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名前とアイデンティティの話 ―西日本研修 大阪での学び
いよいよ、8月1日のクラウドファンディング開始まで、あと1週間ほどになりました!本日は、大阪での研修についてご紹介します。
大阪では、YMCA大阪のご協力のもと、学生たちが事前学習を行ったグループごとに分かれて、ホームレスの方々や大阪に移住した韓国や沖縄の方々の人権問題や被差別の歴史に向き合う時間を持ちます。
ある学生は、韓国名を名乗って生きる在日コリアンの方の話を聞き、こう言いました。
「僕は、(バングラデシュで多数派の)ベンガル人に、間違った名前の発音をされても、訂正することはなかった。でも、これからは、正しい呼び名を相手に伝えようと思った。」
教務課のスタッフもグループの仲間も、彼のこの言葉を聞いて、心から喜びました。
彼はバングラデシュの中でも少数民族の出身で、学院でも英語が苦手なこともあり、あまり意見を述べずに、いつも同国出身のベンガル人の同級生の隣で、控えめに人の好い笑顔を浮かべていることが多かったからです。
教務主任の阿部・チャタジー・マノシは大阪での研修の意義についてこう語ります。
「貧困や差別の問題に最前線で関わっている方や、当事者の方にお話を伺う機会はとても貴重です。先進国だと思われている日本にもこのような問題があると知り、学生たちは大変な衝撃を受けます。また、見学実習に共に加わる大阪の高校生たちが、しばしば、『このような問題を今まで知らなかった。』と話すのを聞き、いかにこれらの問題が表面化しにくいか、ということを実感します。これは、自分たちのコミュニティの人々に目を向けて、人々が抱える潜在的な問題を見出す大切さを気づかせ、自分たちの内側にあるバイアスを振り返る機会ともなるので、サーバントリーダーシップの良い学びにもなっています。」
■ 8月1日より、クラウドファンディングプラットフォーム「Syncable」にて、クラウドファンディングに挑戦します。
西日本研修実現のために、皆さまのお力を貸してください!
https://ari.ac.jp/campaign/update
■ 7月1日より、「サポートファンディングパートナー」を募集しています。
Syncableのプラットフォーム上で、当キャンペーンの「子キャンペーン」として、個人の応援ページを立ち上げ、ご自身の言葉で、ご友人、SNSのフォロワーへご寄付を呼びかけていただけませんでしょうか? ご興味を持ってくださった方は、アジア学院([email protected])までご連絡ください。




“荒川朋子 行く・出会う”:アジア学院が「第34回若月賞」を受賞!
7月10日・11日に長野県佐久市の佐久総合病院で開催された「第65回農村医学夏季大学講座」にて行われた若月賞授賞式に、私が学院代表として出席しました。表彰状と副賞をいただいたほか、受賞記念講演も行ってまいりました。
若月賞とは、「長野県の佐久総合病院で地域医療や農村医学の発展に尽力した医師・若月俊一氏(1910-2006)の功績を記念し、保健・医療・福祉の分野において、草の根的に真摯な活動を続け、多大な貢献を果たした個人や団体が顕彰される」賞です。
「農村医学とアジア学院?」と思われるかもしれません。しかし、農村に生きる人々の健康と福祉を守り、地域全体の幸福と平和へとつなげていくという点において、私たちが掲げる目標は完全に一致していると感じました。
若月氏は「農村は母」という言葉を残し、農村をいのちの源、またそれを育む場として慈しんでおられました。会場の農村保健教育ホールにも「農村住民とともにTogether with Rural People」という標語が掲げられています。
これら一連の理念に触れ、アジア学院が大切にしている多くの価値観がそこにあることを強く実感しました。


