
〒329-2703
栃木県那須塩原市
槻沢442-1
アジア学院は、今年も秋から新たに4名の長期ボランティアを迎えました!クリスチャン(ドイツ)、リアン(ドイツ)、まるちゃん(日本)、マリー(ドイツ)。
みんな9月の初めに来日しました。
アジア学院ではHTCを目前に控え、新ボランティアも含めコミュニティの全員が、2日間のイベントを最高のものにしようと頑張っています!
毎年恒例の収穫感謝の日(10月12日~13日)にアジア学院を訪れ、学生、ボランティアやコミュニティについてもっと知ってください。
アジア学院でのボランティアの生活を知っていただくために、新ボランティアにいくつかの質問を用意しました。
— アジア学院にボランティアとして来たきっかけは何ですか?–
クリスチャン:アジア学院の「共に生きる」という理念をもっと知りたいと思ったのと、いろいろな国の人たちと交流し、日本の美しい自然を楽しみたいと思ったからです。
リアン:他の国に行ってみたかったし、いろいろなバックグラウンドを持った人たちと一緒に働きたかった。
まるちゃん:バックグラウンドの違う新しい人たちと出会って、新しい生き方に出会いたいと思いました、
マリー:アジア学院の国際的なまなざしと、他者への愛、特にイエス・キリストへの愛に根ざした持続可能性への共感に惹かれました。
ドイツの大都市の近くで育った私は、文化の違いに興味があり、農村の生活についてもっと知りたいと思っていました。
さらに、すでに学校内で全国的なボランティア活動をしていたので、困っている人を助けるために国際的な活動を広げたいと思いました。
— アジア学院のコミュニティに溶け込むのは簡単でしたか?–
クリスチャン:正直、とてもすんなりいった。ここには本当にたくさんの人がいて、みんなが積極的に会話をしてくれる感じです。
リアン: 最初の2週間で、すでに新しい友達ができました。
まるちゃん:思ったよりスムーズだった。多くの参加者が一人の人間として話しかけてくれたのが印象的でした。
マリー:溶け込む過程に終わりがあるわけではないですが、コミュニティが受け入れてくれ、導いてくれたおかげで、自分の成長を感じています。折々にコミュニティのイベントが企画され、誰ものけ者にされずにコミュニティの一員になることができています。
— アジア学院でこれまでに経験したことの中で、最も良かったことは何ですか?–
クリスチャン:雨が降りしきる中、他のコミュニティメンバーと一緒に自転車で街を走ったことは、とても印象的でいい経験でした。
リアン:新しい友達に出会えたこと。日本を旅行するときは、何人か訪ねようと思う。
マルちゃん:アフリカの学生と小さなことで笑いあったこと、畑で踊ったこと。日常の小さなことに目を向ける目線は美しくて、いつも私を幸せにしてくれます。
マリー:コミュニティのイベントに参加し、夜まで一緒に過ごすことは、強い人間関係を築き、大切な思い出を作ることができ、とても充実感を感じています。
10月12日(土)、13日(日)に行われる収穫感謝の日(HTC)をお手伝いくださるボランティアさんを募集しています。
アジア学院最大のイベントを一緒に作り上げましょう!
★期間
フル参加:10月8日(火)14:00~14日(月)16:00
※14日(月)夜にアジア学院メンバーのみで行われる後夜祭に参加されたい場合、14日もご宿泊いただけます。
部分参加:到着日によって集合時間が異なります。
到着日が10月8日(火)~11日(金)→14:00集合(到着日はオリエンテーションです)
到着日が10月12日(土)~13日(日)→09:00集合
日帰りでのお手伝いも歓迎です。
★仕事内容
9~11日:ゲートや看板、掲示物等の作成、運搬、会場設営、調理等
12~13日(HTC当日):調理・食事提供・食器洗い、ゲームや展示の補佐、駐車場等
14日:片付け
※フードライフワークや朝の集いなど、通常のアジア学院の活動にも参加していただきます。
持ち物や日々のスケジュールについて、ワーキングビジターのページをご参照ください。
★料金
宿泊費:一般 3000円/泊 学生 2000円/泊
食費: 600円/食
※収穫感謝の日当日(10月12、13日)の昼食は無料です。
★お申込みはこちらから
現在アジア学院では、2025年度の日本人学生を募集しております。
興味を持たれている方は、ぜひ28日(土)のオープンキャンパスにお越し下さい!(詳細については記事の末尾に掲載)
前回に引き続き、今回も、卒業生の“今”をお伝え致します。
【小山 萌愛さん 2009年度 卒業生】
Q1, なぜアジア学院の学生になったのか?
タイやミャンマーの農村で自給自足やコミュニティでの分かち合いの暮らしを体験し、自分も生きるベースとなる農業を学び、コミュニティでの暮らしをしたいと思ったため。
京都で学生と交流したのをきっかけに、一度アジア学院に一週間滞在したら、帰りたくないくらい心地よかったので入学することを決めた。
Q2, 一番の学びは?
掃除をしないクラスメイトに泣きながら怒ったことで、家族以外に怒る事ができなかった私が初めて怒り、怒りは相手を理解したい、されたいという思いから出てくることもあると知ったこと。
相手も私のことを理解しようとしてくれて、翌日和解できた。
Q3, 現在のライフワークや生活について
のんびりと小さい農業で暮らす。三重県伊賀市の山里で、夫と犬、山羊と共に暮らし、お米やお野菜を無農薬・無化学肥料で栽培。野菜セットやマルシェ、地域の八百屋兼自然食品店にて販売、私自身もお店にて働く。全国に農業ネットワークをもつ愛農会の理事としてイベント等にも関わる。
近所にクラスメイトであり、友人がいる事が大きな支えです^^
最近は漬物にハマっています。
Q4, 学生を考えている皆さんへのメッセージ
私は入学前から英語が不安で、入学して2ヶ月後、自分の伝えたい事が言葉にできないことが一番辛かったけど、クラスメイトに励ましてもらい、楽しく過ごす事ができました。学生には英語が母国語の人がおらず、英語のレベルや話し方もそれぞれなので、英語が得意な人も、苦手な人も相手に合わせようとお互い努力します。そうしてアジア学院にしかない英語が生まれているので、もし英語に不安がある方、人よりわかりやすく話せるセンスがあるかもしれないです!Don’t worry! Be happy!
