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アジア学院オンラインショップ・新装開店のお知らせ

2005年から運営を始めたアジア学院オンラインショップは、その20年の歴史に一区切りをし、2026年春に新たにオープンいたします!

にんじんジュースやクッキーなど人気の定番商品がオンラインでご注文いただけます。
アジア学院で食べた、教会のイベントやマルシェなどで出会った、あの美味しいクッキーを来校しなくても購入することができます。ご贈答にもお使いいただけるミニギフトやジュースボックスも是非どうぞ。
(国内配送のみ承ります。一部商品・クッキーや大豆はレターパック(600円)での発送となりますことをご了承ください。)

現在、開店したてということもあり、商品ラインナップは限られておりますが、順次アップさせて頂く予定です。

お問合せやご質問につきましては、アジア学院まで直接お問合せください。
メールでのお問合せにはお返事に2~3日ほど頂く場合がございます。

営業時間:月~金曜日、9:00-12:30 13:30-17:00 
お問い合わせ: アジア学院 0287-36-3111 / [email protected]

【アジア学院 インドネシアスタディツアー2026レポート 第2回】「Seed to Cup (種からカップまで)」あふれる熱気 ガニとランピタのコーヒー生産者組合と村でのホームステイ

 「体感!農村リーダーのくらし・生き方」をテーマに行われたインドネシアスタディツアー2026。レポート第1回の「ケニーズファーム」での濃密な日々を経て、一行は次なる目的地、北スマトラ州のナガサリブへと車を走らせました。
第2回となる今回は、アジア学院卒業生のガニ・シラバン(2008年卒)とランピタ・シラバン(2014年卒)の活動拠点での学び、現地家庭でのホームステイ、伝統文化体験、そして看護大学訪問の様子をお届けします。

■ トラベルログ:「Seed to Cup (種からカップまで)」と銘打って一杯のコーヒーの裏側と、地域に根ざす暮らし ガニさん、そしてランピタさんは、コーヒー農家として地域のコーヒー生産者組合「KSU POM Humbang Cooperative」を組織し、農村コミュニティを力強くリードしています。彼らの放つあふれんばかりのエネルギーに、参加者たちは大いに刺激を受けました。
ガニさんのクラスとコーヒーツアー: ガニさんは組合の代表として、地元のコーヒー農家への助言やブランディング、他のNGOや自治体との連携、そして次世代の教育に日々奔走しています。「一人ではできないから、組織や協力が大事」「単にコーヒーが大好きなんだ」。コーヒーの製造過程を、目を輝かせて案内してくれるガニさんから、強く明るい生き方を参加者は感じ取りました。
ホームステイ(2泊): 参加者は2-3名ずつに分かれ、現地の家庭にホームステイをしました。言葉の不自由な中でのコミュニケーションや手桶での水浴びなどのチャレンジも経験しつつ、温かいおもてなしを受け、共に食卓を囲み、一期一会の交流を満喫しました。
文化体験施設「Siholta(シホルタ)」への訪問: ここでは、北スマトラ地域の「バタック(Batak)」民族の文化を学びました。独自の伝統的な造りの家屋を見学し、活気あふれるバタックの音楽や踊りを体感しました。
看護大学訪問: ガニさんが教鞭を取るStikes KB Doloksanggulを訪問し、日本で働くことを目指している学生たちとの交流プログラムを持ちました。現地の学生の素晴らしい踊りと歌の披露に応えて、私たちは日本らしいゲームや折り紙を紹介。言葉は通じなくても、弾けるような笑顔のあふれるひと時でした。

■ 参加者からの声(事後アンケートより)第1回で取り上げたフェニーさんや健吾さんとは異なるリーダーシップの形や現地の深い文化、そしてありのままの生活に触れた参加者からは、熱の入った感想が寄せられました。
「様々なリーダー達をみて共通していたのは、エネルギーに溢れていたこと。自分の使命のために全力で行う姿は印象的でした」
「タイプの違ったガニさんの取り組み、ランピタさんの活動に触れられたことが良かったです」
「コーヒー生産者の苦労を知れて、作業工程を想像出来るようになり、コーヒーへの深みが増しました」
「現地に住んでいる人たちと同じように水でシャワーする体験も貴重で良かったです。数日の生活でしたが、家のお風呂、トイレ、靴下の当たり前が変わりました。」
「大学訪問で、学生達の日本に対する考え方を知ったことが一番印象的です。」

