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新しいトレーニング・アシスタントを迎え、新年度の学生の到着に備えています!

アジア学院のコミュニティでは、2名の新しいトレーニング・アシスタント(TA)を迎えました。インド出身のジェレミヤさん(2019年卒業生)とマラウイ出身のヴェーさん(2018年卒業生)で、1年間、アジア学院の特定の部門で働くことを通して学びを深め、自分たちのコミュニティの問題解決を目指します。
TAは、農作業や食品加工、コミュニティ活動など、さまざまな場面で学生たちと共に働き、重要な役割を果たします。彼らがもたらす新しい視点や経験を通じて、私たちも多くを学び合うことができるでしょう。
また、3月末には新しい学生たちが到着し、研修が本格的にスタートします。未来のリーダーたちが、学び・共有し・共に成長する、変革の旅が始まるのです。
彼ら / 彼女らとともに、ARIのコミュニティはこれからも学びと支え合いの場として発展し続けます。
皆さんも新年度を楽しみに、私たちと共に学生たちを温かく迎えてください!

アジア学院スタッフの 非暴力コミュニケーション(NVC)研修

研修の休み期間である1月、アジア学院のスタッフは、プロのトレーナーのもと、非暴力コミュニケーション(NVC)の5日間の集中コースを受講しました。
NVCは自分自身を理解することから始まります。トレーナーはアジア学院のスタッフに、他者の行動を含めて自分の状況を観察し、その状況に基づいて自分の感情を味わい、自分のニーズを探し、理解し、そのニーズを満たすために他者に要求するスキルを教えてくださいました。
また、アジア学院のスタッフは、NVCのスキルに基づき、グループの中で不満を抱いているメンバーの気持ちやニーズを理解しようと、争いの解決法も実践しました。ワークショップ形式の安全な空間であっても、それはとても激しいものでした!しかし、他者への共感を築くための強力なツールです。
アジア学院では、多様なメンバーが公平で包括的な環境の中で共同生活を送っています。そのビジョンには強大な理想が反映されていますが、その理想を実際に日常生活で実践するのがスタッフの責務です。NVCのようなツールがあれば、私たちはその実現に一歩近づくことができるでしょう。
本ワークショップの資金援助をしてくださった、アメリカ福音ルーテル教会に深く感謝いたします。

7匹の子豚がアジア学院コミュニティに加わりました

アジア学院では、自給自足の持続可能な農業を実践している。つまり、食堂で提供する食材の90%以上は、キャンパス内で栽培・飼育されたものです。これには、大豆、鶏肉、豚肉など、ほぼすべてのタンパク質が含まれます。

私たちは単に家畜を育てているのではなく、他の多くの生命を支える生命を育てているのです。最近では、キャンパスで子豚という新しい命が誕生した!この子豚たちは1年間私たちと一緒に育ちますが、今はそのかわいらしさを楽しむことができます!

ザンビア&マラウイの卒業生を訪ねる 旅行記シリーズが完結!

8月にアフリカ南部を訪れた、アジア学院の職員スティーブン・カッティング(卒業生アウトリーチ)の旅行記のウェブ連載がついに完結しました。3週間以上にわたる滞在を通して、23名の卒業生が現地で熱心に働く様子や、その土地の食や習慣などの文化を、ユーモアと美しい写真を交えながら描いており、まるで一緒に旅をしているかのような気持ちにさせられるシリーズとなっています。
新年度のアジア学院の学生たちにつながるエピソードも多く、学院を訪ねれば、この人があの…!と、嬉しくなること間違いなしです(笑)

冬ごもりのこの時期、温かい部屋でコーヒーでも飲みながら、アフリカに思いをはせるのはいかがでしょうか?
ブログはこちらから: https://ari.ac.jp/africa-graduate-journey-vol-0-prologue?ari=news




雪と笑顔いっぱい!アジア学院コミュニティの冬の思い出

冬は楽しさと冒険の季節!アジア学院のコミュニティは、先日「コミュニティイベント – スノーシュー体験」を行いました。私たちは福島の美しい雪山へ出かけ、スノーシューをレンタルして、白銀の世界を歩きました。

真っ白な雪景色の中、新鮮な冬の空気を感じながら、雪を踏みしめる音を楽しみました。途中でお菓子を食べたり、雪合戦をしたり、自然の中での楽しいひとときを満喫しました。

アジア学院では、農作業や学びの場だけでなく、こうした共有の体験や笑いを通して、コミュニティを深めていくことも大切にしています。今回のスノーシュー体験は、仲間と一緒に自然を楽しみ、つながりを感じる素晴らしい時間となりました。

アジア学院での日々に戻った今も、この冬の冒険の思い出が私たちの心を温めてくれます。寒い季節こそ、心が温まる瞬間が生まれます!

農村指導者たち ― アフリカ旅行記 Vol. 21

8月にアフリカを訪れた、アジア学院職員スティーブンが書く旅行記を、シリーズで皆様にお届けしています。
3週間以上にわたる旅も、ついに終わりを迎えました。ここまで読んでくださった皆さまに、心から感謝申し上げます。
それでは早速、最後のアフリカの旅へ出発です!

