【学生紹介】ラー(ベトナム)

「私は自分にできることを与えるライフスタイルを実践しています。それは家族との時間であったり、地域社会であったり、自然と喜びを分かち合うことであったり、人と食べ物を分かち合うことであったりします。土壌や天然資源を豊かにするために、自然と共に働くのです。」

ラーはベトナムの中央高原に位置するダクラク省の出身です。キン族のベトナム人ですが、ジアリア族とエデ族の先住民コミュニティで育ちました。都会で9年間学び、働いた後、彼女は自給自足と自然農を中心としたミニマリストのライフスタイルを追求するため、故郷に戻ることを決意しました。

他の29世帯とともに、アグロフォレストリーなどの持続可能な農法に従って50ヘクタールの土地を耕作しています。「土壌と水源を守るため、私たちは土を大切にし、樹木を大切にし、農業だけでなく日常生活でも化学薬品を一切使いません」。

彼女は現在、アグロフォレストリーや、気候や土壌条件に適した持続可能な住宅の建設を希望する人々にアドバイスをしています。また、地元の食材や地元の資源を使って生活する手助けもしています。彼女のもうひとつの役割は、地元の農家と消費者をつなぐことです。彼女は、持続可能な農業が地域社会にもたらす健康、生活、環境への恩恵を強く信じています。

アジア学院でスキルをさらに高めることによって、幸せな生活と持続可能な発展のために、地域社会とより効果的に協力していきたいと考えています。彼女の中心的なビジョンは、コミュニティが「食べ物、命、先住民の知識を互いに分かち合う」ことです。

送り出し団体:メコン・オーガニック

メコン・オーガニックは、ベトナムで持続可能な農業を実践している農家や若者を支援して有機食品生産の研究とトレーニングを行っています。農家、商人、地域社会、消費者のために、認証、栄養、健康を提供している彼らはングィン氏を、中部高原の零細農家のネットワークと支援を強化するためのキーパーソンと見なしています。ングィン氏は帰国後、メコン・オーガニックと共に地域の発展の為に活動をし、農業の発展、地域のリーダーの育成にも携わる予定です。

男子寮・ゲストハウス

学生とボランティアは男女別の寮で暮らしています。共用の談話室やキッチン、シャワー、洗濯機があります。Wi-Fiは使用できません。

鶏舎

平飼いの鶏小屋と育雛舎があります。400羽以上の鶏を飼育し、年間80,000個以上の卵と約1トンの鶏肉を生産しています。

豚舎

学生は様々な養豚技術を実践的に学びます。発酵床タイプとコンクリート床タイプがあり、糞尿はバイオガスや肥料に利用されています。

山羊舎

山羊のミルク(年間200リットル以上)や肉は食用に、糞尿は肥料に利用しています。山羊は日中は放牧場でのびのびと過ごします。

森林

キャンパス周辺の森林では薪や木炭用に間伐を行い、農業に使う落葉等の有機資材を集めます。

2.5ヘクタールの農地で約100種類の野菜・作物を農薬や化学肥料を使わずに栽培しています。コミュニティが共に学びつつ自給自足の生活を続けるため、皆で畑を管理しています。

水田

キャンパス内外の水田で米の栽培を行っています。アイガモを使った除草や施肥など、有機稲作法の向上のためにさまざまな手法を研究しています。

ワークショップ

修繕やリサイクルのための施設で、機械、溶接、木工関係の道具、材料が置いてあります。

ミキシングルーム(飼料配合舎)

手作業や機械を用いて家畜用の飼料を作っています。品質と持続可能性を高めるために日々奮闘しています。

管理棟

管理棟1階には受付と事務室、2階に職員室、校長室があり、隣接してファームショップ(農業研修棟)があります。

ARIショップ

アジア学院の農産物や加工食品、書籍、卒業生の国の民芸品等を販売しています。

ファームショップ(農業研修棟)

学院の農作業の中心であり、教室や農具・農業資材置き場を備えています。作物の乾燥保管も行います。

オイコスチャペル

100年前の農家の古民家を改装した礼拝堂です。毎日の朝の集会はここで行われます。その他黙想や対話、ゴスペルクワイヤの練習等に使われ、コミュニティに開かれた空間です。オイコスとはギリシア語で「ホーム」を意味します。

マナハウス(食品加工棟)

クッキーやジャムなどの加工食品の調理と保存を行う施設です。一階は鶏の食肉処理施設になっています。

養魚池

食用および農用に魚を飼育しています。

クリスマス・ウィンターキャンペーン 2025
Christmas and Winter Donation Campaign