水俣で西日本研修の受け入れを担ってくださっている、「からたち」大澤 菜穂子さんの、サポーターの声をご紹介!
今週末は海の日ですね。皆さんは海というと、何を思い出しますか?
本日は、熊本県水俣市で、西日本研修の受け入れを担ってくださっている、「からたち」の大澤 菜穂子さんの、サポーターの声をご紹介します
大澤さんのご両親が始められた、「からたち」は、水俣病患者を助けて無農薬栽培の柑橘類を栽培・販売しています。
「水俣でアジア学院の受け入れを始めて40年以上が経ちました。高齢になった両親に代わり、今は娘の私が受け入れを引き継いでいます。アジア学院のみなさんに現地・水俣で学んでもらう時、その後ろにいる、さらに多くの人たちに水俣を伝えていることを感じます。とても価値ある時間だと思っています。アジア学院が水俣を訪れてくれる限り、これからも受け入れを続けたいと思っています。」
今年は、水俣病の公式確認から70年の節目の年に当たります。ぜひこの機会に皆さんも、水俣のことを学んでみてはいかがでしょうか。
■ 8月1日より、クラウドファンディングプラットフォーム「Syncable」にて、クラウドファンディングに挑戦します。
西日本研修実現のために、皆さまのお力を貸してください!
https://ari.ac.jp/campaign/update
■ 7月1日より、「サポートファンディングパートナー」を募集しています。
Syncableのプラットフォーム上で、当キャンペーンの「子キャンペーン」として、個人の応援ページを立ち上げ、ご自身の言葉で、ご友人、SNSのフォロワーへご寄付を呼びかけていただけませんでしょうか? ご興味を持ってくださった方は、アジア学院([email protected])までご連絡ください。



卒業生ドキュメンタリー Youtubeで!
アジア学院のパートナー団体である「KIBOアライアンス(旧・アジア学院北米後援会)」が、先日、学院の卒業生たちの活動を紹介する動画を初めて公開しました。
KIBOアライアンスは、アジア学院に対して毎年奨学金や組織的な支援を提供してくださっています。さらに、地域ごとの学習拠点を介して選ばれた卒業生への小規模助成金の支給や、「タール・フェローシップ」を通じた追加の助成金および専門能力開発の機会も提供しています。同団体のこうした活動は、「アジア学院での指導者研修」から始まり、「帰国後のプロジェクト実施」へと至る、農村開発の変革というサイクルを完結させるための大きな支えとなっています。

第1回 収穫感謝の日(HTC)ミーティング
アジア学院では毎年10月にHTC (Harvest Thanksgiving Celebration, 収穫感謝の日)を開催しており、今年は10月17日(土)、18日(日)となります。
このHTCは皆様と収穫の喜びを分かち合う日であるとともに、学生たちにとってはリーダーシップの学びのプロセスでもあります。
7月7日の第1回 HTCミーティングでは、オリエンテーションとして「HTCとは何か」を学んだあと、アクティビティとして「あなたにとって『お祝い』とは何かを描いてください」「HTCにむけて、あなたはどんな貢献ができますか?」「HTCに来てくれるゲストに、何を『持ち帰って』もらいたいですか?」などをグループに分かれて話し合いました。
これからテーマやコーディネーターを決め、少しずつ準備を進めていきます。
(副校長 / 教務補佐 大柳由紀子)




