【学生紹介】岩本桃子(日本)

私は今まで20年近く社会人として働いてきましたが、日々、消費ばかりを続ける自分の生活に疑問を感じ、次世代、さらに先の世代に向けて貢献できる方法を模索するようになりました。

ここ数年大きく変化する気候条件の中、どんな危機が起きようとも、”食べること”はどこまでも不可欠なものであり続けますし、より一層、人類にとって共通の課題となってくることを想像します。

異なる環境下に住み、異なる価値観を持つ人々の問題や、消費の裏にある事実を、自分とかけ離れた教科書的な理解ではなく、実態を持って一緒に考え、ここアジア学院で「共に生きる」あり方を探求したいと思っています。

また、有機農業や畜産の実践的スキルを通じて専門性を高め、資金調達の方法、人手不足で悩む環境下で、どうやって生産の場を魅力的なものとして人々を引き込んで行くかなど、今ある自分が置かれた身近な課題解決のための学びを深めて行きたいと思います。 

卒業後は、モデルファームの確立と合わせて、命をいただくことを実践を通して伝えるようなプログラムを作りたいと考えています。

コンポストトイレ、太陽光を使ったエネルギー活用にも取り組みます。持続可能なアプローチを通じて、自然を見る解像度を高め、互いに手を取り合うような精神性を伝え、地域社会に豊かさをもたらすことが私の将来への希望です。自らが興味を抱く多岐にわたる活動を実現したいと願っています。

男子寮・ゲストハウス

学生とボランティアは男女別の寮で暮らしています。共用の談話室やキッチン、シャワー、洗濯機があります。Wi-Fiは使用できません。

鶏舎

平飼いの鶏小屋と育雛舎があります。400羽以上の鶏を飼育し、年間80,000個以上の卵と約1トンの鶏肉を生産しています。

豚舎

学生は様々な養豚技術を実践的に学びます。発酵床タイプとコンクリート床タイプがあり、糞尿はバイオガスや肥料に利用されています。

山羊舎

山羊のミルク(年間200リットル以上)や肉は食用に、糞尿は肥料に利用しています。山羊は日中は放牧場でのびのびと過ごします。

森林

キャンパス周辺の森林では薪や木炭用に間伐を行い、農業に使う落葉等の有機資材を集めます。

2.5ヘクタールの農地で約100種類の野菜・作物を農薬や化学肥料を使わずに栽培しています。コミュニティが共に学びつつ自給自足の生活を続けるため、皆で畑を管理しています。

水田

キャンパス内外の水田で米の栽培を行っています。アイガモを使った除草や施肥など、有機稲作法の向上のためにさまざまな手法を研究しています。

ワークショップ

修繕やリサイクルのための施設で、機械、溶接、木工関係の道具、材料が置いてあります。

ミキシングルーム(飼料配合舎)

手作業や機械を用いて家畜用の飼料を作っています。品質と持続可能性を高めるために日々奮闘しています。

管理棟

管理棟1階には受付と事務室、2階に職員室、校長室があり、隣接してファームショップ(農業研修棟)があります。

ARIショップ

アジア学院の農産物や加工食品、書籍、卒業生の国の民芸品等を販売しています。

ファームショップ(農業研修棟)

学院の農作業の中心であり、教室や農具・農業資材置き場を備えています。作物の乾燥保管も行います。

オイコスチャペル

100年前の農家の古民家を改装した礼拝堂です。毎日の朝の集会はここで行われます。その他黙想や対話、ゴスペルクワイヤの練習等に使われ、コミュニティに開かれた空間です。オイコスとはギリシア語で「ホーム」を意味します。

マナハウス(食品加工棟)

クッキーやジャムなどの加工食品の調理と保存を行う施設です。一階は鶏の食肉処理施設になっています。

養魚池

食用および農用に魚を飼育しています。

クリスマス・ウィンターキャンペーン 2025
Christmas and Winter Donation Campaign