アジア農村指導者養成専門学校
農村コミュニティのためのリーダーシップ
持続可能な農業
持続可能な農業の実践と理論
仕える指導者
奉仕を中心に据えるリーダーシップ
学びのコミュニティ
コミュニティの潜在能力を
最大限に引き出す
アジア学院は草の根のコミュニティで働く「農村指導者」のための効果的な指導者研修プログラムを提供しています。
毎年、アジア、アフリカ、中南米や太平洋諸国の団体から農村指導者を栃木県那須塩原市のキャンパスに招いています。9か月間の研修プログラムは「共に生きるために」という学院の掲げるモットーに導かれて実施されます。
アジア学院の研修は世界で最も貧しく取り残された共同体が、自分たちの食料、土地、コミュニティなどの資源を分かち合い、そこに喜びを見いだせるような自立を促しています。
誰のため?
毎年、30人ほどの農村指導者を学生として選抜しています。選抜される学生は、誠実な人柄を持ち、貧しく取り残された農村共同体のために働く団体に所属していことを条件としています。
世界中の農村共同体
学院の研修は世界で最も虐げられた共同体を支えています。一例を挙げれば、インドの最下層の人々や、東南アジアの辺鄙な村、リベリアの戦争未亡人、パプアニューギニアの学校などがあります。
献身的な地域団体
学生として職員を本研修に送り出す団体は地域の人々と共働しています。主に孤児院、NGO、教会、農業協同組合、人道支援団体などが挙げられます。
草の根の農村指導者
人々の生活を向上させることに努めている農家、教師、ソーシャルワーカー、コミュニティオーガナイザーなどの多種多様な団体の草の根リーダーに直接指導しています。
農村指導者養成のしくみ
アジア学院は「富裕層」から「貧困層」へ資源が渡る一般的な国際開発援助モデルを
逆転させたいと願っています。むしろ、 草の根の人々が、その中心にいる誠実で技術を備えた
サーバントリーダーを通して自らの能力や資源を活性化するべきだと考えています。
母国からの推薦
日本での研修のために地域共同体や
草の根団体が農村指導者を推薦します。アジア学院は候補者を選考し、
学生として受け入れます。
日本での研修
学生はアジア学院の研修に参加し、
新しい知識や価値観、技術などを
習得します。9か月後、学生は
コミュニティのための長期的な
目標を持って帰国します。
母国への還元
送り出し団体やコミュニティは
帰国した指導者の新しい学びや見解を
基に計画を立て、共にコミュニティの
発展に努めます。
農村指導者研修プログラムは約50年の歴史の中で、学生が総合的な学習を体験できるように発展してきました。
学生は9か月間、多様性に富んだ学びのコミュニティで生活し、大きく変容していきます。
森林や田畑に囲まれているこのキャンパスは、学びや変化を得られる特別な場所となっています。キャンパスには学習施設、有機農場、寮などがそろっています。
学生は座学、農業実習、研修旅行、リフレクションペーパーの作成、コミュニティイベント、その他多数の学習機会を与えられています。こうしたカリキュラムは学生の視点を広げる深い教育哲学に基づいて作られています。
卒業生とそのコミュニティは農業分野、教育分野、男女平等や環境活動などで著しい成果をあげています。62を超える国と地域で、いのちを分かち合うというアジア学院の精神は平和、富、人々の生活のためのより良い解決策を見つける糸口となっています。
私たちの研修は個人のキャリアや地位を向上させることではなく、草の根の人々の利益のためにあります。この研修で学位を授与しないのはそのためです。研修修了時には修了証明書が与えられます。
学生を支援する
アジア学院の学生は、地球上で最も虐げられた地域のコミュニティからやって来ます。日本に渡航し研修プログラムに参加するためには財政的支援が必要です。
皆様のご支援により、
現在そして未来の世代の
農村コミュニティが
支えられます。
スクールガイド
アジア学院と農村指導者研修プログラムの概要について(英語)
50周年記念寄付
「5つのビジョン」が進める、アジア学院の教育プログラムの発展と充実化の試みにあなたも参加してください。
皆様のご支援により、
現在そして未来の世代の
農村コミュニティが
支えられます。