ガニさんやランピタさんのように、地域課題の最前線で信念を持って働くリーダーの姿と、現地で生活する人々のリアルに触れ、参加者それぞれの学びがさらに深まった中盤。これらの力強い体験は参加者の中でしっかりと咀嚼され、それぞれの「生き方」への問いにも繋がっていきました。
第3回は最終回。現地の小中学校の訪問、パラパット観光、そして第1回でも少し触れた卒業生ジュンピーターさんが取り組むコミュニティ開発についてお届けします。お楽しみに。

始まりました!アジア学院 イースター・春の寄付キャンペーン「傷ついた大地を癒やす」

3月14日(土)から4月30日(木)まで、アジア学院ではイースター・春の寄付キャンペーン 「傷ついた大地を癒やす」を実施します。

気候変動による予測不可能な天候や異常気象は、遠い国の話ではなく、ここアジア学院の農場でも日々直面している現実です。
この危機的な状況に対し、時に無力感や疲れを覚えてしまうこともあるかもしれません。

だからこそ、私たちは今年のテーマを「癒やしの時(A Time to Heal)」といたしました。切迫した状況から一歩身を引いて再生の時を思い描き、気候変動のみならず、分断の深まる社会における他者との関係における「癒やし」について、皆様と一緒に考えていきたいと思います。

アジア学院では、アジア・アフリカ・中南米・太平洋地域の草の根のコミュニティリーダーを招き、9ヶ月間の研修を実施しています。彼らは自然と調和した有機農業や多文化共生を学び、帰国後は「奉仕するリーダー(サーバント・リーダー)」として、それぞれの地域で環境再生やコミュニティ開発を牽引します。ひとりの卒業生が育つことで、その背景にいる1,000人の生活が良い方向へと変わっていきます。

しかし、開発途上国の農村で働く団体や個人には、日本に渡航して学ぶための経済的な余裕がないことがほとんどです。アジア学院で学ぶ費用は、皆さまからのご寄付によって支えられています。

先日、アジア学院はこれまでの「土と共に生きる」実践や高い食料自給率の維持などが評価され、第15回クボタ・毎日地球未来賞において大賞を受賞いたしました。これもひとえに、皆様の温かいお支えがあったからこそ成し遂げられたものです。

世界各地で「土からの平和」の種を蒔き、傷ついた大地を癒やす次世代のリーダーたちを育むため、引き続き皆様のお力添えをお願い申し上げます。

なお、アジア学院へのご寄付は寄付控除の対象となります。詳細は、特設ページをご覧ください。

https://ari.ac.jp/donate/a-time-to-heal-spring-2026

期間中、SNSなどを通じて、様々な「傷ついた大地を癒やす」に関するメッセージや卒業生の活動について発信してまいります。あなたの想いを、次のリーダーへ。希望をつなぐご支援を、心よりお待ちしております。

アジア学院 非常勤職員募集(総務課・庶務/営繕)

アジア学院では総務課 庶務/営繕​職員を募集しています。

■ 業務内容

アジア学院(学校法人)における総務・庶務・営繕全般の仕事です。

  • 電話・来訪者対応
  • 営繕、車両管理
  • ゲストルーム管理(清掃、鍵管理)
  • 備品の整理及び管理
  • 学生やボランティアの病院同行
  • 地域資源の受け取り(おからやホエイ等)
  • 文書作成(Word)、データ入力(Excel)、Eメール対応
  • 理事会準備補佐、印刷業務
  • 関係団体との連絡、申請手続き補佐

※日々多様な業務が発生します。臨機応変に対応できる方を歓迎します。


■ 雇用条件

  • 勤務形態:非常勤パート
  • 勤務時間:月〜金 6:30〜17:00(休憩2.5時間)
    ※希望により調整可
  • 賃金:時給 1,058円(9時から17時の場合)
    ※通勤手当は当校規程に基づき支給
  • 試用期間:3ヶ月(時給は同条件)

■ 応募条件

  1. 性別・年齢不問
  2. 普通自動車免許
  3. Word、Excel、Eメールなど基本的なPCスキル
  4. 英語でのコミュニケーションが可能、または積極的に挑戦できる方
  5. 異文化・多宗教への理解があり、キリスト教への理解がある方
  6. 自給自足を土台とした学院の研修理念に共感できる方

■ 応募方法

  • 募集期間:随時(なるべく早い方が望ましい)
  • 締め切り:採用者決定次第
  • 提出書類:
    • 市販の履歴書
    • 志望動機(A4・2ページ以内)
    • 第三者による推薦状 1通
  • 面接:日程は後日連絡
  • 採用時期:2026年3月末以降(応相談)
    ※申請・面接前に学院の見学や短期滞在を推奨

