
「Peace from Food – 食べものからの平和」寄付キャンペーン特別企画「Food is … わたしにとって食べものとは?」サポーターメッセージ(1) SCF主事野田沢さん
「Peace from Food – 食べものからの平和」寄付キャンペーン202
「Peace from Food – 食べものからの平和」寄付キャンペーン202
アジア学院の元ボランティア鈴木菜央さん(1999年。現NPOグリーンズ共同代表 / greenz.jp 編集長 / 武蔵野大学工学部サステナビリティ学科准教授 。千葉県いすみ市在住)と、「パーマカルチャーと平和道場」に共に携わるソーヤ海さん (共生革命家。「東京アーバンパーマカルチャー」創始) が自身のYouTube オンラインコミュニティ「いかしあうデザインビレッジ」で、「世界の平和」をお題に、22世紀とアジア学院の「土からの平和」について語ってくれました。
今回はアジア学院の50周年を記念して、元ボラ菜央さんにコラボ企画の打診をする中で生まれた企画です。
「今度ソーヤ海くんとやってるYouTubeの収録するので、「平和」とアジア学院を取り上げてみるよ」→「やったよー」っていう展開でした。22世紀、未来を見据えた平和をお題に、深く歴史と社会課題に広がる話を展開してくれました。(1時間も!)
もともとはこちらからアプローチをし、インタビューするなどしてアジア学院のサイトやSNSで取り上げる材料を作っていこうとしていたところ、自分のチャンネルで共有してくれました。思いを共にしてくれている方が前向きにつながってくれるってとても嬉しいです。
アジア学院を好きな方、菜央さん、海さんにつながっている方、ぜひ見てみてください。思いと熱さが伝わります。
菜央さん、海さんの語る「平和」について共感を持たれたら、お二人にも声がけください。
今回菜央さんとは、「アジア学院の宣伝」をするのではなく、「自身の関心を持っているイシューについて、ケーススタディ「アジア学院」として、アジア学院の実践を取り上げつつ語ってほしい」と打ち合わせをしていました。
アジア学院を好きな人にも、菜央さんや海さんを好きな人にも喜んでもらえる語りが聞きたいと思って相談したら、熱い思いで表現して返してくれました。
今回のような元ボランティアとのコラボ企画といった、一緒に成長して輪を作っていく50周年、うれしいです。
Links
いかしあうデザインビレッジikashiau-design.com/village
東京アーバンパーマカルチャーtokyourbanpermaculture.com
greenz.jpgreenz.jp
Instagraminstagram.com/ikashiau_design
アジア学院の学生たちは、普段の教室での授業を離れて、実際に西日本各地の人々と対面する研修旅行を無事終了しました。
大阪での短い中休みの後、学生たちはフェリーに乗って水俣に向かい、水俣病の歴史と地域の人々に与えた痛ましい影響について学ぶために、水俣病資料館、チッソ旧社屋、百間排水跡地、水俣病慰霊碑のある埋立地に作られたエコパークなど、いくつもの場所を訪れました。
翌日は、最初の水俣病患者が発見された場所を訪れ、カラタチで水俣病患者でありながら、牡蠣やみかんを栽培し、地域で働きながら懸命に生きている男性の話を聞きました。訪問した元水俣市議からは、水俣市がいかにして地域の発展の道を変え、加害者と被害者の間を取り持ったかを聞きました。当時の吉井市長は、率先して水俣病患者を認め、謝罪した数少ない行政の人間でした。吉井市長が水俣病患者を認め、謝罪したことを学び、この時始まった水俣市の分断が回復していく過程を目の当たりにし、職員・学生ともに感銘を受けました。
その後、学生は先天性水俣病患者のための社会福祉施設「希望未来水俣」を訪問。先天性水俣病の患者本人から直接話を聞くことができました。彼らの地域に対する決意と温かい心、そしてすべての人が殺し合うことなく平和に暮らせる未来への希望に、みなが心を動かされました。また学生たちはカラタチともう一軒の有機オレンジ農家に会うことができ、水俣の物語と人々をつなげようとする家族の努力について聞くことができました。
