NEWS
最新情報
NEWS
EVENTS
Search
畑での素敵な一日 – アジア学院の2024年サツマイモ収穫祭
先週の金曜日、アジア学院では毎年恒例のサツマイモの収穫を行いました。この日は晴天に恵まれ、学生、職員、ボランティアたちが一緒に畑で作業をしていると、皆気持ちが盛り上がり、コミュニティがひとつになり、今シーズンよく育った鮮やかな紫色のジャガイモを掘り起こすのを楽しみました。
一日中、笑いとチームワークが畑にあふれ、収穫は実り多く楽しいものとなりました。
毎年恒例のこのイベントは、食料を育てる上でのコミュニティとチームワークの大切さを皆に思い起こさせます。一日の終わりには、コミュニティ皆で労をねぎらい、収穫の喜びを分かち合いました。
アジア学院でのトニー・リナウド氏によるFMNRワークショップ:土地再生への道|ワールド・ビジョン・オーストラリア
ワールド・ビジョン・オーストラリアのトニー・リナウド氏が、アジア学院(ARI)で開発途上国における森林再生アプローチ(FMNR: 住民主体の自然再生アプローチ) のワークショップを開催した。リナウド氏は、荒廃した景観の再生における革新的な活動で知られ、新しい木を植えるのではなく、既存の木の切り株や根系を管理することでコミュニティが土地を再生する方法について、実践的な手順を紹介した。
アジア学院の学生たちは、アジアとアフリカから自らの農村コミュニティのリーダーとして研修に参加しており、自国で応用できる実践的な技術を学んだ。リナウドのアプローチは、シンプルで低コストで実施でき、環境悪化に直面している地域社会に力を与える可能性があることを強調した。自然資源を効果的に管理することで、参加者は生物多様性を高め、土壌の健全性を改善し、作物の収穫量を増やすことができる。
リナウドのメッセージは、自らの持つ信仰と責任を結びつけ、土地の回復を実際的かつ精神的な責任としてとらえるよう学生たちを励ました。FMNRのスキルを身につけた学生たちは、新たな希望と、地域社会に具体的な変化をもたらすためのツールを手に、12月にはアジア学院を卒業し、自国への帰途につく。
第52回アジア学院収穫感謝の日!おいしい食事と笑顔に満ちた素晴らしい日になりました!
先週末、アジア学院で開催された第52回収穫感謝の日は、喜びとつながり、そして祝福に満ちた素晴らしい成功を収めました。今年のモットー「今日の働き 明日の糧」に沿って、数か月にわたる皆の努力が実を結び、キャンパスは活気と興奮に包まれていました。
各地から来てくださった皆様には、私たちの努力の結晶である料理を振る舞い、世界各国の味を代表する美味しい料理が勢ぞろい!それぞれが私たちのグローバルなコミュニティの多様性を反映したものであり、心を込めて丁寧に作られていました。今日の課題に取り組む中で、コミュニティの協力がもたらす力強い影響を再確認できました。
活気あふれる歌やダンスのパフォーマンスも特別なものでした。これらの文化的なパフォーマンスたちは、多様性の豊かさを称賛し、学生全員に笑顔をもたらし、会場全体を喜びで満たしました。私たちが団結して取り組むことで、どれだけ多くのことが成し遂げられるかを改めて実感することができました。
また、礼拝で献金してくださった皆様に、心より感謝申し上げます。皆様からの温かいご支援は、ミャンマーの国内避難民を支援し、困難な状況下で希望と救済を届けることに役立てられます。皆様のご厚意と慈悲深さに、深く感謝いたします。
参加してくださった方々、協力してくださった方々、そしてお祝いに駆けつけてくださった全ての方々、本当にありがとうございました。第52回収穫感謝の日は、皆様のご参加なしには実現し得ませんでした。私たちは共に、明日の豊かな収穫のために、今日種を蒔いているのです!
