西日本スタディーツアーは続きます!
5日目は大阪YMCAを訪れ、3つのグループに分かれてフィールドトリップを行いました。
釜ヶ崎グループは、ホームレス問題に焦点を当てました。学生たちは毎年、この問題を自国の状況と比較して考えるため、その複雑さを十分に理解するのが難しいと感じています。
しかし、釜ヶ崎の状況を日本の他の地域と比較することで、なぜこの問題が重要なのかを理解することができました。
コリアンタウングループは、差別問題について学びました。学生たちは、在日コリアンがいまだに体系的にアイデンティティや人権を否定されている現状を知り、衝撃を受けました。たとえば、コリアンスクールは政府の補助金を受けられず、COVID-19の際に「すべての」学校に配布されたマスクさえも除外されました。大阪YMCAの多くのボランティアも、大阪に住んでいながら初めてこれらの課題を知ったと話していました。
沖縄文庫グループは、講師が共有した深い知恵について振り返りました。ある学生は、「戦争の理由は人々が平和を保ちたいと思うからだ」という深遠な言葉に感銘を受け、誰が平和を望んでいるのかをより包括的に考える必要があることを感じました。
夜には、学生たちはホストファミリーと過ごし、個人的なつながりや振り返りの時間を持ちました。
翌日、学生たちはホストファミリーと自由な時間を楽しみました。午前中には、1人の学生が阿倍野教会で証を共有し、もう1人が希望が丘教会で証を語りました。午後には、大阪YMCAとホストファミリーに短いながらも感動的なお別れの挨拶をしました。多くの参加者や家族が涙を流し、一緒に過ごした時間を大切にしていました。
その後、ARIスタッフが無事に合流し、ARIからのクッキーと心のこもったメッセージを届けてくれました。学生たちは大喜びでした!
全員フェリーに乗り込み、門司へ向けて出発しました。