水俣での滞在中、学生たちは15組のホストファミリーと生活を共にし、最終日の夜にはホストファミリー全員を招いて食事会を持ちました。水俣の食材を使ったビーガン料理がふるまわれ、参加者全員が舌鼓を打ち、歌やダンス、そして参加者の一人による素晴らしいスピーチで幕を閉じました。
6: 広島
広島までの長いドライブの間、学生たちはヨハン・ガルトゥングが理論化した3つの暴力を踏まえて、この枠組みを通して見聞きした問題について考えました。
広島原爆資料館では、原爆が広島とそこに住む人々に与えた影響について、レガシー・スピーカーから話を聞きました。広島平和記念公園、爆心地、平和の鐘、慰霊碑などを散策し、平和の意味を考える時となりました。また、それぞれの場所で、学生たちは母国語で祈りを捧げました。学生たちの間には、”このメッセージを自分たちのコミュニティに持ち帰り、平和のために努力したい “という共通の思いが感じられた。
その余韻を残したまま、学生たちは西日本に別れを告げ、栃木にあるアジア学院のキャンパスに戻るために身支度を整えました。学生たちは、キャンパス外での学習体験を満喫しただけでなく、日本のさまざまな人々や物語からインスピレーションを受け、自分たちの地域社会を変えるきっかけをつかんだようでした。
このツアーを可能にしてくれた西日本各地で支えてくださった多くの支援者の方々、キャンパスの活動を支えた職員・ボランティア、そして12日間を通して目的地から目的地へと精力的に運転してくれた責任感のあるドライバー・同行職員に、心から感謝します。
本日11/18 (土) 23:00-23:30、明日11/19 (日) 19:00-19:30と校長荒川朋子が受けたインタビューがラジオでオンエアされます。多様な文化的な背景から来るコミュニティメンバーをアジア学院に受け入れる中で生まれる様々なエピソードについて語ります。
FM COCOLO (大阪): 11/18 (土) 23:00-23:30
FM ヨコハマ: 11/19 (日) 19:00-19:30
2023/11/19/日 19:00-19:30 | SUNSTAR WEEKEND JOURNEY | FMヨコハマ | radiko
11/19(日)にはとちぎTVの番組『映像のとちぎ #34』に、農業にまつわる歴史の一部としてアジア学院が取り上げられます。
那須塩原の地から、飢餓や貧困・紛争に苦しむ農村コミュニティで活躍するリーダーを送り出してきた50年のアジア学院の営みをお覚えください。
栃木県誕生150年記念『映像のとちぎ #34』11/19 (Sun) 9:00-9:15 AM
今年は、50周年で多くメディアに取り上げられ、またコロナが落ち着いたことを機に色々な方と懐かしい・新しい出会いが生まれています。
9月は50周年創立記念で62ヵ国1,399名を数える卒業生たちと、また国内外の多くのサポーターの中から400名を超える方々にオンキャンパス・オンラインでご参加いただきました。年度当初から、5-10年ごと3カ月をかけておこなった全50年のオンライン同窓会でも、国内外の多くの懐かしい顔が集まりました。
アジア学院50周年記念サイト – アジア学院 (ari.ac.jp)
10月は国内外クラウドファンディングを多くの方に一緒に作り上げていただきました。
Support Rural Leaders in Training Connections – GlobalGiving
11月、アジア学院はこのひと月、多くの方々とのコラボレーションとつながりなおしをしています。
コロナが明けて昨年度から再開した西日本研修旅行では、学生たちが日本が直面してきた社会課題を学び、各地を訪問しています。
西日本スタディツアー 2023(前編) – アジア学院 (ari.ac.jp)
職員・研究科生が関西学院・同志社など関西のサポーターを訪問する西日本キャラバンも行いました。
11月初旬に同志社大学で行われたクローバー祭では、同志社大学居住研究会アジア学院部の皆さんが模擬店を出してアジア学院をサポートする活動をしてくださいました。(こだわり醤油のみたらし団子を召し上がった方作ってくれた皆さん、「共に食べる」アジア学院に参加してくださってありがとうございます!)
