“今日の校長”バムルン・カヨータ氏を偲んで:農民、リーダー、そしてARIのレジェンド

“今日の校長” 
6月末、アジア学院の誇るべき卒業生、バムルン・カヨタ氏が亡くなった。享年73歳。1989年卒のタイの卒業生で、タイ農民の権利のために闘ったレジェンド的存在だ。
「東北タイの農民であり、農民運動の輝けるリーダーとして全国の運動を率いた。国会議員にという声もあったが、2000年代に入り、土地と家と家族がいる故郷に止まり、農業をしながら地域の人々に推されて末端行政機構の首長をつとめた。」(大野和興氏)
「アジア農民交流センター」の招きで来日する度にアジア学院に寄ってくれた。全国的な農民運動を率いたとは思えない小さな体と子供のような笑顔を携えて。
彼の意思を継ぐ姪のジャンバンさんもアジア学院の卒業生だ。ジャンバン、頑張れ!