先週から今週にかけて、今年度の学生27名が、学院での学びや卒後の計画、夢について発表する、最終発表会が持たれました。
すべての同級生、スタッフ、ボランティア、サポーターの方々が集う前で、緊張した面持ちの学生たちでしたが、丁寧に作られたポスターを用いながら、堂々と前を向き、自分の地域の課題や、それに対しての具体的な計画を発表しました。
ある学生は、冒頭でこう話しました。「日本に来る前、私は自分のコミュニティを熟知していると思っていました。」
彼は自分の地域から離れてみることで、その素晴らしさと、抱えている葛藤を深く知ることができたといいます。
川岸がごみだらけになってしまっていることや、人々が互いに助け合う精神が薄れていることは、本当に心苦しい地域の変化です。しかし、彼は教師として、環境啓発プログラムを立ち上げ、ごみの分別や校外での清掃活動を行ったり、平和や助け合いの精神を教え、コミュニティの精神を再建したりするビジョンについて、希望をもって語りました。
明日はいよいよ卒業式です。
共に学生たちの新しいスタートを祝い、今後の働きを応援していただけますと幸いです。
卒業式の詳細はこちら:https://ari.ac.jp/commencement-service-2025/














