
〒329-2703
栃木県那須塩原市
槻沢442-1
アジア学院では、PRAの授業が行われ、学生たちはそれぞれの出身地域に分かれて、地域の課題について話し合いました。PRAは、地域の人々が自分たちの力で問題を見つけ、解決に向けて考える方法で、開発の現場でもよく使われています。
授業では、問題の「原因」と「その影響」を整理する活動も行われました。多くのグループが共通して取り上げたのが「ごみの管理(waste management)」です。ごみの処理が不十分なことで、川や土壌の汚染、病気の原因になっている例が多く出されました。学生たちはお互いの地域の違いや共通点を知り、どんな取り組みができるかを一緒に考える貴重な学びの時間となりました。
6月22日、学生4名と職員1名が「アジア学院サンデー」として東京の日本基督教団 中目黒教会にお邪魔しました。
礼拝では、インドネシア出身の学生で牧師でもあるベリさんが母国での体験を交えた説教を語りました。
その後の愛餐会(昼食会)では教会員さん手作りの豪華なお料理を頂きながら、各学生にマイクが回され、自分の国や仕事のことを発表しました。
先日の東京ホームステイプログラムで学生のホストファミリーを務めてくださった2家族もお越しくださり、嬉しい再会のひとときとなりました。
長年のサポーターであり、温かく迎えてくださった中目黒教会の皆様に改めて深く感謝いたします!
7月にも、栃木と群馬の色々な教会でアジア学院サンデーを行います!詳しくは、下記ページをご覧ください。
7月のアジア学院サンデーのお知らせ
写真提供:中目黒教会
先日、1999年に学生だった北島砂織さんが特別授業を行ってくださいました。
北島さんは、これまでアジアやアフリカを中心に国際開発の分野で20年以上にわたり活躍されており、現在は国連世界食糧計画(WFP)にてリスク分析部門の責任者を務めていらっしゃいます。
授業では「リスクマネジメント」をテーマに、参加者一人ひとりが自身のビジョンに伴うリスクを整理し、言語化するワークショップが行われました。
学生たちにとっては、アジア学院での研修の目的や、自身の使命をより明確にする貴重な時間となりました。
先日、学生主導のコミュニティイベントが行われました。
テーマは「Enjoy!」。短い準備期間の中、学生たちは創意工夫をこらして、楽しいゲームや美味しい食事を用意してくれました。
当日はたくさんの笑顔があふれ、学生たちの頑張りに心から感謝です!
アジア学院では「アイガモ農法」という稲作を実践しています。農薬を使う代わりに、アイガモを田んぼに放し、雑草や害虫を食べてもらいます。カモの糞は稲の肥料になり、成長して卵を産むようになると、私たちの食卓に並びます。
学生は研修の一環として、健康なカモの飼育や環境の生物多様性の維持など、持続可能な米作りの方法を詳しく学びます。
先週、アジア学院で「熱帯地域の自然農法」クラスを開催(講師:村上真平)
森や土、自然の循環の大切さを学び、化学農業と有機農業の違いについて考えました。腐植や堆肥、多様性の重要性が語られ、学生たちは活発に質問しながら理解を深めました。次回のクラスは9月に予定されています。
村上真平氏のプロフィール
村上真平(むらかみ しんぺい)1959年福島県田村市出身。農家の跡取りとして生まれ1970年に有機農業を始める。1982年にインドを訪れ、ガンジー・アシュラムに1年間滞在したことを契機に、海外協力の道を歩み始め、1985年から6年間バングラデシュ、1996年から5年間タイで、NGOを通じて自然農法の普及や持続可能な農村開発に携わる。2011年の震災後は三重県に移住して農業を続け、現在は三重県多気町「VISON」にオーガニック農園を作ってほしいとの要請を受け、Soil to Table, Table to soilをコンセプトとした農園とレストラン、VISONノウニエール農園の計画、立案、デザイン、運営の監修をする。
アジア学院では、毎年恒例の田植えを行いました。この日は晴天に恵まれ、参加者たちは音頭を取りながら、にぎやかに作業を進めていました。
今年の田植えのテーマは「Grow Rice, Live Happily and Say Goodbye to Hunger」。
命を支えてくれるお米の大切さを改めて感じ、感謝の気持ちがあふれる一日となりました。
今年も、17か国の本科生27名、研究科生2名という、多様なメンバーを迎えて、研修が進められています。学生たちの国での働きや、アジア学院での学びに期待すること、帰国後の夢を知り、応援していただけますと幸いです!
こちらのページの末尾に掲載しています。→ 今年度の学生 – アジア学院
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