【学生紹介】ヴィクトリア(ガーナ)

2024年度学生 (ガーナ)

「全ての女性はやがて花を咲かせる、素晴らしい種を持っており、教育やエンパワメント、平等な機会を与え、それを育てるのが私達の務めです。」

これは、EDYMにおける、彼女の女性主導プロジェクト代表という役割を定義する際、ヴィクトリアが語った言葉です。
 ヴィクトリアはガーナの出身で、情熱的に女性の権利を支持しています。ホにある彼女のコミュニティは活気にあふれたヴォルタ地方に位置し、深い農業の歴史を持ち、人々は昔から農業で生計を立ててきました。彼女はそこで、地域主体型開発協力に積極的に携わっており、特に教育、経済的機会、指導的役割を通じた女性の権利・能力の向上に力を入れています。農業学校における研修とEDYMでの3年間のボランティア活動で培った農業技術を生かし、団結性と協調性を高めるために尽力している彼女の献身的な姿勢には定評があります。ヴィクトリアの仕事は、コミュニティの人々と関わり、信頼を築き、男女平等で持続可能な開発を促進するプロジェクトを実施することです。
 アジア学院では、持続可能な農業、コミュニティ開発、男女平等に関する知識を深めることを目指しています。これらの専門知識を生かして、現在進行中のプロジェクトを強化し、更なる主体性を持ち、女性に力を与え、生計を向上させ、故郷に戻った後のコミュニティにおける包括的な成長を促進したいと考えています。
送り出し団体:環境開発ユース・ムーブメント(EDYM)
 環境開発ユース・ムーブメント(EDYM)は、地域に深く根ざして、差し迫った課題に取り組み、成長の機会を逃さぬよう、地元のコミュニティと緊密に連携しています。持続可能な農業や男女平等、地域開発に焦点を当て、個々人、地域全体の向上のために尽力しています。また、包括的な関与と革新的な取り組みを通して、全ての人にとってより明るく、より強靭な未来を創造するため、たゆまぬ努力を続けています。ヴィクトリアが帰国したら、持続可能な農業に関するプログラムを指導・実行し、その影響力を広げることで、これらの活動においてより大きな役割を果たすことを期待しています。