☆9月28日(土) オープンキャンパス開催します ☆
10:30-14:00 キャンパスツアー、お楽しみプログラム、学院のオーガニックランチ込みで、2,000円です。
お申し込みはこちらから→ https://ari.ac.jp/entry-form-open-campus2024/
同様のプログラムを1/25(土)にも開催予定です。
日本人学生としての入学を考えておられる方は、それ以外の日程でも見学可能ですので、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
月曜日、アジア学院では、創立記念日を祝う特別なプログラムが持たれました。
午前中にはオイコスチャペルにて記念礼拝が行われ、アジア学院創立の中心にいた高見敏弘先生の奥様、信子夫人を通して、ご夫妻の人生における数々の素晴らしい人格的な出会いと、神様の導きを知りました。
礼拝には、近隣の元職員も集い、先達たちの努力と祈りの上に、今のアジア学院があり、自分達もその流れの中に加えられてきたことを実感する時間でした。
礼拝後はチャペル・ガーデンに移動し、アジア学院の宣教師として生涯を捧げられたG・デブリース宣教師を記念する式典を行いました。
桜の記念樹の前に彼女の名前を記したプレートを設置し、その働きに感謝を捧げました。
美味しい昼食を頂いた後には、コミュニティの絆を深める、楽しいバレーボール大会も行われました!
“今日の校長“
桜美林大学のジェフリー・メンセンディーク准教授・チャプレン率いる尊厳教育の研究プロジェクトチーム(長谷川恵美准教授、浅井亜紀子教授、滝澤美佐子教授)が9月9日から3日間アジア学院に滞在されました。
メンセンディーク先生は、尊厳に関する本をご自身で日本語に訳された(Donna Hicks博士の著書『尊厳のリーダーシップ』晶文社)ことから独自の尊厳ワークショップを考案し、4年前からそのワークショップをアジア学院の学生を対象に実施してくださっています。今年はそれに加えて一般の方に向けて日本語でのワークショップも行われました。
「尊厳」のメガネで世の中の様々な問題、人間関係のもつれを見ると、そのどこにも「尊厳」が損なわれている問題が見え、私たちにとって「尊厳」を認めること、高めることがいかに大切であるかが分かってきます。尊厳教育の普及にアジア学院ももっと力を入れていきたいと考えています。
8月26 – 31日、学生たちは山形を中心とした研修旅行に出かけました。
2つのグループに分かれて、置賜と庄内の二地域で、JAや市役所、農家、学校等を訪れました。
これらの地域は、地元の人々がリーダーシップを発揮し、行政をも動かして、生産者にも消費者にも優しい有機農業の推進をしてきた長い歴史を持っており、学生たちは先達たちの思想や、JAなどの農家を守る仕組みから、農業にかかわる女性のジェンダー問題に至るまで、多くの事を学びました。
研修の合間には、グループで協力して、食事の支度や掃除を行ったり、歌や踊り、食事会を通して地元の方々との交流も楽しみました。
初日に、バスの故障のため高速道路のパーキングエリアで5時間立ち往生するトラブルもありましたが、一人一人の健康も守られ、無事に6日間の旅を終えることが出来ました。
毎年、学生たちを温かく受け入れて下さる、全ての方々に心から感謝申し上げます。ありがとうございました!
8月1日から26日にかけて、アジア学院の職員2名がザンビア、マラウィを旅して、計23名の卒業生を訪ねました。
旅の最後には、マラウィで開催されたECHOのカンファレンスに出席しました。
ECHOは東南アジアや東西アフリカで、地域の状況に即した持続可能な農法の研修機会を提供するなどして、小規模農家の自給を助け、飢餓問題に取り組んでいる団体です。
ECHOのイベントと同時に、アジア学院 北米後援会(AFARI – American Friends of ARI)はアジア学院の卒業生の集いを企画・後援することで、卒業生たちが学院での学びを振り返り、同じ地域の卒業生や同業者と交流し、新たな技術を学ぶ機会を提供しています。
職員の旅費も支援して下さったアジア学院 北米後援会の皆さまに、この場を借りて深く御礼申し上げます。
ザンビア、マラウィの卒業生の具体的な活動の様子は、次回の投稿でお伝えします。どうぞお楽しみに!
”今日の校長”
9月2日のJapan Timesにアジア学院に関する記事が大きく載りました。
題して“Over half a century, seeds of change grow at a Tochigi farm” (「半世紀に亘って、栃木の農場から変革の種が育つ」)
https://www.japantimes.co.jp/community/2024/09/02/our-lives/asian-rural-insititute-tochigi-namibia-cambodia-germany/
今年のナミビアからの学生(写真)がどんな学びを得ているか、2003年に滞在していたドイツ人ボランティア、2010年度のカンボジア人卒業生のそれぞれの人生が、アジア学院に来ることによってどう変わったか、アジア学院の研修の意義などが綴られています。
記事を書いたMedeleine Cucksonさんは7月にアジア学院で3週間に亘って実施されたキリスト教のグループのリーダー研修で滞在されたイギリス人で、現在はルーマニアでウクライナ難民の支援に当たっています。
〒329-2703
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槻沢442-1