【学生紹介】プリンス(ガーナ)

「自分の仕事の成果が目に見える形で表れ、変化をもたらしたと実感できることは、常に上を目指して努力するためのモチベーションにつながっています。」
 プリンス・イェボアは、ガーナのウィネバ出身で、最近大学を卒業したばかりです。ピース・アンド・ラブ野菜栽培者協会で事務員として働いており、農家からデータを収集したり、コミュニティとの連携や 働きかけを行ったりしています。彼の団体は「アシャンティ地方で最も活気のある野菜栽培者協会」であり、彼はそこで働くことで多くを学ぶことができたと感謝しています。
プリンスは会員のために、有機野菜の生産技術を向上させるためのワークショップや研修を企画してきました。これらのワークショップは、有用な農業技術を教えるだけでなく、コミュニティ内での仲間意識を育み、知識を共有する場となっています。彼が共に働く農民たちは、協力し合い、資源を共有することを大切にしていますが、時には土地の所有権や水利権、市場の価格設定や流通に関する衝突にも対処しなければなりません。
アジア学院では、有機農業の様々な側面を学び、家畜飼育の技術を向上させたいと考えています。また、若者やハンディキャップのある人が有機農業に参加できるように、効果的なコミュニティ・リーダーの役割も学びたいと考えています。彼は大学で障害学を専攻しており、アジア学院のクラスメイト達と、ハンディキャップのある人とのより良い接し方、関わり方について分かち合いたいと願っています。

送り出し団体に:ピース・アンド・ラブ野菜栽培者協会
 「ピース・アンド・ラブ野菜栽培者協会」は、ガーナのクマシで20年近くにわたって会員農家に奉仕してきました。会員農家は、新鮮で健康的な野菜を周辺地域に供給しており、協会は農業に関するより良い知識を提供したり、会員達が活動を行うための資金を集めたりすることを通して彼らを支えています。若者の育成に対するプリンスの熱意は高く評価されており、帰国後は「ユース・イン・アグリカルチャー」プロジェクトを展開し、地元の若者たちが有機農業の技術やアグリビジネスの研修を通して、経済的にも環境的にも持続可能な職業としての農業を奨励していく予定です。

男子寮・ゲストハウス

学生とボランティアは男女別の寮で暮らしています。共用の談話室やキッチン、シャワー、洗濯機があります。Wi-Fiは使用できません。

鶏舎

平飼いの鶏小屋と育雛舎があります。400羽以上の鶏を飼育し、年間80,000個以上の卵と約1トンの鶏肉を生産しています。

豚舎

学生は様々な養豚技術を実践的に学びます。発酵床タイプとコンクリート床タイプがあり、糞尿はバイオガスや肥料に利用されています。

山羊舎

山羊のミルク(年間200リットル以上)や肉は食用に、糞尿は肥料に利用しています。山羊は日中は放牧場でのびのびと過ごします。

森林

キャンパス周辺の森林では薪や木炭用に間伐を行い、農業に使う落葉等の有機資材を集めます。

2.5ヘクタールの農地で約100種類の野菜・作物を農薬や化学肥料を使わずに栽培しています。コミュニティが共に学びつつ自給自足の生活を続けるため、皆で畑を管理しています。

水田

キャンパス内外の水田で米の栽培を行っています。アイガモを使った除草や施肥など、有機稲作法の向上のためにさまざまな手法を研究しています。

ワークショップ

修繕やリサイクルのための施設で、機械、溶接、木工関係の道具、材料が置いてあります。

ミキシングルーム(飼料配合舎)

手作業や機械を用いて家畜用の飼料を作っています。品質と持続可能性を高めるために日々奮闘しています。

管理棟

管理棟1階には受付と事務室、2階に職員室、校長室があり、隣接してファームショップ(農業研修棟)があります。

ARIショップ

アジア学院の農産物や加工食品、書籍、卒業生の国の民芸品等を販売しています。

ファームショップ(農業研修棟)

学院の農作業の中心であり、教室や農具・農業資材置き場を備えています。作物の乾燥保管も行います。

オイコスチャペル

100年前の農家の古民家を改装した礼拝堂です。毎日の朝の集会はここで行われます。その他黙想や対話、ゴスペルクワイヤの練習等に使われ、コミュニティに開かれた空間です。オイコスとはギリシア語で「ホーム」を意味します。

マナハウス(食品加工棟)

クッキーやジャムなどの加工食品の調理と保存を行う施設です。一階は鶏の食肉処理施設になっています。

養魚池

食用および農用に魚を飼育しています。

クリスマス・ウィンターキャンペーン 2025
Christmas and Winter Donation Campaign