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前の年度の終わりと新しい年度の始まり

今週、今年アジア学院で学ぶ農村リーダーたちの第一陣、15名がキャンパスに到着しました。

2月に2023年度研究科生の卒業式を終え、静かになっていたキャンパスですが、一気に活気が戻ってきました。

学生たちとボランティア、職員は今年コミュニティの輪をつくり、4月13日(土)に入学式を迎えます。

2024年度は海外からの学生20名、日本人学生1名、研究科生1名が農村指導者養成研修に臨みます。

下野新聞論説「日本の食料自給率考える」アジア学院校長荒川朋子

校長荒川朋子が半年間地元紙下野新聞日曜論壇の執筆陣に加わっています。

初回は「外国人と共生する社会に」と題した論説を展開しましたが、今回の主題は「日本の食料自給率考える」でした。

食は命である。まずは自分の今日の食料自給率を計算してみてはどうだろう。

農林水産省のホームページに自給率計算が簡単にできるサイトがある。自分の命の保障を知ることで多くの発見があるはずだ。

— 下野新聞日曜論壇 2024年3月17日 「日本の食料自給率考える」アジア学院校長荒川朋子より抜粋

荒川は日本の食料自給率について考え、食は命であると語ります。

アジア学院の農と食につながる営みは「フードライフ」と呼ばれます。「フード」と「ライフ」は切り離せないとの思いからです。

アジア学院は「食料主権」について考えます。私たちが考える食料主権とは、自分たちの口に入れる食料について、何をつくり、何を食べ、どう生活をするかを、自分たち自身で決める権利です。  

学生達は、自給自足の実践と研修プログラムを通じて「食料主権の重要性」について学びます。農場や畜舎等から排出される資源を無駄なく有効活用する「実践知」を積み、学生達は自国の農村で応用できるノウハウを学びます。ひとりではできない事を、人と共に働いて達成する、すなわち、人に必要とされながら、お腹を満たし、人間の尊厳を育み、やがて互いの尊重が平和をもたらす。

こうして「フードライフ」の実践を通じて、「土からの平和」が学生たちに浸透していきます。

自然の中で循環するいのちとその多様性を大切にし、健康な食べものを作り、料理し、分かち合い、その恵みに日々感謝します。神、人、自然を愛しつつ、共に汗を流しながら土を耕し、食料主権、気候正義、災害に強い農業など、食料自給の実践を通してともに学び合っていきます。

詳細は記事にて。下野新聞購読の方は次回もお楽しみに。

下野新聞論説「外国人と共生する社会に」アジア学院校長荒川朋子

本日より半年間アジア学院校長荒川朋子が地元紙下野新聞日曜論壇の執筆陣に加わります。

初回は「外国人と共生する社会に」と題した論説。「ガイジン」としてではなくその人の目を見てあいさつすることから対等な人間として向き合いを語りました。

詳細は記事にて。栃木県内在住の方は次回もお楽しみに。

アジア学院校長荒川朋子が地元紙下野新聞「日曜論壇」欄で執筆します。

下野新聞は毎週日曜日「総合・論説面」に「日曜論壇」を掲載しています。2月から半年間の執筆陣にアジア学院校長荒川朋子が加わります。

初回は2月11日(日)。

アジア学院で培った視点から論壇を展開します。

荒川は本年度アジア学院についての本も著しました。

アジア学院アジア農村指導者養成専門学校校長 荒川朋子著

『共に生きる「知」を求めて ー アジア学院の窓から』

アジア学院にご注文いただきますと、3月までは下記の特別価格でお求めいただけます。

ご希望の方はアジア学院にご連絡ください。

0287-36-3111

定価1,200円(税別)のところ、2023年度に限り

50周年記念価格1冊1,000円(税込み・送料別)

荒川朋子略歴

群馬県高崎市出身。

国際基督教大学教養学部卒、ミシガン州立大大学院修士課程修了。

中学、高校教諭を経て1995年アジア学院アジア農村指導者養成専門学校職員。

2015年から同校校長。アジア・アフリカなど開発途上国の農村指導者養成に携わる。

那須塩原市在住。

2023年クリスマス特別献金のお願い

託してください、皆様の「希望の種」を。

2023年度のアジア学院の学生たちは12月9日(土)に卒業式を迎え、それぞれが夢を胸に、母国へと帰っていきました。皆様のご支援は「希望の種」となり、各国の農村地域に卒業生と共に運ばれ、大勢の人々の希望となります。

クリスマスが近づくこの季節に、皆様の「希望の種」を、アジア学院の熱意溢れる学生たちに託していただけませんか?