【アフリカ 卒業生を訪ねる旅 24-26日目】

家路につく
ついに!アフリカでの3週間以上の滞在を終え、カイと私は日本に帰国する。「あっと言う間」という日本語が頭に浮かぶ。文字通り、「あっ」と言う間という意味だが、「瞬きする間」と訳した方がしっくりくる。しかし、なぜかその瞬きの間に、長い人生のエピソードを歩んできたように感じる。この旅行記では、この短い滞在の間にザンビアとマラウイの大地や人々について、私の目と耳と味覚が学んだことを、できる限り描写しようと努めた。特に、卒業生の「公式の仕事」だけでなく、彼らの日常生活からも、彼らが人々と共にいる、別の言い方をすれば、彼らが人々を愛している、些細で目に留まりにくい姿を引き出したいと思った。私が大切にしてきたこれらの物語を、皆さんにも楽しんで読んでいただければ幸いだ。

とは言え、まだ帰宅したわけではない。もう少し話は続く。”ここまで来る”旅と同じように、帰るまでの日数もまた、しわくちゃになった毛布のように、一つの流れに圧縮されているようだった。
マクドナルドの好意で、ヴェーと共に空港まで送ってもらい、そこでもう一人の卒業生に会った!マーティン(2013年アジア学院卒)は、マラウイのはるか北部、確かムズズの北の方で、働いており、とても今回の旅程には入れられなかった。仕事の関係で我々のいる地域まで来てくれたのだが、スケジュール的に30分ほどしか会う時間がなく、彼はこのためだけに空港まで出てきてくれた。要するに、今、彼が大きな農業関係の会社に勤めていることがわかっただけだ。もう少し詳しく聞くべきだったかもしれないが、いかんせん時間がなかった。

カイと私は、ここ数日間、高貴なもてなしをしてくれたマクドナルドと、ラジオに出演していないときもアニメのようなキャラクターを持つヴェーに別れを告げた!セキュリティチェックを通過した後、私たちは最後のフルティカーナ(Vol.8参照)2本でささやかな乾杯をし、両替できなかったクワチャの残りを「空港価格」の土産物に費やした。実を言うと、私もカイもスーツケースにフルティカーナのボトルを何本も詰め込んでいた。置いていくにはあまりにもったいない。ターミナルで、会議に参加していた2人に出くわした。その人たちは我々と同じ便で南アフリカを経由して、ジンバブエに帰るところだった。

私たちはヨハネスブルグで一泊しなければならなかったが、南アフリカ観光は空港と直結するホテルに限られていた。ヨハネスブルグは危険だという評判があり、南アフリカの友人から、同伴者なしで街に出てはいけないと忠告されていた。それでも我々は、めげずにターミナル内のレストランに向かい、食欲をそそる肉たっぷりの、最後のアフリカ料理を堪能した。私はポークにしたが、カイが選んだ素晴らしいステーキの記憶をどうにかして奪いたい。どうやら私は「カイと同じものを注文するのが吉!」という教訓をまだ学んでいなかったようだ。

翌日の朝食は、南アフリカの人気チェーン店「ウィンピー・バーガー」で食べた。いつかまた、南アフリカをちゃんと見に行きたい。空港での数時間が私の食欲を刺激した。この殺風景な金属の壁の向こうには、また別の冒険が待っていると感じた。

この先に待つ、新たな冒険


キャセイパシフィック航空の飛行機に乗り込み、数本の映画を観た後、香港に到着した。残念ながら、東京行きの飛行機までに、メニュー701番の麺料理を食べる時間はなかった。
羽田空港は出発時よりもさらに混雑していた。パスポートゲートは入国観光客で溢れかえっていた。日本にとってはいいことだ!ここで私とカイは別れた。長旅の後、旅のパートナーと別れるのはとても妙な気分だ。一緒に過ごした時間と経験の絆は、別々の方向に向かって歩いていくというだけで解消するはずがないと感じるからだ。しかし、カイはアジア学院に戻り、私は家族のいる大分の家に帰るため、次の便に乗った。

正面のドアから家に入り、ソファに横になったとき、時間が8月26日の月曜日の午後にワープしていることに気が付いた。

読んでくれてありがとう。
また次の冒険まで…


謝意
行く先々で、アジア学院の卒業生たちに温かく迎え入れてもらった。彼らは、自分たちの働くコミュニティに我々を紹介し、熱心に活動の様子を見せてくれた。我々はアジア学院の大きな家族の一員として、本当に大切にされていると感じた。特にニョンド夫妻に感謝したい。彼らは数日にわたり、我々を自宅兼事務所に滞在させ、ザンビア全土を車で案内し、ガイドブックに載っていないような名所を教えてくれた。また、我々を自宅に泊め、病気になったときも気遣い、心強いトヨタの車でマラウイ中の卒業生のところへ連れて行ってくれたマクドナルドにも感謝したい!

