“荒川朋子 行く・出会う”:第43回 庭野平和賞贈呈式


5月12日、国際文化会館で開催された第43回庭野平和賞贈呈式に出席した。
今年の受賞者はブラジルのアマゾンの先住民アシャニンカ族の精神的指導者で、環境活動家、人権擁護者、社会起業家としても知られるベンキ・ピヤコ師だ。

庭野平和財団は平和賞の贈呈理由として、「同地域の人々は侵入者から受けた被害および森林破壊により、計り知れぬ苦難を受けてきた。ピヤコ師は過去15年にわたり、アマゾンの熱帯雨林と先住民を守るため、環境保護および森林の 再生に向けた諸事業を主導した。その揺るぎない努力は、今後も気候変動との闘いの場で長く引き継がれていくであろう。環境の守り手として、人間と自然との結びつきを育むピヤコ師の取り組みは、近隣の地域にとどまらず、世界中のあらゆる地域の人々にその影響を与えている。」としている。

顔に赤い彩色を施し、頭には大きな鳥の羽を飾り、足元まで届く長い民族衣装をまとったピヤコ師は、壇上に上がるとまず天を仰ぎ祈りを捧げた。
そして、「命への扉に共に立ってくださってありがとうございます」と語り始めた。
文字を読み書きすることがないというピヤコ師の言葉には、精霊との交わりへと私たちを導くような、不思議な力が宿っているように感じた。
「命を愛するものは土地を愛する。」「精霊には言葉はないが、絆がある。」「知恵を守って、次世代に伝える。」
ひとつひとつの言葉が澄みきった響きを持ち、会場全体に深く染み渡っていくようだった。

私は庭野平和財団の理事を務めているご縁から、今回の式典では司会を任されることとなった。そのおかげで、ピヤコ師と直接言葉を交わしたり、さらにご一緒に写真を撮っていただくという光栄にもあずかった。

庭野平和財団ウェブサイトより引用



男子寮・ゲストハウス

学生とボランティアは男女別の寮で暮らしています。共用の談話室やキッチン、シャワー、洗濯機があります。Wi-Fiは使用できません。

鶏舎

平飼いの鶏小屋と育雛舎があります。400羽以上の鶏を飼育し、年間80,000個以上の卵と約1トンの鶏肉を生産しています。

豚舎

学生は様々な養豚技術を実践的に学びます。発酵床タイプとコンクリート床タイプがあり、糞尿はバイオガスや肥料に利用されています。

山羊舎

山羊のミルク(年間200リットル以上)や肉は食用に、糞尿は肥料に利用しています。山羊は日中は放牧場でのびのびと過ごします。

森林

キャンパス周辺の森林では薪や木炭用に間伐を行い、農業に使う落葉等の有機資材を集めます。

2.5ヘクタールの農地で約100種類の野菜・作物を農薬や化学肥料を使わずに栽培しています。コミュニティが共に学びつつ自給自足の生活を続けるため、皆で畑を管理しています。

水田

キャンパス内外の水田で米の栽培を行っています。アイガモを使った除草や施肥など、有機稲作法の向上のためにさまざまな手法を研究しています。

ワークショップ

修繕やリサイクルのための施設で、機械、溶接、木工関係の道具、材料が置いてあります。

ミキシングルーム(飼料配合舎)

手作業や機械を用いて家畜用の飼料を作っています。品質と持続可能性を高めるために日々奮闘しています。

管理棟

管理棟1階には受付と事務室、2階に職員室、校長室があり、隣接してファームショップ(農業研修棟)があります。

ARIショップ

アジア学院の農産物や加工食品、書籍、卒業生の国の民芸品等を販売しています。

ファームショップ(農業研修棟)

学院の農作業の中心であり、教室や農具・農業資材置き場を備えています。作物の乾燥保管も行います。

オイコスチャペル

100年前の農家の古民家を改装した礼拝堂です。毎日の朝の集会はここで行われます。その他黙想や対話、ゴスペルクワイヤの練習等に使われ、コミュニティに開かれた空間です。オイコスとはギリシア語で「ホーム」を意味します。

マナハウス(食品加工棟)

クッキーやジャムなどの加工食品の調理と保存を行う施設です。一階は鶏の食肉処理施設になっています。

養魚池

食用および農用に魚を飼育しています。

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