タイで開催されたECHOアジア農業・地域開発会議2023に参加し、AFARI (American Friends OF Asian Rural Institute) が主催する卒業生地域会議の一環として、アジア学院の職員が卒業生9名と会合を持ちました。
タイにて、アジア農業・地域開発会議に参加しました! – アジア学院 (ari.ac.jp)
アメリカでも、フロリダ州フォートマイヤーズで開催されたECHO国際農業会議への参加やまたアメリカ国内各地への訪問を通じて、職員が懐かしい・新しい出会いを持ちました。
フロリダでECHO国際農業会議に出席しました – アジア学院 (ari.ac.jp)
これらはみな、農村リーダーを育成し自立したコミュニティを通して世界を変えていく、アジア学院の「土からの平和」から世界平和を希求する取り組みにつながります。
たとえば西日本研修で学生たちは、現在東京・静岡・関西・広島で日本の様々な社会課題を学びながら南は熊本県水俣市まで2週間のバス旅行中です。戦後日本が経験してきた社会課題と、各地でそれに向き合う方々との出会いの旅です。
かつてあったこととして日本の歴史を学ぶのではなく、学生たちが水俣で学ぶ公害や、関西で学ぶホームレス、差別についての問題は、彼らの国・彼らのコミュニティが今まさに直面している社会課題です。今起きている問題と向き合うために、また次の世代を担う農村リーダーとして彼ら自身がこれから出会う経済的な発展に伴う社会課題を向き合う旅です。
その営みの中で来週、11/24(金)には恵子ホームズさんが来校され学生と共にセッションを持ちます。恵子さんは日本軍捕虜となった英国兵への謝罪と和解の活動をされており、昨年もアジア学院を訪れてくださって日本植民地となった東南アジアをはじめとする国々の学生たちと和解のセッションを持ちました。
Agape World – 恵子・ホームズOBE (agapeworldreconciliation.org)
50周年を記念してアジア学院は様々なコラボ企画を展開中です。
「土からの平和」を伝えるアジア学院とつながってください。参加して、共に食べ共に生きる中で世界平和を希求する、アジア学院の取り組みを共に作り上げてください。
学生達の研修旅行、西日本スタディーツアーも中盤にさしかかり、12日間で7つの都道府県を訪れています。このツアーを通じて学生達は、開発事業が近隣のキャンパスの樹木に与える可能性のある影響や、高齢者を支援する社会福祉事業など、日本の開発に関するさまざまな問題について学んでいます。
最初の訪問地は町田市にある農伝(農村伝道神学校)で、農伝農場の現在の農場長から現状について、また、校長より、農伝の歴史についてお話を伺いました。学生を代表して農伝に記念品を贈ったピエールは、「アジア学院の発祥の地について詳しく知ることができてうれしい」と語りました。
続いて浜松では、聖霊中学校の生徒たちとパフォーマンスや文化交流を通じて楽しい時間を過ごしました。聖霊博物館では、聖書の原則【隣人を自分の様に愛しなさい】にある聖霊ミッションのルーツについて学んだ。 老人ホームやデイサービスを含む聖隷の社会福祉支部の活動は、学生たちに、自分たちの人生を地域社会の人々や支援を必要とする人々のために捧げたいと思わせるものとなりました。支援をすることは確かに容易ではない上、多くの犠牲を必要とされます。しかし、聖霊グループとそこで支援を受けている人々を見て、参加者は希望を見出した。
また三重県にある愛農学園高等学校では、キャンパスツアーを通して校長先生より学校について学びました。一年間授業で学んだPLAのスキルを活かし、参加者は自分の仕事や生い立ちについて話し、高校生と「名声」や「力」についての考え方、「田舎」という概念に対する誇りのなさなど、さまざまな話題で会話を交わした。
翌日、雨であったものの、学生たちは午前中の素晴らしい集いを楽しみました。また、学生の一人であるメイディンは、実践を含んだ学習の必要性と、振り返りがいかに情熱を引き出すかについて話してくれました。小グループに分かれ、参加者と愛農の生徒たちは、自分たちが直面している問題について話し合いました。参加者の国の紛争、依存症、農民に対する評価の低さなどについて、学生たちが自分の気持ちを共有し、学び合いました。学生たちは互いのことをより深く知り、悩んでいる人たちにアドバイスや手助けをしている一面も伺えました。
大阪では、大阪南YMCAに宿泊しました。翌日、学生達は沖縄文庫や、釜ヶ崎、生野区を訪れ、都市問題や社会福祉問題、特に差別(沖縄県民と在日韓国・朝鮮人)、ホームレス問題について学びました。学生達も、大阪での学びを得て、自分の国や地域に存在する差別とつなげつつ、考えることができました。そこで彼らも、日本に対して抱いていたイメージだけではないことに気づきました。また、生野区の公民館では、セッションが行われ、アジア学院の学生たちによる分かち合いを聞きました。そこではアジア学院の学生、高校生、YMCAのメンバー、そしてガイドの金さんまで、みんなが今日の学びを感謝していました。
ツアーも中盤にさしかかり、参加者たちはすでに差別や不公正、地域社会における教育やサーバント・リーダーシップの必要性など、より深い社会問題について考えています。週末には教会や大学の文化祭を訪れ、観光もしました。
このツアーに協力して頂いている、すべてのパートナーに感謝するとともに、学生たちが、彼らの仕事である、支援を必要とする農村地域社会に奉仕する価値について、より強い気づきと理解を得ることを願っています!
