のKFP(住民家族共同体)を支援する日本のNGO「ハイチの会」のニュースレターが届いた。
日本で報道されることはほとんどないが、ハイチは3年前に大統領が暗殺されてから治安が急激に悪化、今年初めには社会、政治、経済、安全保障などすべてにおいてこれまでにないほどの混乱に陥ったと言われている。
特に首都は武装ギャングが首都の8割を支配し、無法地帯と化して犯罪が横行していたが、6月に入って治安は少しだけ改善したとも言われている。
代表の中野瑛子さんの言葉。「時間が掛かってもハイチ人自らでこの間違ったハイチ社会を正して、未来を切り開いていかなければならないのです。私たちがハイチの人々と共に出来ることは只々「農業で今日のいのちを守り、教育で明日のハイチを育てる」支援だと改めて思います。」
ハイチの会HP https://haitinokai.wixsite.com/-site
“今日の校長”
ICU和解フォーラムメンバーの合宿が7/15-17の予定でアジア学院で開催中。今年で3回目になる合宿にはこれまでで最多の19人が参加。
このグループは、ウィリアムズ郁子さんを中心にコロナ下のオンライン読書会から始まった和解について学び考える会。ICUの学生、教師、職員、卒業生が不定期に集い、やがて読書会に加え、ICUキャンパス内での講演会、合宿、「北東アジア キリスト者和解フォーラム」への参加など活動範囲を広げ仲間を増やしている。私も末席に加えさせてもらっている。
いつかICUの中に和解にフォーカスした機関が創設されることを夢見ているが、私も卒業生として同じ夢を共有している。
“今日の校長”
6月末、アジア学院の誇るべき卒業生、バムルン・カヨタ氏が亡くなった。享年73歳。1989年卒のタイの卒業生で、タイ農民の権利のために闘ったレジェンド的存在だ。
「東北タイの農民であり、農民運動の輝けるリーダーとして全国の運動を率いた。国会議員にという声もあったが、2000年代に入り、土地と家と家族がいる故郷に止まり、農業をしながら地域の人々に推されて末端行政機構の首長をつとめた。」(大野和興氏)
「アジア農民交流センター」の招きで来日する度にアジア学院に寄ってくれた。全国的な農民運動を率いたとは思えない小さな体と子供のような笑顔を携えて。
彼の意思を継ぐ姪のジャンバンさんもアジア学院の卒業生だ。ジャンバン、頑張れ!
“今日の校長”
聖公会のUSPG(United Society Partners in the Gospel) が主催する世界の若き教会リーダーのためのプログラムが、アジア学院と協働でアジア学院で実施されています。(7/3~7/20)
イギリス、ブラジル、バングラデシュ、パプアニューギニア、日本の20代の若者たちがアジア学院の学生たちとともにリーダーシップ研修に臨んでいます。残念ながら、ガーナとパキスタンからの参加者はビザがおりず、またパレスチナからの参加者は到着3日目にスポーツ中に負傷し、帰国を余儀なくされました。全員が参加できていれば、さらにダイナミックな研修になったことでしょう!
“今日の校長”
コロナ禍前から企画していたICU生向けスタディーキャンプ。昨年は実施中に参加者がコロナに見舞われ、途中で中止に。今年14人を迎えてやっと実施にこぎつけた。みんな素敵な学生です。そして全員女性。素晴らしい!7/2〜7/6
1994年より2000年までアジア学院校長、理事(1994年~2008年)を務めて下さった植田仁太郎師(ペテロ植田仁太郎主教)が4月8日(月)に逝去されました。享年83歳でした。
「植田仁太郎先生は、私がアジア学院に職員として入って、最初の校長先生でした。国際経験が大変豊富で、英語を流ちょうに操り、アジア、アフリカの教会事情に大変精通しておられたので、学生たちとそれぞれの国のことを楽しそうに歓談する姿が記憶に残っています。
音楽もお好きでピアノを大変上手にお弾きになりました。朝の集会では自ら讃美歌の伴奏を買って出てくださったこともよくありました。難しい曲でもさっと弾いてしまわれるので、驚きました。
ドライブもお好きで、おひとりでご自分の愛車で成田空港までの学生を迎えにひょっと出てしまわれこともありました。
小さなお姿ながら、貫禄があり、お話しはわかりやすく、曇りがなく、いつも明快でした。校長として、誰にでもわかりやすく、明快に話すことの大切さは、植田先生に教えていただいたような気がいたします。」(荒川校長談)
植田仁太郎氏の天国での永遠の安らぎを祈り、またご遺族に主の慰めのあることをお祈り致します。
以下、日本聖公会東京教区より
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「主教ペテロ植田仁太郎師 逝去者金連礼拝のお知らせ」
日本聖公会東京教区主教
主教 フランシスコ・ザビエル高橋宏幸
去る4月8日(月)に逝去されました、元日本聖公会東京教区主教ペテロ植田仁太郎師の生前の教区主教としての献身、諸施設、諸機関での多くのお働き、賜りましたご指導、お支えへの感謝を込めまして、日本聖公会東京教区としまして、逝去記念礼拝をお捧げすることと致しました。
- 記 -
日時:2024年7月20日(土)
場所:聖アンデレ主教座聖堂(東京都港区芝公園3-6-18)
皆様のご参列、ご加祷を賜りたく、謹んでご案内申し上げます。
なお、ご遺族よりお花料等のご厚意について、ご辞退の意向を承っております。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
“今日の校長”
昨日6月30日の下野新聞朝刊の日曜論壇に掲載されました。
「女性の転出 正直な声は」と題して、地方からの転出に歯止めがかからない若年女性の実情について触れました。
“今日の校長”
全国友の会国際交流の会主催のイベント
「高見信子さんのお話を聞く会」13:00-15:00
アジア学院のオイコスチャペルからオンライン生配信。オンラインで約280名が参加!!
高見信子さんはアジア学院創設者故高見敏弘先生夫人で自由学園女子中等部の卒業生
高見信子さんの生い立ち、高見先生との出会い、アジア学院での生活..大変興味深いお話でした!
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