頂いた献金はアジア、アフリカなどの国々からアジア学院にやって来る学生の渡航費や授業料、さらに寮費、食費など月々の生活費など奨学金として用いさせていただきます。世界各地の草の根の農村開発指導者として働く人材を育てるアジア学院の働きに、皆さまからのご支援をお願い申し上げます。

個人でも、教会でも、学校でもご献金いただけます。

ご献金はクリスマス特別献金ページより:ari.ac.jp/christmas-donation

第51回卒業式を執り行いました

12/9(土)、季節外れの暖かい気候の中、第51回卒業式を執り行い、26名の学生が無事卒業しました。 ご参列くださった皆様、遠くからご応援くださった皆様に心より感謝申し上げます。

12/12には4名の卒業生をたくさんの涙、ハグ、歌と祈りでキャンパスから送り出しました。金曜日には残りの卒業生もみんな帰国します。

荒川校長の式辞で言及されたように、それぞれの場所から根ごと引き抜かれ、この共同体に植えられて成長した苗たちは、再びここから引き抜かれて元いた場所で新しい根を伸ばし、人々に仕えていきます。

新卒業生たちの農村指導者としての歩みをどうぞこれからも応援してください。

学生達による最終発表を行いました

アジア学院の学生達は9ヶ月かけ、全てのカリキュラムを終了し、11月30日から12月5日の5日間かけて、最終発表を行いました。
最終発表では、アジア学院で学んだことを活かし、母国に帰国した後、どのような目標を持ってどのような形で働くかを話してくれました。
また、発表をした学生に向けて質疑応答の時間を持ち、振り返りシートを書くことによって、コミュニティ全員でひとりひとりの学生の今後の働きがより豊かになるように考えることができました。
明日は遂に学生達の卒業式が行われ、帰国する時期を迎えています。それぞれの学生達が、無事に帰国できるようお祈りいただければ幸いです。

第51回卒業式について
日時:2023年12月9日(土)13時30分~15時30分
※式後、簡単なお茶の会がございます。

場所:アジア学院 コイノニア食堂棟

最寄駅:東北新幹線 那須塩原駅 西口(12時20分着)

送迎バス: 行き 12:30 那須塩原駅発
               帰り 15:30 アジア学院発
送迎バスのご利用を希望される方はご連絡ください。
[email protected] / 0287-36-3111 (平日9-17時)

第二次世界大戦における元捕虜と日本人の和解に関する講演会を行いました

先日、アジア学院では、アガペー・ワールドのホームズ恵子さんをお招きし、平和と和解についてのメッセージをお聞きする機会が与えられました。アガペー・ワールドは、恵子さんが日本人コーディネーターを務める、日本と第二次世界大戦の元捕虜との和解を促進するための組織です。今回、お話しして下さった恵子さんは、このテーマに関する、様々な思いや経験をシェアしてくださいました。

アジア学院の学生や職員に対する彼女の今回の講演は、実際に捕虜されていた方々とお話ししたエピソードなどもあり、多くの人の心を揺さぶりました。特に私たちは、彼女が行なった悲劇的な働きが、戦争の恐怖を体験した人々の人生に大きな悲しみとトラウマを与えるという使命につながったことに驚きを覚えました。彼女は、戦争の際に傷つけた人、傷を負った人、双方が互いに会い、謝罪の場を見つけ、和解し、赦しの種から友情の花を咲かせることを奨励するために働いておられます。

講演の最後には、学院の校長である荒川朋子とともに、アジア学院の多くのアジア諸国が参加するコミュニティに対して、日本が第二次世界大戦で犯した過ちと罪について深く謝罪しました。彼女の謙虚な姿勢は、その場にいた全員に深い感動を与え、その瞬間、自分たちが単なる聞き手ではなく、平和を構築する行程において働いているうちのひとりであることを実感しました。謙虚に、そして潔く謝罪し、謝罪を受け入れることができれば、誰もが平和の担い手になれるのです。

今回の恵子さんのお話は、悪や苦しみが終わりではなく、平和と愛が最終決定権を持つことができるという希望を感じさせるものでした。

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