サポートファンディングパートナー、「同志社アジア学院プロジェクト」代表・後藤めいさんをご紹介!
いよいよ、夏の寄付キャンペーン「隣人とやさしく生きる」が始まりました!
本日は、「同志社アジア学院プロジェクト(duari)」の代表・後藤めいさんのコメントをご紹介します。
同志社アジア学院プロジェクト(duari)は、同志社大学の国際ボランティアサークル「国際居住研究会」から生まれたプロジェクトです。 アジア学院の価値観や活動に共感し、その活動を支え、社会へ広げていく役割を担っています。
後藤さんは、アジア学院に滞在するだけでなく、2026年2月にアジア学院が主催した、インドネシアの卒業生を訪ねるスタディツアーにも参加し、今回のクラウドファンディングの、サポートファンディングパートナー、第一号となってくださいました!
『私がアジア学院に赴いて彼らと過ごす中で、またインドネシアで卒業生の活躍を見る中で、いつも実感することがあります。それは、彼らは「コミュニティのために、地球の未来のために」学び、行動しているということです。
私は、アジア学院がこれまで大切にしてきた学びの質を、これからもずっと担保し続けてほしいと強く願っています。なぜなら、彼らが故郷に戻って社会に変化を生み出す可能性を、心から信じているからです。 資金不足を理由に、この貴重な研修が中止になったり縮小したりすることで、農村コミュニティリーダー達の可能性を閉ざすのは、もったいないことだと感じています。
京都にいる私たち学生の力は小さなものかもしれません。しかし、私たちがこのサポートファンディングを立ち上げることで、一人でも多くの人にアジア学院の存在を知ってもらい、世界中で奮闘するリーダーたちを支える仲間を増やしたいと思い、挑戦を決めました。』
■ 8月1日より、クラウドファンディングプラットフォーム「Syncable」にて、クラウドファンディングに挑戦します。
西日本研修実現のために、皆さまのお力を貸してください!
https://ari.ac.jp/campaign/update
■ 7月1日より、「サポートファンディングパートナー」を募集しています。
Syncableのプラットフォーム上で、当キャンペーンの「子キャンペーン」として、個人の応援ページを立ち上げ、ご自身の言葉で、ご友人、SNSのフォロワーへご寄付を呼びかけていただけませんでしょうか? ご興味を持ってくださった方は、アジア学院([email protected])までご連絡ください。

埼玉県 小川町での視察研修
先週、学生たちが小川町まで研修に出かけ、長年にわたりアジア学院を支えてくださっている三軒の有機農家を訪ねました。
小川町の有機農業の多くは、「自給」と「循環」を促すという強い哲学に基づいています。多くの学生が、廃棄物をバイオガスや液肥に変え、畑に還元して土壌の健康を高めるという、一連のつながりに感銘を受けていました。
また、畑における「バンガープランツ(天敵温存植物)」や「リビングマルチ」の活用、田んぼにおけるカブトエビの働きなど、生物多様性豊かな圃場を育むための中核的な手法も学びました。
農場でのSVO(廃食用油)による燃料の自給から、使い捨てプラスチックマルチの削減に至るまで、学生からは「自分の地域でも試してみたいと思える、実生活に即した貴重な事例をたくさん得ることができた。」という声が寄せられました。
1996年卒業生の金子宗郎さんの「有機農業は地域コミュニティを育む」という言葉が、学生たちが活動していくうえで、その心に留まり続けてくれるように願っています。
貴重なお時間と知識を共有してくださった、霜里農場、NPO法人ふうど 、風の丘ファーム、そして、とうふ工房わたなべの皆様に心より感謝申し上げます
(教務主任 阿部・チャタジー・マノシ)




アグロエコロジーの学び
6月、アジア学院の学生たちは、MESA(持続可能な農業のための多国籍交流)の客員講師であるフリーダ・エンディンジョク博士による「グローバル・アグロエコロジー」の講義を受けました。
学生たちは、アグロエコロジーとは何か、そして「種子の主権」が農民の権利と未来を守るためにいかに重要な要素であるかを学びました。
このテーマが学生にとって重要なのは、2050年までに地球の土壌の90%以上が劣化する可能性があるという世界的な予測が出ているためです。
法律や入手性の問題、あるいは種子の種類(特許付き種子やターミネーター種子など)によって、農民が種子を手に入れる機会が制限され、種を保存する能力が狭められると、人々の食料栽培の方法がコントロールされてしまいます。そして最終的には、食料を育てる権利そのものが大企業へと渡ってしまうのです。
すべてとは言わないまでも、私たちの食べ物の多くは種から始まります。だからこそ、自分が育て、食べるものを自分自身で選べることが重要なのです。
「種子を支配する者が、食料システムを支配する。食料システムを支配する者が、人々を支配する」
学生たちは、深刻化するこの問題に対して、自分たちの役割をどのように強化できるか、その方法を見出すことができました。
(教務主任 阿部・チャタジー・マノシ)






















