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8月1日から26日にかけて、アジア学院の職員であるスティーブンとカイが、アフリカのザンビア、マラウイを旅して、計23名の卒業生を訪ねました。
そこでスティーブンが書いた旅行記を、シリーズで皆様にお届けしたいと思います。
文章を通して、アフリカの空気や匂い、味、人々の息づかいを感じ、現地で生き、活動するアジア学院の卒業生達の姿を、より深く知って頂けたらと思います!
第一回目は、旅の目的や概要についてお伝えします。
【アフリカ 卒業生を訪ねる旅 序章】
8月1日~18日:アジア学院の卒業生に会うことを目的としたザンビア、マラウイの旅
8月19日~24日:アジア学院の卒業生による地域会議
マラウイ・ムポネラにてECHO東アフリカ主催の農業会議と同時開催(後援:AFARI- アジア学院北米後援会)
これはアジア学院の勇敢な職員2名が、現地に生きるアジア学院の卒業生に会うことを目的として、3週間以上かけてザンビアとマラウイ全土を旅した記録である。
卒業生の働くコミュニティの美しさも苦悩もこの目で見て、より正しく理解すべく、我々は現地に赴いた。アジア学院の卒業生たちがどのように人々と関わり、どのように学びを国で生かしているのかを知るために。
これは、当校の教育内容を草の根の農村指導者のニーズに合ったものに保ち、コミュニティに奉仕する指導者を育成するという我々の使命を果たすために、必要不可欠なことである。
皆さんもご存知のように、人々や文化の奥深いところまで知るためには、そこに身を置いて、ヤギの煮込み料理を食べながら、あるいはアフリカを横断する長い車の旅の道すがら、会話を交わすことが一番だ。
このような個人的な交流は、アジア学院と卒業生の関係を強め、地域の卒業生間のネットワークも強固なものにする。さらには、「卒業後」の姿を知ることは私たちの仕事に活力を与え、モチベーションを高めてくれる。
この旅行記を読んでいるあなたも、我々と同じ立場で、アジア学院がこの世界でやっていることは本当に意味のあることなのだという興奮を味わってほしいと願っている。
文:スティーブン・カッティング(卒業生アウトリーチ担当)
旅の同行者:篠田 快(学生募集、採用担当)
シリーズ記事はこちら
Vol.0 【アフリカ 卒業生を訪ねる旅 序章】 <== 今ここ!







“今日の校長”
季刊「礼拝と音楽」第203号(日本キリスト教出版局 2024年10月発行)に「神と土と人の交わるところ」と題した私の文章が掲載されました。今号は「創造と環境」特集ということで、現場からのエッセイをとの依頼でした。アジア学院は神と土と人が交わる唯一無二の「環境」だと紹介し、その独特の環境の中で、「私たちは「人間同士ともに生きるための努力」を惜しまず、変革と創造とが豊かにのびやかに自由に行われていくことを願います」と結びました。多くの衝突、混乱、対立が同時多発的に起きているこの世の中で、このことを本当に切に願っています。

チーズとホエイの祭典 (@cheese.and.whey_festival) • Instagram photos and videos
全国のチーズ工房や人気料理店が那須に集結。チーズとホエイの美味しさを味わい尽くす2日間をお届けします!
【チーズとホエイの祭典 vol.2】
日程:11月3日(日)、4日(月祝)
時間:9:00〜16:00(食事の提供は10:00から)
入場:無料
場所: @goodnews_nasu
昨年約4,000人が来場した、チーズとホエイをまるごと楽しむイベント「チーズとホエイの祭典vol.2」開催決定! | 株式会社チーズ工房那須の森のプレスリリース
三連休の最後に、皆さまよろしければお出かけください。





先週の金曜日、アジア学院では毎年恒例のサツマイモの収穫を行いました。この日は晴天に恵まれ、学生、職員、ボランティアたちが一緒に畑で作業をしていると、皆気持ちが盛り上がり、コミュニティがひとつになり、今シーズンよく育った鮮やかな紫色のジャガイモを掘り起こすのを楽しみました。
一日中、笑いとチームワークが畑にあふれ、収穫は実り多く楽しいものとなりました。
毎年恒例のこのイベントは、食料を育てる上でのコミュニティとチームワークの大切さを皆に思い起こさせます。一日の終わりには、コミュニティ皆で労をねぎらい、収穫の喜びを分かち合いました。











