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MESAの研修プログラム in アジア学院

MESA (持続可能な農業・多国籍交換プログラム) からきた5人が、現在アジア学院で短期研修を受けています。
農業関係の仕事をしている人たちが参加しているアメリカのプログラムで、自家採種をしている農場で何年も働いている人、有機農場で働いている人、引率の教授でアグロエコロジーを教えてくれる人などが今回のメンバーです。彼らはアジア学院で実践している農業、コミュニティ、リーダーシップに興味をもっています。アジア学院の学生たちと一緒に学んだり、農作業をしたり、時には彼らだけでのセッションを受けたり。休み時間にも様々なことを分かち合い学び合っています。
(文・副校長 / 教務補佐 大柳由紀子)

コミュニティを高める、栄養の学び

5月のエッセイライティングの課題が「食べ物」であり、そこから学生たちの栄養への関心が高さが伺えました。

栄養の授業は、多くの学生が取り組んでいる農業や生活改善の仕事に栄養の視点が加わることで、より効果的な活動ができるようになることを目指しています。まず自分が普段食べている食事を振り返ることから始め、バランス良く食べるという基本的なことから、栄養価が高く環境への適応力の高い作物や、性別や年代によって特に多く必要になる栄養素について学びました。

また授業だけでなく、一日三回の食事と調理活動が日々の実践です。学生たちが知識と経験の両面で栄養の大切さを認識し、コミュニティでの活動に役立ててほしいと願っています。

(文・フードライフ課 FEASTスタッフ 金森郁美)

元ボランティア 君島佳弘氏が全国オーガニック給食フォーラムの分科会に登壇!

7月25日(土) – 26日(日)に栃木県小山市で開かれる、第3回 全国オーガニック給食フォーラムでの分科会に、アジア学院 2010年度ボランティアの君島佳弘氏が仲間の方々と登壇されます。
君島氏は、栃木県茂木町で農家民宿と天然酵母パン屋 月nocoを営むかたわら、一般社団法人エディブル・スクールヤード・ジャパン ガーデンティーチャー、栃木県 農あるくらしアドバイザーとしても活躍されています。

分科会名: 【エディブル・スクールヤード】 「こどもたちと食・農・環境の学びをどうつくる?」
日時:7月25日(土) 16:00 – 18:00

その他にも、民間稲作研究所理事長の舘野 廣幸氏の講演や、国内外で先進的なオーガニック給食や環境保全の取り組みを行っている方々の様々な分科会、有機農場見学等が予定されています。
事前申込が必要です。詳細は小山市のウェブサイトをご覧ください。
https://www.city.oyama.tochigi.jp/sangyou-sigoto/nougyou/page008968.html

カルナータカ州のある活動家との日々

2025年の初め、私はアジア学院卒業生であるロイ・デイビッドと共に数日間を過ごす機会に恵まれた。その滞在中に、私はインドの「アディヴァシ」—森の住人、あるいは部族民とも呼ばれる人々—が置かれた苦難の現状を、身をもって知ったのだった。
ロイ・デイビッドは生涯を捧げてアディヴァシの権利擁護を訴え続け、いかなる危険も、一見乗り越えられそうにない高い壁も、決して恐れることはなかった。

先月、私はあの数日間が想像以上にかけがえのない時間であったことを知った。なぜなら、私はもう二度と彼に会うことができないからだ。彼は2026年5月16日、心臓発作のため急逝した。

ロイ・デイビッドと過ごした私の日々の記憶は、農村指導者ブログのトラベルログ『南インドとウッタラーカンド』の8‐12日目で、追体験することができる。
https://ari.ac.jp/blog/ruralleaders/travelogue/south-india-and-uttarakhand
(文・写真 卒業生アウトリーチ課 スティーブン・カッティング)

