【学生紹介】リコード(ミャンマー)

2024年度学生 (ミャンマー)

「私はコミュニティにおける人々の視点と声を大切にしています。私たちは失敗から共に学ぶことができるし、優れたチームワークで人生を共に歩むことができます。」
 ソー・エー・ドー・ソー(リコード)はミャンマーのカヤウッキー郡区にあるイェレル村の出身です。彼のコミュニティは、信頼、伝統、民族や宗教の垣根を越えた助け合いを大切にしています。彼の両親は、彼と同じく農業を営む政府職員でした。彼は社会奉仕者として、地域で持続可能な開発を指導しています。リコードの強みは、コミュニティでの信頼づくりと、人々の農業システムを改良するための支援を見出すところにあります。
 2021年以来、ミャンマーは政治的対立と多くの課題に直面しています。リコードも、政府による渡航制限等の問題に直面してきました。送り出し団体が支援をする他の地域にも多くの課題がありましたが、彼は自分の身近な地域以外に行って働くことができませんでした。
アジア学院での研修を終えた後はミャンマーに戻り、リーダーシップ、有機農業、日本の創意工夫など様々な技術を持ち帰り、自分の暮らすカレン族のコミュニティに生かしたいと考えています。

送り出し団体について:シュウェジン・カレン・バプテスト連盟
シュウェジン・カレン・バプテスト連盟は、カレン・バプテスト教会の多くの団体の一つです。彼らはカレン・バプテスト教会の一致を目指し、礼拝、交わり、集会、研修、出版、内外の教会や組織との協力を通して、教会建設、教会指導者と教会員の霊的、肉体的、そして全人的な成長を図り、尊厳のある人生を全うするために共に働いています。