“今日の校長”
久しぶりの投稿となります。10月はアジア学院最大の催し物である「収穫感謝の日」に加え、多くの特別講師の方に来ていただいて授業をしていただきました。私も多くの場所に呼まれ講演をさせていただきました。遠くは新潟県新発田市の敬和学園大学、青山学院大学(相模原キャンパス)、山梨県は甲府市の山梨英和大学まで足を伸ばしました。オンラインで恵泉女学園大学の2年生対象の授業も行いました。テーマは「サーバント・リーダーシップ」や「土からの平和」。明日は県内上三川町生涯学習センターの公開講座で「共にいきる社会を目指して」と題して話をさせていただきます。来月は名古屋市の金城学院大学(写真は金山愛子学長(右)と下田尾治郎宗教部長・教授(左)と)

ワールド・ビジョン・オーストラリアのトニー・リナウド氏が、アジア学院(ARI)で開発途上国における森林再生アプローチ(FMNR: 住民主体の自然再生アプローチ) のワークショップを開催した。リナウド氏は、荒廃した景観の再生における革新的な活動で知られ、新しい木を植えるのではなく、既存の木の切り株や根系を管理することでコミュニティが土地を再生する方法について、実践的な手順を紹介した。
アジア学院の学生たちは、アジアとアフリカから自らの農村コミュニティのリーダーとして研修に参加しており、自国で応用できる実践的な技術を学んだ。リナウドのアプローチは、シンプルで低コストで実施でき、環境悪化に直面している地域社会に力を与える可能性があることを強調した。自然資源を効果的に管理することで、参加者は生物多様性を高め、土壌の健全性を改善し、作物の収穫量を増やすことができる。
リナウドのメッセージは、自らの持つ信仰と責任を結びつけ、土地の回復を実際的かつ精神的な責任としてとらえるよう学生たちを励ました。FMNRのスキルを身につけた学生たちは、新たな希望と、地域社会に具体的な変化をもたらすためのツールを手に、12月にはアジア学院を卒業し、自国への帰途につく。




先週末、アジア学院で開催された第52回収穫感謝の日は、喜びとつながり、そして祝福に満ちた素晴らしい成功を収めました。今年のモットー「今日の働き 明日の糧」に沿って、数か月にわたる皆の努力が実を結び、キャンパスは活気と興奮に包まれていました。
各地から来てくださった皆様には、私たちの努力の結晶である料理を振る舞い、世界各国の味を代表する美味しい料理が勢ぞろい!それぞれが私たちのグローバルなコミュニティの多様性を反映したものであり、心を込めて丁寧に作られていました。今日の課題に取り組む中で、コミュニティの協力がもたらす力強い影響を再確認できました。
活気あふれる歌やダンスのパフォーマンスも特別なものでした。これらの文化的なパフォーマンスたちは、多様性の豊かさを称賛し、学生全員に笑顔をもたらし、会場全体を喜びで満たしました。私たちが団結して取り組むことで、どれだけ多くのことが成し遂げられるかを改めて実感することができました。
また、礼拝で献金してくださった皆様に、心より感謝申し上げます。皆様からの温かいご支援は、ミャンマーの国内避難民を支援し、困難な状況下で希望と救済を届けることに役立てられます。皆様のご厚意と慈悲深さに、深く感謝いたします。
参加してくださった方々、協力してくださった方々、そしてお祝いに駆けつけてくださった全ての方々、本当にありがとうございました。第52回収穫感謝の日は、皆様のご参加なしには実現し得ませんでした。私たちは共に、明日の豊かな収穫のために、今日種を蒔いているのです!











”今日の校長”
10月4日(金)、新潟県新発田市の敬和学園大学のチャペル・アッセンブリー・アワーのスピーカーとして呼ばれ、「土からの平和」と題して講話をさせていただいた。対象は主に1年生約100名(+オンライン出席者)。敬和学園大学はキリスト教精神に基づいたリベラルアーツ教育を行う学生数700名ほどの大学だ。「隣人に仕え持続可能な社会を担う良識ある市民を育成し、地域社会と国際社会に貢献する。」というビジョンを掲げていて、理念や価値観にはアジア学院と共通するものがあると強く感じた。
かつては系列の敬和学園高校から生徒さんたちがアジア学院にワークキャンプに訪れていたが、特に震災後はあまり行き来がなかった。今回10年ぶりに大学を訪問し、情報をアップデートさせていただいた。
写真は金山愛子学長(右)、下田尾次郎教授(キリスト教学・左)と。食堂の大きな世界地図の前で。