アジアの土10月号をお届けします。トピックは「気候変動と気候正義」。
学生たちが収穫感謝の日の準備にいそしむなか、アジアの土10月号ができあがりました。
今回のトピックは「気候変動と気候正義」。気候変動対策についての第一人者でアジア学院の理事を務めてくださっている聖心女子大学の永田佳之先生が巻頭言を書いてくださっています。
「気候変動に立ち向かう農業者たち」と題した特集を組み、日本国内で農業に取り組む卒業生、元職員、見学先の皆さんに、気候変更現状や取り組みを聞きました。
アジアの土は寄付をいただいている方やアジア学院販売物を購入いただいている方を中心に国内の支援者の方々にお送りしているアジア学院のニュースレターですが、ウェブサイトからオンラインでご覧いただけるようになりました。
よろしければアジア学院の今がたっぷりと描かれていますので、ぜひご覧ください。
“今日の校長”アジア学院、2024年の稲刈りを祝う
“今日の校長”
空高く、最高に気持ちのいい秋晴れの火曜日(10月1日)、アジア学院ではコミュニティーメンバー総出で稲刈りが行われた。
6月上旬の田植えから、記録的猛暑を乗り越えて約4か月。農場スタッフと学生、ボランティアたちのたっぷりの愛情と手入れを受けて育った稲は、昨日すべて刈り取られた。
アジア学院の田んぼの総面積は約1.8ヘクタール。すでに9割の面積の稲は機械で刈られ、手刈りをしたのは全体の約10分の1の面積だ。かつてはもっと広い面積を手刈りし、はざ掛けも行っていたが、田んぼの総面積が増えたりなどで手刈りの面積は減った。一方で近年は稲刈り開始前に学生たち主導でちょっとした儀式が行われるようになった。今年は校長が短いスピーチ、ロープ状に編まれた花のテープをカット、さらに最初の稲に鎌入れをした。その後に軽快なフィリピンの“稲刈りの舞”が披露された。
その日の約3時間の作業で、今年の稲刈りはすべて終了した。総収量は約8トン。
この大切なお米をこれから1年間、今年精を出したメンバーと、まだ見ぬ来年のメンバーたちと共に、感謝して味わっていきます。
アジア学院の新しいボランティアたち: 収穫感謝祭の準備に向けて
アジア学院は、今年も秋から新たに4名の長期ボランティアを迎えました!クリスチャン(ドイツ)、リアン(ドイツ)、まるちゃん(日本)、マリー(ドイツ)。
みんな9月の初めに来日しました。
アジア学院ではHTCを目前に控え、新ボランティアも含めコミュニティの全員が、2日間のイベントを最高のものにしようと頑張っています!
毎年恒例の収穫感謝の日(10月12日~13日)にアジア学院を訪れ、学生、ボランティアやコミュニティについてもっと知ってください。
アジア学院でのボランティアの生活を知っていただくために、新ボランティアにいくつかの質問を用意しました。
— アジア学院にボランティアとして来たきっかけは何ですか?–
クリスチャン:アジア学院の「共に生きる」という理念をもっと知りたいと思ったのと、いろいろな国の人たちと交流し、日本の美しい自然を楽しみたいと思ったからです。
リアン:他の国に行ってみたかったし、いろいろなバックグラウンドを持った人たちと一緒に働きたかった。
まるちゃん:バックグラウンドの違う新しい人たちと出会って、新しい生き方に出会いたいと思いました、
マリー:アジア学院の国際的なまなざしと、他者への愛、特にイエス・キリストへの愛に根ざした持続可能性への共感に惹かれました。
ドイツの大都市の近くで育った私は、文化の違いに興味があり、農村の生活についてもっと知りたいと思っていました。
さらに、すでに学校内で全国的なボランティア活動をしていたので、困っている人を助けるために国際的な活動を広げたいと思いました。
— アジア学院のコミュニティに溶け込むのは簡単でしたか?–
クリスチャン:正直、とてもすんなりいった。ここには本当にたくさんの人がいて、みんなが積極的に会話をしてくれる感じです。
リアン: 最初の2週間で、すでに新しい友達ができました。
まるちゃん:思ったよりスムーズだった。多くの参加者が一人の人間として話しかけてくれたのが印象的でした。
マリー:溶け込む過程に終わりがあるわけではないですが、コミュニティが受け入れてくれ、導いてくれたおかげで、自分の成長を感じています。折々にコミュニティのイベントが企画され、誰ものけ者にされずにコミュニティの一員になることができています。
— アジア学院でこれまでに経験したことの中で、最も良かったことは何ですか?–
クリスチャン:雨が降りしきる中、他のコミュニティメンバーと一緒に自転車で街を走ったことは、とても印象的でいい経験でした。
リアン:新しい友達に出会えたこと。日本を旅行するときは、何人か訪ねようと思う。
マルちゃん:アフリカの学生と小さなことで笑いあったこと、畑で踊ったこと。日常の小さなことに目を向ける目線は美しくて、いつも私を幸せにしてくれます。
マリー:コミュニティのイベントに参加し、夜まで一緒に過ごすことは、強い人間関係を築き、大切な思い出を作ることができ、とても充実感を感じています。
収穫感謝の日(HTC)ボランティア募集中!!
