今月初め、今年の学生たちがアジア農村指導者養成学院(ARI)に到着しました。まだ数週間しか経っていませんが、彼らはすでにこの共同体での生活に少しずつ馴染み始めています。日々のリズム、名前、そして労働と相互尊重のうえに築かれたコミュニティの特有の流れを学んでいます。
農村指導者養成プログラムも本格的に始動しました。学生たちは、毎日の農作業、家畜の世話、厨房での活動に加え、リーダーシップや持続可能な暮らしについても深く考え始めています。覚えることはたくさんありますが、すでに彼らは「手」と「心」で働くことを学びつつあります。
最近植えた種は、やがて私たちの食卓を支える作物へと育っていくでしょう。桜の花びらは散り始めましたが、新たないのちがあちらこちらに見えます。芽吹いた野菜の緑、子どもたちのように元気な動物たち、そして人と人との間に少しずつ育まれる静かな絆のなかに。
学生たちはここで学びながら、自己成長を遂げ、帰国後にその学びを地域社会に生かすための準備をしています。これからの道のりは長いですが、すでに私たちは共に歩き始めています。
私たちは感謝しています。とくに、無事に到着した学生たち、そして彼らがこの場所にもたらしてくれる忍耐、喜び、そして静かな勇気に


