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「食べものからの平和」ー 平和への思いを調理に込めて ②

かつて京都で料理人として働いていた増川 真子(ますかわ まこ)。
現在は、アジア学院でボランティアとして活動しています。

彼女はこう語ります。
「“美味しい”ものをみんなが食べられていたら、戦争なんて起きないと思う。」

料理の世界で働いていた頃、真子はいつも忙しく、時にはイライラしながら料理を作っていたといいます。
ふと立ち止まり、「自分が本当に望んでいた料理って、これだったのかな」と問いかけたとき、アジア学院に来ることを決意しました。

今は、ボランティアとして再び“料理”と向き合いながら、「 “美味しい”とは何か」という問いの答えを探し続けています。

今回、真子が描いた一枚の絵には、こんな想いが込められています。
美味しい食べ物が生まれるためには、きれいな空気、きれいな水、きれいな土が必要。

料理は、ただお腹を満たすだけのものではなく、つくる人の心や、その土地の環境、平和への願いが重なり合うもの。

そんな小さな想いが積み重なって、料理する手のひらから、やさしい平和が広がっていくようです。


インタビュー、文・山中 この葉(アジア学院 ボランティア)


シリーズ記事はこちら

【「食べものからの平和」Cooking for Peace ①】

【「食べものからの平和」Cooking for Peace ②】 ← 今ここ

【「食べものからの平和」Cooking for Peace ③】

【「食べものからの平和」Cooking for Peace ④】

食べものからの平和キャンペーン
PEACE from FOOD Donation Campaign