■ 問い合わせ

事務局長:佐久間 郁
TEL:0287-36-3111
Email:[email protected]

2026年 3月11日 ー東日本大震災から15年を迎えて

三つの災害が重なった、あの東日本大震災から15年。アジア学院では礼拝を行い、今もなお大切な人を捜し続けている方々のために祈りを捧げました。

私たちはまた、あの日アジア学院を襲ったもの ―土地、心、そして身体に降り注いだ放射性降下物の記憶を呼び起こしました。非電化工房の藤村 靖之先生、そしてアジア学院の荒川 治校長、荒川 朋子前校長と共に、この15年間、私たちがどのように土地を守り、次世代の健康を守るために歩んできたかを深く見つめ直しました。

そして最終的に、私たちはこの歩みを止めることなく、平和と、核の汚染のない世界のために働き、祈り続けることを誓い合いました。



以下は、当日語られた荒川 治校長のメッセージです。

東日本大震災から15年を迎えて

あの日から、15年が経ちました。2011年3月11日。地震と津波、そして原発事故。

私たちは、想像を超える出来事の中に投げ込まれました。多くのいのちが奪われました。
大切な人を失った人々の深い悲しみは、今も続いています。

自然は時に猛威を振るい、人のいのちを奪います。しかし同時に、食べ物を与え、人を生かしてくれるのも自然です。私たちは自然の外にいる存在ではなく、自然の一部として生きています。自然の中には、生きている不思議と、死んでゆく不思議が共にあります。
その神秘の中で、私たちは生かされているのです。

歌手の加藤登紀子さんは、夫を亡くした後、悲しみについてこう語っています。「悲しみはなくしたいものではなく、むしろとても大切なものになった。悲しみがあるからこそ、人の痛みや世界の苦しみがわかるようになる。悲しみは人生の中で守るべき感情であり、悲しみを通して、人や世界と深くつながれる。」

加藤さんは、悲しみを「乗り越える」というよりも、悲しみを自分の中に大切に持ちながら生きるという感覚になったと言います。悲しみは、愛の裏側にある。愛しているからこそ、悲しみがあるのです。

また、随筆家で詩人の若松英輔さんは、著書、『悲しみの秘義』の中でこう語っています。「人生には、悲しみを通してしか開かない扉がある。」
この世には、悲しみを通してしか見えてこないものがあります。深い悲しみの中で生きる人は、胸の中に見えない涙を流しています。しかしその悲しみは、新しい生や希望の始まりに触れている可能性がある。悲しみを通してしか開かない扉があるのです。

私たちのアジア学院も、この震災で被災しました。幸い、命を落とした人はいませんでした。しかし、建物が壊れる以上の大きな試練がありました。それは、目に見えないものと向き合う試練でした。

原発事故によって放出された放射能。それは目に見えません。見えないものは、人の心に不安と疑いを生み出します。放射能に対する「過剰反応」と「鈍
感反応」。恐れすぎる人と、まったく気にしない人。「いのちを守る行動」と「経済を守る行動」。どちらが正しいのかという対立。「風評被害」と「健康被害」という言葉の間で、社会は揺れました。何を信じればよいのか分からない。それ自体が大きな苦しみでした。

しかし、私たちは立ち止まりませんでした。最初に取り組んだのは、見えない放射能を見えるようにすることでした。

測定器をそろえ、市民自らが放射能を測りました。通学路を測り、食べ物を測り、子どもたちの環境を測りました。恐れることをやめたのではありません。
正しく恐れるために、事実を知ろうとしたのです。見えるようになったとき、私たちはようやく冷静に判断できるようになりました。さらに私たちは、国の基準を待つだけでなく、自分たちで安全基準を定め、その基準の中で生活することを選びました。それは、不安に振り回されるのではなく、主体的に生きるという決断でした。

災害を克服するとは、単に元の状態に戻ることではありません。自分たちの生き方を、もう一度選び直すことなのだと思います。震災は、私たちに大きな気づきを与えました。

それは、土と水と空気がどれほど尊いものであるかということです。
それまでも大切だと知っていたはずです。しかし放射能汚染を経験して、私たちはそれらが失われうるものだと知りました。当たり前と思っていた自然の循環が、実はかけがえのない恵みであることを、心の底から実感したのです。

人間が築いた文明は、自然の前ではとても脆いものです。高く積み上げた塔も、一瞬で崩れ去ります。
しかし同時に、私たちは知りました。人間もまた自然の一部であるということを。放射能があっても、文句も言わずに咲く花。静かに生きる動物たち。
命は黙って与えられ、死んでもなお他の命を支えます。その自然の摂理に触れたとき、私たちは絶望の中で、希望を見いだしました。