アジア学院の田植え

今年も、アジア学院のコミュニティが一つになる、田植えの季節がやってきました。私たちにとって「コミュニティ」とは、共に働き、責任を分かち合い、互いに学び合いながら、敬意と慈しみを持って支え合うことを意味しています。
今回の田植えでは、国籍も文化も背景も異なる仲間たちが田んぼに集まり、文字通り肩を並べて作業を行いました。一人ひとりが持つ独自の経験やリーダーシップ、そして知恵を持ち寄り、全員が真剣に耳を傾け、協力し、最初から最後の一歩まで励まし合いました。泥にまみれながらも、チームワークを通じて喜びを分かち合い、一つの目的を成し遂げる素晴らしい時間を過ごすことができました。
お米は世界でも重要な主食の一つであり、何十億人もの人々の命を日々支えています。苗を植えるという一歩は、家族やコミュニティを養うための大切な営みです。この活動は、私たちに忍耐強さや勤勉さ、そして何より自然に対する深い敬意を思い出させてくれました。
しかし、私たちがこの日植えたのは、苗だけではありません。そこには友情、相互理解、そして揺るぎないコミュニティの精神という「種」が共に植えられています。一本一本の苗は、食料保障への願いであり、協力の証であり、そして私たち全員の明るい未来への希望そのものです。
共に田植えをすること。それは単に食べ物を育てることではなく、希望を育み、友情を深め、より強い絆で結ばれたコミュニティを育てていくことなのです。(文章:田植えコーディネーター スジャナ、ナイン)

13ヵ国への旅

本科生の学生たちが、アジア学院での最初のプレゼンテーションを無事に終えました!今回の発表では、それぞれが地域で取り組みたい課題、送り出し団体で行っている活動、そして学院での学びを通して得たいことについて紹介してくれました。

特に印象に残ったテーマには、化学薬品に頼らない安全で栄養のある食の必要性、マイノリティの人々の権利や暮らしを守ること、そして収入向上のための取り組みなどがありました。

どの発表もとても独創的で工夫にあふれており、それぞれの地域への深い思いと、地域の人々と共に歩んできた経験が伝わってきました。教務主任として特に感動したのは、わずか8分という短い時間の中で、一人ひとりが私たちをそれぞれの地域へ連れて行ってくれ、その地域の課題だけでなく強みも感じさせてくれたことです。

また、それぞれの発表と、学院で学びたいという本科生一人ひとりの思いそのものが、私たちアジア学院のコミュニティへの呼びかけでもあるように感じました。そして私たちは、その呼びかけにコミュニティとして共に応えていくよう招かれているのだと思います。

“荒川朋子 行く・出会う”:第43回 庭野平和賞贈呈式


5月12日、国際文化会館で開催された第43回庭野平和賞贈呈式に出席した。
今年の受賞者はブラジルのアマゾンの先住民アシャニンカ族の精神的指導者で、環境活動家、人権擁護者、社会起業家としても知られるベンキ・ピヤコ師だ。

庭野平和財団は平和賞の贈呈理由として、「同地域の人々は侵入者から受けた被害および森林破壊により、計り知れぬ苦難を受けてきた。ピヤコ師は過去15年にわたり、アマゾンの熱帯雨林と先住民を守るため、環境保護および森林の 再生に向けた諸事業を主導した。その揺るぎない努力は、今後も気候変動との闘いの場で長く引き継がれていくであろう。環境の守り手として、人間と自然との結びつきを育むピヤコ師の取り組みは、近隣の地域にとどまらず、世界中のあらゆる地域の人々にその影響を与えている。」としている。

顔に赤い彩色を施し、頭には大きな鳥の羽を飾り、足元まで届く長い民族衣装をまとったピヤコ師は、壇上に上がるとまず天を仰ぎ祈りを捧げた。
そして、「命への扉に共に立ってくださってありがとうございます」と語り始めた。
文字を読み書きすることがないというピヤコ師の言葉には、精霊との交わりへと私たちを導くような、不思議な力が宿っているように感じた。
「命を愛するものは土地を愛する。」「精霊には言葉はないが、絆がある。」「知恵を守って、次世代に伝える。」
ひとつひとつの言葉が澄みきった響きを持ち、会場全体に深く染み渡っていくようだった。

私は庭野平和財団の理事を務めているご縁から、今回の式典では司会を任されることとなった。そのおかげで、ピヤコ師と直接言葉を交わしたり、さらにご一緒に写真を撮っていただくという光栄にもあずかった。

