今年も皆さまのお支えのうちに無事27名の学生が農村指導者研修プログラムを終え、地域に貢献する新たな農村リーダーとして世界に羽ばたこうとしています。
開発途上国の農村で働く団体や個人には、日本に渡航して学ぶための経済的な余裕がないことがほとんどであり、 皆さまのご支援なくして、学生たちの研修が達成することはできませんでした。あらためて、今年度の研修のためにご支援を賜りました全ての方に、心より感謝申し上げます。
研修を終えた学生たちは、いわば、世界の辺境にある農村コミュニティに贈る、アジア学院からのクリスマスギフトです。
彼ら/彼女らを通してコミュニティにもたらされるものは、お金や物ではありません。一人一人がカルチャーショックを超え、自分自身や自分のコミュニティを見つめ直す中で得た、柔軟性や、互いの弱さや相違を認め、尊重する心であり、額に汗して実践した技術や経験なのです。
例えば、今年の学生の一人は、内戦の只中にあるミャンマーから来ました。彼女は、アジア学院で学んだ「必要なものは周りにある」という考えとともに、 有機農業を広め、外からの支援だけでなく自分の力で何かを成し遂げることができるように、人々を励ましていきたい、と語っています。
私たちはこのように、国際支援が入りづらい地域で活動する、草の根の人材を育てることで、その背景にいる1,000人を力づけ、人々の暮らしを改善したいと願っています。平和を願うクリスマス、私たちに次のリーダーたちへの想いを託していただけませんか?
なお、アジア学院へのご寄付は寄付控除の対象となります。詳細は、特設ページをご覧ください。
https://ari.ac.jp/donate/winter2025
さらに期間中、Instagram、Facebookのストーリーでは「あなたがコミュニティに持ち帰りたい、希望の贈り物は?」と題し、27名の学生たちの想いを乗せたメッセージを毎日共有していきます。
また、1月17日にはサポーターの方々にアジア学院の活動や雰囲気をより深く知っていただき、交流を深めるためのイベント、フレンズデーも開催予定です。こちらもどうぞお楽しみに!