先日、当学校長の荒川が、フロリダ州フォートマイヤーズを訪問し、ECHO国際農業会議に出席しました。世界中から集まっていながらも、同じ志を持つ農村開発の専門家たちと話し、参加型学習と行動(PLA)に関する独自のワークショップを開催しました。今後もフロリダで、チェンマイで、若しくは他の場所で行われる会議でお会いできることを楽しみにしています!
先日、AFARIのスタッフと、タイで開催されたECHOアジア農業・地域開発会議2023に参加し、AFARIが主催する卒業生地域会議の一環として、アジア学院の卒業生9名と会合を持ちました。4日間にわたり、小規模農業に関するアイデアや技術を共有し、ECHO Asia Seed Bank & Small Farm Resource Centerで多くの実践的な農業のデモンストレーションを見学しました。
この会議に参加する機会を与えてくださったこと、そしてアジア学院の卒業生の登録、宿泊、食費を後援してくださったAFARIに感謝しています。今後も、さらに多くの交流ができることを楽しみにしています。
先週の授業に引き続き、那須の手づくりソーセージのお店で知られる、ノイ・フランクの小出秀雄さんにより、ベーコン、ジャーキー、チャーシュー、ミートローフの作り方を教わりました!
晴天に恵まれた午後、学生たちは早速厨房に集まり、今日の授業を心待ちにしていました。小出さんは、調味料や材料が入ったボウルを前に、各アイテムの加工方法を説明し始めた。ニンニクやタマネギをみじん切りにし、様々な材料と調味料を混ぜ合わせます。
小出さんが、早朝に屋外で乾燥させ燻製にしたベーコンを使い、ベーコンの加工について説明して頂きました。その後、学生達は、出来上がっていくベーコンの燻製の過程を見て拍手を送り、興奮した様子でした。
また、ミートローフには、チーズやナッツなどの味付けを行い、学生好みの様々な種類のミートローフを作り、オーブンに入れました。一方、スモーク・ベーコンは茹でてから冷まします。作成する食品ごとに、それぞれ違う工程をこなし、小出さんはそれを見守り、学生のどんな質問にも気軽に答えてくださいました。
今回も、小出さんは、学生達の自国の文化や環境を聞いて頂き、それを考慮しつつ、食肉加工について教えて頂きました。
お忙しい中、時間と知識を惜しみなく分かち合ってくださった小出さんに感謝します。
その日の夕食には、みんなで、作成したおいしいミートローフをいただきました!
10月の中旬より、American Friends of Asian Rural Institute (AFARI)のシェリー・デレオン所長がアジア学院のキャンパスに来てくださいました。シェリーさんは、資金調達に関する講義を行なってくださいました。更に、助成金申請書の書き方などに関する相談にも応じてくださいました。アジア学院で一緒に生活をすることで、さまざまな立場の学生や、ボランティア、スタッフと交流しました。
アジア学院の使命に投資し続け、このような強いつながりを築いてくださったシェリーさんとAFARIに、この場を借りて感謝の意を表したいと思います。皆様のパートナーシップのおかげで、私たちは活動を続けることができるのです。
〒329-2703
栃木県那須塩原市
槻沢442-1