この旅は、卒業生たちの協力と惜しみない時間の提供なしには成功しなかっただろう!
また、アジア学院北米後援会(AFARI)の皆さんには、卒業生の地域会議を企画して頂き、カイの海外出張のスポンサーにもなっていただいた。勤勉な卒業生たちとの分かち合い、学び合い、連帯に溢れた豊かな旅だった。

文:スティーブン・カッティング(卒業生アウトリーチ担当)
旅の同行者:篠田 快(学生募集、採用担当)

シリーズ記事はこちら

Vol.0 【アフリカ 卒業生を訪ねる旅 序章】

Vol.1 【アフリカ 卒業生を訪ねる旅 1-2日目】 

Vol.2 【アフリカ 卒業生を訪ねる旅 3日目】

Vol.3 【アフリカ 卒業生を訪ねる旅 4日目】

Vol.4 【アフリカ 卒業生を訪ねる旅 5日目】

Vol.5 【アフリカ 卒業生を訪ねる旅 6日目】

Vol.6 【アフリカ 卒業生を訪ねる旅 7日目】

Vol.7 【アフリカ 卒業生を訪ねる旅 8日目】

Vol.8 【アフリカ 卒業生を訪ねる旅 9日目】

Vol.9 【アフリカ 卒業生を訪ねる旅 10日目】

Vol.10 【アフリカ 卒業生を訪ねる旅 11日目】

Vol.11 【アフリカ 卒業生を訪ねる旅 12日目】

Vol.12 【アフリカ 卒業生を訪ねる旅 13日目】

Vol.13 【アフリカ 卒業生を訪ねる旅 14日目】

Vol.14 【アフリカ 卒業生を訪ねる旅 15日目】

Vol.15 【アフリカ 卒業生を訪ねる旅 16日目】

Vol.16 【アフリカ 卒業生を訪ねる旅 17日目】

Vol.17 【アフリカ 卒業生を訪ねる旅 18日目】

Vol.18 【アフリカ 卒業生を訪ねる旅 19日目】

Vol.19 【アフリカ 卒業生を訪ねる旅 20-23日目 その1】

Vol.20 【アフリカ 卒業生を訪ねる旅 20-23日目 その2】

Vol.21 【アフリカ 卒業生を訪ねる旅 24-26日目】<== 今ここ!

共に学ぼう、農村の未来のために: アジア学院、「Euodoō – 土に生きる未来学」第7号を発行

アジア学院は、2024年12月初旬に「Euodoō – 土に生きる未来学」第7号を発行しました。このジャーナルは、ARIの使命と共鳴する深い洞察と考察を共有する伝統を引き継いでいます。

この第7号は、ARI創立50周年記念に合わせて発行された特別版であり、持続可能な農業、コミュニティづくり、奉仕のリーダーシップに焦点を当てたエッセイや考察のコレクションが掲載されています。寄稿者たちは、それぞれの学びや経験を通じて、回復力があり公平な「農村の未来」を築く旅へのインスピレーションを読者に提供しています。

2024年版のハイライトは以下の通りです:

  • オルデンドゥ・シェカー・チャタジー(1976年卒業生、インド): アジア学院創立50周年記念式典 記念講演
  • アヤッパン・シュンムガン(1992年卒業生、インド): 私のアジア学院での学び
  • 荒川治(副校長・農場職員): アジア学院の農場の歩み
  • 金森郁美(食堂職員): 食育と持続可能な食卓 – アジア学院のキッチンと食堂
  • ジャコブ・シリンゴリンゴ(2023年卒業生、インドネシア): サーバント・リーダーシップに対する好奇心

これらの寄稿は、アジア学院の活動の核心にあるテーマを探求し、農村コミュニティがどのように意図的なリーダーシップ、持続可能な実践、共有された価値観を通じて繁栄できるかについて考えさせられる視点を提供しています。また、ARIの豊かな歴史を振り返り、半世紀にわたる世界中の人々への力づけを祝っています。

アジア学院の卒業生、支援者、または持続可能な実践がリーダーシップやコミュニティづくりとどのように交わるのかに関心のある方々にとって、この特別号は行動へのインスピレーションを与える貴重な洞察を提供します。価格は800円で、日本全国どこでも430円の送料で購入できます。書籍の購入は、こちらのページから。

アジア学院フレンズデー2025 ~つながる一日~

1月25日、アジア学院でフレンズデー x 大日向マルシェ冬の文化祭が開催されました。今年のテーマは「森に触れよう・人と出会おう」。多くのサポーターや地域の方々が集まり、自然の中で学びや交流を楽しみました。

フレンズマルシェでは、新鮮な有機野菜や手作り雑貨、おいしい地元の食べ物が並び、大盛況!売上の一部は能登半島地震の支援活動に寄付されます。

フォレスト体験では、ツリークライミングやオリエンテーリングが行われ、参加者は自然を五感で楽しみました。また、2014年度卒業生のThi Thi Winさんによるミャンマーの農業支援の話や、君島佳弘さんの食育についての講演も、多くの人の関心を集めました。

この日、さまざまな出会いや発見が生まれ、参加者は自然と人とのつながりを深めました。フレンズデーは、今年も心温まる特別な時間となりました。

収穫感謝の日

もう一度見よう!初のオンラインHTCイベント

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