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いのちの音 by 百姓校長

混迷極める世界情勢、いのちが軽んじられる様々なニュースに触れ心は重くなるばかり…。しかし、先日の入学式で私は希望を取り戻すことができました。「彼らは剣を打ち直して鋤とし、槍を打ち直して鎌とする。国は国に向かって剣を上げず、もはや戦うことを学ばない」(イザヤ書2章4節)。祝辞を述べてくださった全国友の会の望月様は、国連本部に掲げられているこの聖書の言葉を引用し、土からの平和を実践していく大切さを共有してくださいました。

平和を希求する心、共に生きる知恵を探究し続ける心、土と食べ物を大切にしたいと願う心…同じ心・魂でつながっている人々がいる、そのような方々に支えられアジア学院のミッションが続けられている…そのようなことを確信し、良い風を感じる一日となりました。地元の高校生が参列してくれたこともとても嬉しかったです。

春のコミュニティ・ビルディング・イベント

4月9日は、皆が楽しみにしていた花見の日でした。

午前中のクラスや仕事を終え、バスに乗車した一行は、近くの運動公園に到着。
真心こめて作られた、美味しいランチをいただいた後は、桜並木を散歩したり、サッカーやバレーボールに興じたりと、思い思いの時間を過ごしました。

後半は、グループに分かれて、アジア学院の使命が書かれた紙片をつなぎ合わせるゲームや、シートを挟んだ向こう側に現れるメンバーの名前を素早く言い当てるゲーム、提示された選択肢の中で、自分の考えや立場に近いものを選び、お互いの意見を知る時間を通じて、交流を深めました。

第54回 入学式が執り行われました。

温かな陽気に恵まれた4月11日(土)、今年度の学生22名、研究科生2名が無事に入学式を迎えました。

緊張した面持ちの学生たちが、習いたての日本語で自己紹介を披露したあと、那須塩原市長の渡辺美知太郎様、全国友の会の望月伸子様、山本俊正理事長よりご祝辞をいただきました。

遠近各地より、この日を心に留め、お祝いしてくださった奨学団体や支援者の皆さま、そしてアジア学院ファミリーの皆さまに心より感謝申し上げます。
新年度も、変わらぬご支援と応援をよろしくお願いいたします!

傷ついた大地にやさしく生きる ―私たちの取り組み②

「傷ついた大地にやさしく生きる」。皆さんはこのテーマを聞いて、どんなイメージを持ちますか?

気候変動が私たちの生活に与える影響に対する実感は、人それぞれだとは思いますが、この春、私たちは皆さんと共に、このテーマを通して、世界で起きていることを身近に感じ、自分たちができることを考えていきたいと願っております。

そこで今月は、環境問題に取り組む、卒業生やアジア学院の取り組みを数週間にわたってご紹介しています。

第二回目は、マラウイのアジア学院卒業生、キャサリン・ンタンボ (2012年卒)の取り組みです。

キャサリンは、「人々を依存から自立へと導く」ことを目標に、25名ほどのメンバーから成る102の農村グループを定期的に訪問し、衛生、商売、総合的な家庭菜園について教えています。その革新的な取り組みの一つが植樹です。

村の中をぶらぶら歩いていると、アカシア、ムテテ、ンダイア、アタンガ、グアバといった地元の木を育てている苗床を見つけました。この活動は2020年に始まりましたが、木々が彼らの生活を向上させたと誰もが喜んでいます。「ここではどの家にも木があります。」そして、どの家でも年に5本の木を植えます。木々は木陰を作り、防風林の役割を果たす。果実や薬効のあるものもあります。枝は剪定して、薪やフェンス、屋根葺きに使うことができます。種は売ることができ、葉は堆肥になります!木を植えることは悪いことではなく、その数が制限される理由は、苗木を植えるための筒が足りないということぐらいしか見当たりません!「人と木の関係はとても大切です。だから私たちは植えるのです。」

誰もが裏庭にバナナの木を植えており、人々は (より多くのバナナを植えるために必要な)挿し芽を気軽に分け合います。なぜそんなことをするのでしょうか?「自然は分かち合うものだから。」彼女たちは声高に言います。

(スティーブン・カッティング 「農村指導者たち マラウイ編 15日目」より抜粋)

☆ イースター・春の寄付キャンペーン
傷ついた大地を癒やすリーダーの育成を支えてください。

特設サイト: https://ari.ac.jp/donate/a-time-to-heal-spring-2026


【シリーズ記事】

傷ついた大地にやさしく生きる ―私たちの取り組み① ロイ・デイビッド(インド)

アジア学院公式ウェブサイトをリニューアル!

アジア学院の今をより身近に、より深く感じていただけるよう、ウェブサイトを全面的なリニューアル。

土の匂い、共に食べる食卓の温もり、世界中から集まるリーダーたちの熱量。

五感で味わうそんな感覚を、少しでも鮮やかに届けられるように、デザイン新たに生まれ変わりました。

・スマホからも見やすく

・アジア学院や卒業生のストーリーが読みやすく

・ボランティアや寄付へのアクセスがスムーズに

私たちが大切にしている「Foodlife(食べものと命)」の精神が、画面越しにも伝われば幸いです。

本日日本語版のリニューアルサイトをローンチし、これからリニューアルサイトにいろいろなページを増やしていくのでお楽しみに。英語版についても徐々にリニューアル版に改定していきます。

イースター 2026

満開の桜の下、今年もアジア学院ではイースターの早朝礼拝が行われました。

「彼が刺し貫かれたのは

わたしたちの背きのためであり

彼が打ち砕かれたのは

わたしたちの咎のためであった。

彼の受けた懲らしめによって

わたしたちに平和が与えられ

彼の受けた傷によって、わたしたちはいやされた。」

(イザヤ書 53:5)

傷ついた大地にやさしく生きる ―私たちの取り組み①

「傷ついた大地にやさしく生きる」。皆さんはこのテーマを聞いて、どんなイメージを持ちますか?