しかし15年経った今も、現実は続いています。アジア学院の森には、黒い袋に入った放射性廃棄物が保管されています。セシウムの半減期は約30年。森の恵みしいたけを以前のように食べることができません。この現実は、原発事故の愚かさを忘れさせません。

人間は忘れやすい生き物です。原発は温室効果ガス削減という理由で再稼働が進められています。しかし私たちは問い続けなければなりません。自然を壊さずに、食べていくことはできないのか。経済と環境の対立を超える道はないのか。

私たちが見いだした希望は、自分の食べ物を自分でつくり、森とともに生きる里山の暮らしにあります。自然を搾取するのではなく、循環の中で生きる。土を耕し、水を守り、空気を汚さない。そのような生き方こそが、真の平和につながるのではないでしょうか。

震災のあと、私たちは以前よりも強い希望と信仰をもって歩むよう招かれていると感じています。いのちの根源につながること。自然と大地、そしてその奥にあるいのちの源と結ばれて生きること。それを、私たちはこれからも体現していきたいと思います。

15年という時間は、決して短くありません。しかし放射性物質の半減期を思えば、まだ道半ばです。だからこそ今日、「災害を克服する」とは何かを、あらためて問い直したいのです。それは単に傷を癒すことではありません。自然とともに生きるという原点に立ち返ること。見えないものを見ようとし、正しく恐れ、そして希望を選び続けること。その歩みの中にこそ、本当の意味での復興があると、私は信じています。

祈り

どうか、この世界に失われたいのちと悲しみを抱えたすべての人々に、安らぎと癒しを与えてください。

私たちが自然の中で生かされていることを忘れず、土と水と空気の恵みを大切に守る力を与えてください。

悲しみを通して希望を見出すことができるように、愛とつながりの中で生きる勇気を私たちに与えてください。

そして、私たちの歩みが、未来の世代に希望と平和を残すものとなりますように。

2026年度TA (研究科生)を紹介します!


一人は、カンボジアから来たダネス・ヒム (アネス)。卒業から15年、彼女は母国のストリートチルドレンや女性たちの自立を支える、地域のお母さんのような存在としてコミュニティに従事してきました。彼女は人との繋がりが何よりも大切だと言い、改めてアジア学院に戻ってきたのはアジア学院卒業生アウトリーチで得られるノウハウを体得したいからだと言います。現場で培った知恵や経験を携え、今度は世界中のアジア学院卒業生たちの絆を深めるためにまた1年間ともに過ごします!

もう一人は、ガーナで養豚場を営むジョシュア・オフォリ・スタ (ジョシュア)。2020年の研修中、彼の心に残ったのはスタッフが黙々と皿を洗う「仕えるリーダー」の姿でした。母国で若手を導く立場となった今、今度は自分がその背中を次の仲間たちに見せる番だと、再び土に触れる道を選びました。彼が仕えるコミュニティでは獣医にアクセスできる機会が少なく、半ばボランティアという形で家畜の去勢手術や病気などの対策方法を伝授して回っているそうです。アジア学院では養豚の低コストな飼料作成や管理方法を研究したいそうです。

2人ともキャリアを一度脇に置き、再び「共に生きる」ために戻ってきてくれました。彼らとの再会が、今年のアジア学院に新しい、優しい風を吹き込んでくれそうです。

【アジア学院 インドネシアスタディツアー2026レポート 第1回】生き方を揺さぶる!ケンゴとフェニーが営む「ケニーズファーム」での暮らし

2月19日から28日まで、「体感!農村リーダーのくらし・生き方」をテーマに掲げ、参加者10名・同行職員2名の計12名で、アジア学院のインドネシアスタディツアーに行ってきました。全3回に分けてお届けするレポートの第1回目は、北スマトラ州シボロンボロンでの日々をお届けします。
成田やマレーシアなどを経由し、メダンの空港で初めて参加者全員が顔合わせ。期待と緊張が入り交じる中、笑顔で迎えてくれた現地の卒業生たちに連れられ、いよいよ旅がスタートしました。
最初の滞在先までは空港から車で約7時間。その道中、卒業生ジュンピーター・パクパハンが携わる障がい者支援団体の施設を訪問し、インドネシアの伝統的な布製品であるバティック作りを見学・体験しました(ジュンピーターの取り組みは第3回でたっぷりお伝えします。お楽しみに)。
そうして到着した最初の滞在先は、アジア学院卒業生のフェニー・タンプボロン(2005年卒/2012年研究科生)と石田賢吾(2012年卒)が営む「ケニーズファーム(Kenny’s Farm)」です。ここでは「フードフォレスト(食べられる森)」を用いた、自然と調和した持続可能な暮らしが実践されています。

