アジア学院で「ローカリゼーションと地域の持続性」について学ぶ

今週アジア学院では、ゲスト講師として鎌田陽司さんをお迎えし、「ローカリゼーション(地域化)」と地域の価値についての講義が行われました。学生たちは、伝統的な文化や共同体の良さ、そして現代の開発に伴う課題について考える時間を持ちました。課題には、環境破壊、地域経済の弱体化、家族や文化のつながりの喪失などが挙げられました。

講義ではさらに、経済的グローバル化の問題点にも触れられました。たとえば、不安の増加、気候変動の加速、資源の無駄遣いなどがその一例です。鎌田さんは「漏れたバケツ」という比喩を用い、地域経済がどのようにして外部への依存によって力を失っていくかを説明しました。燃料や機械、医薬品、さらには海外の教育など、外部にお金が流れてしまう「漏れ」が地域の力を削いでいきます。

講義では、これらの「漏れ」をふさぎ、地域内での自立や伝統的な知恵を活かすことの重要性が強調されました。学生たちは、持続可能で回復力のある社会のために、今自分たちにできることを考える貴重な時間を持ちました。

男子寮・ゲストハウス

学生とボランティアは男女別の寮で暮らしています。共用の談話室やキッチン、シャワー、洗濯機があります。Wi-Fiは使用できません。

鶏舎

平飼いの鶏小屋と育雛舎があります。400羽以上の鶏を飼育し、年間80,000個以上の卵と約1トンの鶏肉を生産しています。

豚舎

学生は様々な養豚技術を実践的に学びます。発酵床タイプとコンクリート床タイプがあり、糞尿はバイオガスや肥料に利用されています。

山羊舎

山羊のミルク(年間200リットル以上)や肉は食用に、糞尿は肥料に利用しています。山羊は日中は放牧場でのびのびと過ごします。

森林

キャンパス周辺の森林では薪や木炭用に間伐を行い、農業に使う落葉等の有機資材を集めます。

2.5ヘクタールの農地で約100種類の野菜・作物を農薬や化学肥料を使わずに栽培しています。コミュニティが共に学びつつ自給自足の生活を続けるため、皆で畑を管理しています。

水田

キャンパス内外の水田で米の栽培を行っています。アイガモを使った除草や施肥など、有機稲作法の向上のためにさまざまな手法を研究しています。

ワークショップ

修繕やリサイクルのための施設で、機械、溶接、木工関係の道具、材料が置いてあります。

ミキシングルーム(飼料配合舎)

手作業や機械を用いて家畜用の飼料を作っています。品質と持続可能性を高めるために日々奮闘しています。

管理棟

管理棟1階には受付と事務室、2階に職員室、校長室があり、隣接してファームショップ(農業研修棟)があります。

ARIショップ

アジア学院の農産物や加工食品、書籍、卒業生の国の民芸品等を販売しています。

ファームショップ(農業研修棟)

学院の農作業の中心であり、教室や農具・農業資材置き場を備えています。作物の乾燥保管も行います。

オイコスチャペル

100年前の農家の古民家を改装した礼拝堂です。毎日の朝の集会はここで行われます。その他黙想や対話、ゴスペルクワイヤの練習等に使われ、コミュニティに開かれた空間です。オイコスとはギリシア語で「ホーム」を意味します。

マナハウス(食品加工棟)

クッキーやジャムなどの加工食品の調理と保存を行う施設です。一階は鶏の食肉処理施設になっています。

養魚池

食用および農用に魚を飼育しています。

クリスマス・ウィンターキャンペーン 2025
Christmas and Winter Donation Campaign