アジア学院では年に4回ほど、学院の卒業生による実践的なクラスが持たれています。
今回ご紹介するのは、2022年のコンゴ民主共和国の卒業生、シュクルとモルデカイによるクラスです。彼らが紹介したのは、ブラックソルジャーフライ(日本名:アメリカミズアブ)の幼虫の飼育方法です。実はアジア学院にいた時、個人プロジェクトとしてその飼育に初挑戦したという二人。残念ながら、その時は失敗に終わりましたが、卒後、自国で再度挑戦し、成功させたと言います。
生ごみなどをえさに、約18日間という短期間で卵から孵化し、幼虫になるこの虫は、栄養に富み、ニワトリなどのえさに最適です。省スペースで飼育でき、小規模農家向きのこの方法は、コミュニティの人々にも教えられ、徐々に実施する農家も増えてきています。
クラスには、当時の農場スタッフであった、眞木 凌も加わり、栃木県内で営む自身の農場(両耳農園)においても、生ごみや発酵米ぬかをエサに、このブラックソルジャーフライの飼育を試みていることなどを共有し、有意義な学びの時が持たれました。
なお、シュクルとモルデカイの当プログラムを助成している、アジア学院 北米後援会(AFARI)によるオンラインイベントが、日本時間 11月20日 午前1時から開催されます。彼らの活動についてより深く知りたい方はぜひご参加ください!
申し込みはこちらのメールアドレスまで:[email protected]
※本イベントは全編英語で行われますのでご注意ください。