■ トラベルログ:ケニーズファームに「どっぷり浸かる」日々
滞在中は、単なるお客さんとしての見学ではありません。実際に彼らの生活のサイクルに入り込み、土の匂いを嗅ぎ、農と食を共にするプログラムが組まれました。
・授業とフィールドツアー: 賢吾さんの熱のこもった言葉から「フードフォレストとは何か?」を直接学び、実際の農場へ。森そのものがスーパーマーケットのような豊かな環境を歩き、土に触れ、共に汗を流して農作業を行いました。
・共に作る食事: 毎日いただく食事は、フェニーさんと共に自分たちで地元の食材を調理しました。食材の命に感謝し、仲間と協力して地元料理や食品加工を行うプロセスは、まさに「食べることは生きること」を体感する時間でした。
・参加者同士で場を創る「夜のリフレクション」:
実は、このツアーの深い学びを根底で支えていたのは、毎晩行われたリフレクション(振り返り)の時間でした。
毎晩、代わる代わる参加者がリードしつつ、各自がその日に学んだことや感じたことを振り返りました。ある時は非暴力コミュニケーション(NVC)の手法を用いて語り合い、ある夜には言葉を手放してフードフォレストの中で「歩く黙想」をしました。
自己開示を重ねつつ、参加者がお互いに深め合う場を自ら作り上げ、より高い感度でスタディツアーのコンテンツを味わっていきました。

■ 参加者からの声(事後アンケートより)
ケニーズファームでの数日間、そして夜のリフレクションを通して、参加者は自分自身の「豊かさ」や「生き方」を根底から見つめ直すことになりました。アンケートに寄せられた気づきの数々を紹介します。

「豊かで多様な食物が自分のすぐそばで得られるという驚きがあり、狩猟採集と農業を合わせたような新しい可能性を知れました」
「フードフォレストがマーケットである生活はとても魅力的でした」
「最大の学びは、信念を持って働く人の崇高さ、美しさです」
「現代でもなお、もしくは現代だからこそ、自然環境と調和して生きている人たちの生き方に興味があると気づきました」
「参加者と思いの共有をできたり、自分の体と心を見つめる練習など、期待以上の出会いがありました」

「自然と調和した生き方」というアジア学院の理念。それがインドネシアの地でしっかりと根を張って力強く実践されている姿が、参加者一人ひとりの心に刻まれるファームステイとなりました。

フェニーさん、賢吾さんの取り組みや生き様については、以前「食べものからの平和」シリーズとして投稿した記事もぜひご覧ください。

次回【第2回】では、力強くエネルギッシュに地域を牽引するガニ・シラバン、ランピタ・シラバンのコーヒー生産者組合への訪問や、現地家庭でのホームステイの様子をお届けします。

アジア学院 ー自分を見つめ直す場所

3月4日、アジア学院では今年度の研究科生 ヴェニータ・カドゥヤ (ヴェー)の一年を通した学びと、日本人学生の大木瑞希 (ミッキー)のアジア・インターンシップ・プログラムの学びの発表会が行われました。

ヴェーは、ニワトリの飼育についてや、キッチン、寮でのリーダーシップの学びを、具体的な場面を挙げながら発表しました。自分の強みは何か、という質問に「私は強い!いつも笑っている!よくしゃべる!食べるのが好き!ジョークが好き!」と自信をもって発言する様子が印象的でした。

ミッキーは、インドネシア・北スマトラの、リディアなど数人の卒業生たちが所属する団体 ペトラサ基金で3週間の研修を行い、農家を取り巻くリアリティや葛藤を学んだと話しました。「知識だけでは十分ではない。相手を変えようと思う前に、まず、自分が相手のことを理解する必要がある。」という言葉に、その学びが集約されているように感じました。

二人の発表に共通していたのは、アジア学院での学びが単なる知識にとどまらず、私たち一人一人を深く突き動かし、変容させるという事実です。

熱意のこもった発表会の後には、ヴェーの卒業式が行われ、彼女が自ら作ったケーキとアイスクリームが振る舞われました。
ヴェー、ミッキー、そして1月末に帰国した研究科生、ジェレミヤのこれからの働きの上に、神様の祝福が豊かにありますように!

収穫感謝の日

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