【学生紹介】レイ(ナイジェリア)

「きっかけは、昼食に食べるものがない家族を訪ねたこと。飢え、不安を抱え、読み書きのできないことが一般的な環境で生活している彼らに力を与えることはできないか。それから、私は進むべき道を考え始め、彼らのニーズに応えることを決めました。」

ナイジェリア人の学生ポヮダディ・レイモンド(レイ)は宗教と部族を基盤としたコミュニティで暮らし、働いています。彼女のコミュニティの強みは、人々が勤勉で信仰心が厚く、西洋の教育を受けた人がかなりいることです。その一方で、宗教的不寛容、治安の悪さ、誘拐活動などの課題も抱えています。

彼女の主な仕事は、女性や孤児への食料品の配給を監視すること、女児のための洗面用具を購入すること、女子教育の重要性について家族を教育するためのワークショップを開催すること、農具の使い方について女性を訓練するために専門家と連携を取ることです。

新しい技術を身につければ、農業技術を向上させ、人々の生活を向上させることができます。彼女は、食料が急務となっている地域社会で、より実践的なスキルを持った信頼できるリーダーの必要からアジア学院で学び、さらに農村リーダーとして平和と紛争解決についても学びました。

送り出し団体:カトリック教会女性会連合

カトリック教会女性会連合は、女性に力を与え、支援することを目的としています。また、エンパワーメント・プログラムを通じて青少年を支援したいと考えています。そのプロジェクトのひとつが “未亡人と孤児プロジェクト “です。女児用の洗面用具を購入し、未亡人や孤児に食料を提供するのが目的です。また、「農業に携わるザルマガンダの女性たち」プロジェクトも行なっています。このプロジェクトは教育を促進し、経済的支援を提供し、飢餓をなくすことを目的としています。

男子寮・ゲストハウス

学生とボランティアは男女別の寮で暮らしています。共用の談話室やキッチン、シャワー、洗濯機があります。Wi-Fiは使用できません。

鶏舎

平飼いの鶏小屋と育雛舎があります。400羽以上の鶏を飼育し、年間80,000個以上の卵と約1トンの鶏肉を生産しています。

豚舎

学生は様々な養豚技術を実践的に学びます。発酵床タイプとコンクリート床タイプがあり、糞尿はバイオガスや肥料に利用されています。

山羊舎

山羊のミルク(年間200リットル以上)や肉は食用に、糞尿は肥料に利用しています。山羊は日中は放牧場でのびのびと過ごします。

森林

キャンパス周辺の森林では薪や木炭用に間伐を行い、農業に使う落葉等の有機資材を集めます。

2.5ヘクタールの農地で約100種類の野菜・作物を農薬や化学肥料を使わずに栽培しています。コミュニティが共に学びつつ自給自足の生活を続けるため、皆で畑を管理しています。

水田

キャンパス内外の水田で米の栽培を行っています。アイガモを使った除草や施肥など、有機稲作法の向上のためにさまざまな手法を研究しています。

ワークショップ

修繕やリサイクルのための施設で、機械、溶接、木工関係の道具、材料が置いてあります。

ミキシングルーム(飼料配合舎)

手作業や機械を用いて家畜用の飼料を作っています。品質と持続可能性を高めるために日々奮闘しています。

管理棟

管理棟1階には受付と事務室、2階に職員室、校長室があり、隣接してファームショップ(農業研修棟)があります。

ARIショップ

アジア学院の農産物や加工食品、書籍、卒業生の国の民芸品等を販売しています。

ファームショップ(農業研修棟)

学院の農作業の中心であり、教室や農具・農業資材置き場を備えています。作物の乾燥保管も行います。

オイコスチャペル

100年前の農家の古民家を改装した礼拝堂です。毎日の朝の集会はここで行われます。その他黙想や対話、ゴスペルクワイヤの練習等に使われ、コミュニティに開かれた空間です。オイコスとはギリシア語で「ホーム」を意味します。

マナハウス(食品加工棟)

クッキーやジャムなどの加工食品の調理と保存を行う施設です。一階は鶏の食肉処理施設になっています。

養魚池

食用および農用に魚を飼育しています。

クリスマス・ウィンターキャンペーン 2025
Christmas and Winter Donation Campaign