庭野平和財団ウェブサイトより引用



いのちの音 by 百姓校長

アジア学院で養蜂プロジェクトがスタート。驚くべきはその舞台裏。ミツバチの巣箱を設置する小屋をどうするか考えていたとき、フィリピン人のスタッフが現在活用されていない小屋を指して言いました。「あの小屋を半分に切って、運べば良い」。一瞬、自分の耳を疑いました。えっ?小屋を切る?かついで運ぶ??どういうことでしょう。
そのスタッフのリードに任せたところ、実際にその小屋は半分に切られ、学生全員で力を合わせ、担ぎ上げ、しかるべき場所に移設されました。共同作業の様子は圧巻で、アジア学院コミュニティの結束力と力強さを実感するひとときとなりました。わたしにはない発想。このようなwonder(驚くべきこと)にアジア学院は満ちています。
ちなみに、5月8日に初めての採蜜を行い、3kgのはちみつをいただくことができました。

収穫感謝の日

もう一度見よう!初のオンラインHTCイベント

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コイノニアハウス(食堂)

ここでは皆で食事を分かち合い、交わりを持ちます。食事をするだけでなく、イベントを開催したり、学びのスペースとしても活用されています。コイノニアとはギリシャ語で「交わり、共有」という意味です。

キッチン

多い時で一度に100人分の食事を作ります。学生、職員、ボランティアは皆食事作りに参加します。学び、関係を深め、奉仕する場としてのキッチンを皆でつくり上げています。

教室・図書室

学生はこの教室で授業を受けます。図書室には農業や社会問題をはじめさまざまな分野に関する英語・日本語の図書、視聴覚資料、雑誌があります。

男子寮・ゲストハウス

学生とボランティアは男女別の寮で暮らしています。共用の談話室やキッチン、シャワー、洗濯機があります。Wi-Fiは使用できません。

鶏舎

平飼いの鶏小屋と育雛舎があります。400羽以上の鶏を飼育し、年間80,000個以上の卵と約1トンの鶏肉を生産しています。

豚舎

学生は様々な養豚技術を実践的に学びます。発酵床タイプとコンクリート床タイプがあり、糞尿はバイオガスや肥料に利用されています。

山羊舎

山羊のミルク(年間200リットル以上)や肉は食用に、糞尿は肥料に利用しています。山羊は日中は放牧場でのびのびと過ごします。

森林

キャンパス周辺の森林では薪や木炭用に間伐を行い、農業に使う落葉等の有機資材を集めます。

2.5ヘクタールの農地で約100種類の野菜・作物を農薬や化学肥料を使わずに栽培しています。コミュニティが共に学びつつ自給自足の生活を続けるため、皆で畑を管理しています。

水田

キャンパス内外の水田で米の栽培を行っています。アイガモを使った除草や施肥など、有機稲作法の向上のためにさまざまな手法を研究しています。

ワークショップ

修繕やリサイクルのための施設で、機械、溶接、木工関係の道具、材料が置いてあります。

ミキシングルーム(飼料配合舎)

手作業や機械を用いて家畜用の飼料を作っています。品質と持続可能性を高めるために日々奮闘しています。

管理棟

管理棟1階には受付と事務室、2階に職員室、校長室があり、隣接してファームショップ(農業研修棟)があります。

ARIショップ

アジア学院の農産物や加工食品、書籍、卒業生の国の民芸品等を販売しています。

ファームショップ(農業研修棟)

学院の農作業の中心であり、教室や農具・農業資材置き場を備えています。作物の乾燥保管も行います。

オイコスチャペル

100年前の農家の古民家を改装した礼拝堂です。毎日の朝の集会はここで行われます。その他黙想や対話、ゴスペルクワイヤの練習等に使われ、コミュニティに開かれた空間です。オイコスとはギリシア語で「ホーム」を意味します。

マナハウス(食品加工棟)

クッキーやジャムなどの加工食品の調理と保存を行う施設です。一階は鶏の食肉処理施設になっています。

養魚池

食用および農用に魚を飼育しています。

クリスマス・ウィンターキャンペーン 2025
Christmas and Winter Donation Campaign