“今日の校長”
旧日本軍により英兵捕虜となった人たちやその家族と日本人の和解に尽力してきた英国在住の恵子ホームズさんをお迎えして、彼女の30年に亘る和解の旅路についての話を聞きました。恵子さんの来校は今年が3回目ですが、戦争によって固く閉ざされた多くの人の心が、神様と共に歩む恵子さんの歩み寄りによって癒され、憎悪や憎しみから解き放たれて、人生が大きく変わっていくという証(あかし)は、何度聞いても、奇跡は起こるという希望を私たちに示してくれます。
恵子さんの活動は英兵捕虜に関係する人々だけに留まらず、インド、シンガポール、インドネシア、フィリピンなど、旧日本軍の侵攻や支配によって影響を受けたアジアの多地域に及んでいます。アジア学院にはそういった地域からの学生が多いので、恵子さんの話の最後にはいつも、そのアジア地域の人々に対する心からの「謝罪」の時が持たれます。今年も私を含む日本人のメンバーが心からの謝罪の気持を示すことができたことに感謝をしています。恵子さんは、毎年秋に3ヶ月ほど日本で証をするツアーを行っています。関心のある方は次の連絡先にお問い合わせください。アガペワールド日本事務局
藤田宏二郎(フジタ コウジロウ)agapeworldjapan@yahoo.co.jp TEL: 080-5016-4687