10月12日(土)、13日(日)に行われる収穫感謝の日(HTC)をお手伝いくださるボランティアさんを募集しています。
アジア学院最大のイベントを一緒に作り上げましょう!
★期間
フル参加:10月8日(火)14:00~14日(月)16:00
※14日(月)夜にアジア学院メンバーのみで行われる後夜祭に参加されたい場合、14日もご宿泊いただけます。
部分参加:到着日によって集合時間が異なります。
到着日が10月8日(火)~11日(金)→14:00集合(到着日はオリエンテーションです)
到着日が10月12日(土)~13日(日)→09:00集合
日帰りでのお手伝いも歓迎です。
★仕事内容
9~11日:ゲートや看板、掲示物等の作成、運搬、会場設営、調理等
12~13日(HTC当日):調理・食事提供・食器洗い、ゲームや展示の補佐、駐車場等
14日:片付け
※フードライフワークや朝の集いなど、通常のアジア学院の活動にも参加していただきます。
持ち物や日々のスケジュールについて、ワーキングビジターのページをご参照ください。
★料金
宿泊費:一般 3000円/泊 学生 2000円/泊
食費: 600円/食
※収穫感謝の日当日(10月12、13日)の昼食は無料です。
★お申込みはこちらから
日本人卒業生ってどんな人? その③ オープンキャンパスまであと3日!
現在アジア学院では、2025年度の日本人学生を募集しております。
興味を持たれている方は、ぜひ28日(土)のオープンキャンパスにお越し下さい!(詳細については記事の末尾に掲載)
前回に引き続き、今回も、卒業生の“今”をお伝え致します。
【小山 萌愛さん 2009年度 卒業生】
Q1, なぜアジア学院の学生になったのか?
タイやミャンマーの農村で自給自足やコミュニティでの分かち合いの暮らしを体験し、自分も生きるベースとなる農業を学び、コミュニティでの暮らしをしたいと思ったため。
京都で学生と交流したのをきっかけに、一度アジア学院に一週間滞在したら、帰りたくないくらい心地よかったので入学することを決めた。
Q2, 一番の学びは?
掃除をしないクラスメイトに泣きながら怒ったことで、家族以外に怒る事ができなかった私が初めて怒り、怒りは相手を理解したい、されたいという思いから出てくることもあると知ったこと。
相手も私のことを理解しようとしてくれて、翌日和解できた。
Q3, 現在のライフワークや生活について
のんびりと小さい農業で暮らす。三重県伊賀市の山里で、夫と犬、山羊と共に暮らし、お米やお野菜を無農薬・無化学肥料で栽培。野菜セットやマルシェ、地域の八百屋兼自然食品店にて販売、私自身もお店にて働く。全国に農業ネットワークをもつ愛農会の理事としてイベント等にも関わる。
近所にクラスメイトであり、友人がいる事が大きな支えです^^
最近は漬物にハマっています。
Q4, 学生を考えている皆さんへのメッセージ
私は入学前から英語が不安で、入学して2ヶ月後、自分の伝えたい事が言葉にできないことが一番辛かったけど、クラスメイトに励ましてもらい、楽しく過ごす事ができました。学生には英語が母国語の人がおらず、英語のレベルや話し方もそれぞれなので、英語が得意な人も、苦手な人も相手に合わせようとお互い努力します。そうしてアジア学院にしかない英語が生まれているので、もし英語に不安がある方、人よりわかりやすく話せるセンスがあるかもしれないです!Don’t worry! Be happy!
☆9月28日(土) オープンキャンパス開催します ☆
10:30-14:00 キャンパスツアー、お楽しみプログラム、学院のオーガニックランチ込みで、2,000円です。
お申し込みはこちらから→ https://ari.ac.jp/entry-form-open-campus2024/
同様のプログラムを1/25(土)にも開催予定です。
日本人学生としての入学を考えておられる方は、それ以外の日程でも見学可能ですので、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
毎年作付しているお気に入り