検索

「食べものからの平和」ー 平和への思いを調理に込めて ③

「栄養のある食事は、心も体も満たしてくれる。」
 そう語るのは、アジア学院の卒業生であり、現在ボランティアとして活動しているデボラ。
彼女はこの言葉を、何度も丁寧に、そして力強く繰り返していました。

デボラにとって「食べること」は、ただ生きるための行為ではありません。それは、心の平和を育む大切な営みです。
彼女が描いた一枚の絵には、故郷インドネシアで育ったマンゴーやバナナ、ドラゴンフルーツなど、色とりどりの果物がいきいきと表現されています。

栄養が満ちること ――それは、体だけでなく心を育て、人と人とのつながりを生み出していく。
 そんな、シンプルだけれど本当に大切なことを、私たちはデボラから教わっているのです。



インタビュー、文・山中 この葉(アジア学院 ボランティア)


シリーズ記事はこちら

【「食べものからの平和」Cooking for Peace ①】

【「食べものからの平和」Cooking for Peace ②】

【「食べものからの平和」Cooking for Peace ③】 ← 今ここ

食べものからの平和キャンペーン
PEACE from FOOD Donation Campaign