気候変動が私たちの生活に与える影響に対する実感は、人それぞれだとは思いますが、この春、私たちは皆さんと共に、このテーマを通して、世界で起きていることを身近に感じ、自分たちができることを考えていきたいと願っております。

そこで今月は、環境問題に取り組む、卒業生やアジア学院の取り組みを数週間にわたってご紹介します。

第一回目は、南インドのカルナータカ州で、「アディヴァシ」という先住民族の土地権利問題に携わっている、ロイ・デイビッド(2003年卒)の取り組みです。

アディヴァシの人々は千年もの間、原生林と調和して暮らし、必要な分だけを受け取り、必ず幾分かを残してきました。ハチミツを採るときは、ハチの住処を奪わないよういくつかの巣は手つかずで残しておきます。根を掘るときは、引き続き成長するよう一部を土に残します。これは、目先の利益のために森を一度に伐採してしまうような、現代の「やさしくない」関わり方とは対照的です。アディヴァシの人々は、大地にやさしく生きるとはどういうことかについて、大切なことを教えてくれています。

ロイは尊敬を込めてこう語ります。「アディヴァシは最も搾取され、隅へと追いやられた人々です。彼らは『最後の人々』なのです。本来、彼らは世界の『最初の人々』であるはずなのに、ここでは最後の人々になるよう強いられている。非常に困難なことですが、私はその最後の人々のために何かをしたいと思うのです。」
(スティーブン・カッティング 「農村指導者たち 南インド編 12日目」、「アジアの土202号」より抜粋)

☆ イースター・春の寄付キャンペーン
傷ついた大地を癒やすリーダーの育成を支えてください。

特設サイト: https://ari.ac.jp/donate/a-time-to-heal-spring-2026

【いのちの音 by 百姓校長】

新しい学生を迎え、新年度が始まりました。思いがけず校長になって2年目。私は長年農場で働いてきましたので、自分も百姓のようでありたいと思っています。土に触ると落ち着くのです。私の好きな八木重吉の詩『雨』に「雨のおとがきこえる 雨がふっていたのだ」とあります。アジア学院にも様々な「いのちの音」が響きます。今年はどんな「いのちの音」が聞こえるのでしょうか。

(この新しいミニコラム「いのちの音 by 百姓校長」は不定期でお届けします)

収穫感謝の日

もう一度見よう!初のオンラインHTCイベント

ボランティアする

長期ボランティアを募集しています

アジア学院へGO!

ご家族やお友達とアジア学院を訪問!

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コイノニアハウス(食堂)

ここでは皆で食事を分かち合い、交わりを持ちます。食事をするだけでなく、イベントを開催したり、学びのスペースとしても活用されています。コイノニアとはギリシャ語で「交わり、共有」という意味です。

キッチン

多い時で一度に100人分の食事を作ります。学生、職員、ボランティアは皆食事作りに参加します。学び、関係を深め、奉仕する場としてのキッチンを皆でつくり上げています。

教室・図書室

学生はこの教室で授業を受けます。図書室には農業や社会問題をはじめさまざまな分野に関する英語・日本語の図書、視聴覚資料、雑誌があります。

男子寮・ゲストハウス

学生とボランティアは男女別の寮で暮らしています。共用の談話室やキッチン、シャワー、洗濯機があります。Wi-Fiは使用できません。

鶏舎

平飼いの鶏小屋と育雛舎があります。400羽以上の鶏を飼育し、年間80,000個以上の卵と約1トンの鶏肉を生産しています。

豚舎

学生は様々な養豚技術を実践的に学びます。発酵床タイプとコンクリート床タイプがあり、糞尿はバイオガスや肥料に利用されています。

山羊舎

山羊のミルク(年間200リットル以上)や肉は食用に、糞尿は肥料に利用しています。山羊は日中は放牧場でのびのびと過ごします。

森林

キャンパス周辺の森林では薪や木炭用に間伐を行い、農業に使う落葉等の有機資材を集めます。

2.5ヘクタールの農地で約100種類の野菜・作物を農薬や化学肥料を使わずに栽培しています。コミュニティが共に学びつつ自給自足の生活を続けるため、皆で畑を管理しています。

水田

キャンパス内外の水田で米の栽培を行っています。アイガモを使った除草や施肥など、有機稲作法の向上のためにさまざまな手法を研究しています。

ワークショップ

修繕やリサイクルのための施設で、機械、溶接、木工関係の道具、材料が置いてあります。

ミキシングルーム(飼料配合舎)

手作業や機械を用いて家畜用の飼料を作っています。品質と持続可能性を高めるために日々奮闘しています。

管理棟

管理棟1階には受付と事務室、2階に職員室、校長室があり、隣接してファームショップ(農業研修棟)があります。

ARIショップ

アジア学院の農産物や加工食品、書籍、卒業生の国の民芸品等を販売しています。

ファームショップ(農業研修棟)

学院の農作業の中心であり、教室や農具・農業資材置き場を備えています。作物の乾燥保管も行います。

オイコスチャペル

100年前の農家の古民家を改装した礼拝堂です。毎日の朝の集会はここで行われます。その他黙想や対話、ゴスペルクワイヤの練習等に使われ、コミュニティに開かれた空間です。オイコスとはギリシア語で「ホーム」を意味します。

マナハウス(食品加工棟)

クッキーやジャムなどの加工食品の調理と保存を行う施設です。一階は鶏の食肉処理施設になっています。

養魚池

食用および農用に魚を飼育しています。

クリスマス・ウィンターキャンペーン 2025
Christmas and Winter Donation Campaign