「価値の追加 」- 卒業生アルデェンドゥ・チャタジーの記録映画をオンライン公表

新しいドキュメンタリー映画がアジア学院公式ユーチューブ・チャンネルでアクセス可能になりました。 “Adding Value: Ardhendu S. Chatterjee and Food-Insecure Farmers In Search of Hidden Resources”(「価値の追加 – 隠れた資源を求めて、アルデンドゥ・S・チャタジーと食糧不安のある農民たち」)です。

このドキュメンタリー映画では、農村教育者のアルデンドゥ・チャタジーさんが、インドの草の根コミュニティの農家を訪問する様子が描かれています。チャタジーさんは、自然素材を使ったエコロジカル農業を実践することで、農民の生活の安定に貢献しています。

チャタジーさんは、1976年にアジア学院の農村指導者研修を修了し、コルカタにある「開発研究・通信・サービスセンター」(DRCSC)の共同設立者でもあります。アジア学院では定期的にチャタジーさんを講師として招き、持続可能な農業と環境の相互依存への理解を深めていただいてきました。

“Adding Value”は、ドキュメンタリー映画制作者であるドナータ・エルシェンブローホ博士とオットー・シュヴァイツァ博士の主導により制作されました。彼らは30年以上にわたり、異文化の視点から教育映画を制作してきました。ドナータさんはアジア学院と10年以上の付き合いがあり、社会調査の専門家でもあり、チャタジーの知恵を映画に残し、凝縮させることに興味を持ちました。

アジア学院はこのドキュメンタリーを、アルデンドゥ・チャタジーさんの影響力の証しとして、また、生態学的農業やコミュニティ開発に関心のあるすべての人々の学習の機会として提供します。

素晴らしい映画作品の製作に貴重な時間とノウハウを注いだドナータさんとオットーさんに心から感謝を申し上げます。