“荒川朋子 行く・出会う”:アジア学院が「第35回若月賞」を受賞!

7月10日・11日に長野県佐久市の佐久総合病院で開催された「第65回農村医学夏季大学講座」にて行われた若月賞授賞式に、私が学院代表として出席しました。表彰状と副賞をいただいたほか、受賞記念講演も行ってまいりました。

若月賞とは、「長野県の佐久総合病院で地域医療や農村医学の発展に尽力した医師・若月俊一氏(1910-2006)の功績を記念し、保健・医療・福祉の分野において、草の根的に真摯な活動を続け、多大な貢献を果たした個人や団体が顕彰される」賞です。

「農村医学とアジア学院?」と思われるかもしれません。しかし、農村に生きる人々の健康と福祉を守り、地域全体の幸福と平和へとつなげていくという点において、私たちが掲げる目標は完全に一致していると感じました。

若月氏は「農村は母」という言葉を残し、農村をいのちの源、またそれを育む場として慈しんでおられました。会場の農村保健教育ホールにも「農村住民とともにTogether with Rural People」という標語が掲げられています。

これら一連の理念に触れ、アジア学院が大切にしている多くの価値観がそこにあることを強く実感しました。

男子寮・ゲストハウス

学生とボランティアは男女別の寮で暮らしています。共用の談話室やキッチン、シャワー、洗濯機があります。Wi-Fiは使用できません。

鶏舎

平飼いの鶏小屋と育雛舎があります。400羽以上の鶏を飼育し、年間80,000個以上の卵と約1トンの鶏肉を生産しています。

豚舎

学生は様々な養豚技術を実践的に学びます。発酵床タイプとコンクリート床タイプがあり、糞尿はバイオガスや肥料に利用されています。

山羊舎

山羊のミルク(年間200リットル以上)や肉は食用に、糞尿は肥料に利用しています。山羊は日中は放牧場でのびのびと過ごします。

森林

キャンパス周辺の森林では薪や木炭用に間伐を行い、農業に使う落葉等の有機資材を集めます。

2.5ヘクタールの農地で約100種類の野菜・作物を農薬や化学肥料を使わずに栽培しています。コミュニティが共に学びつつ自給自足の生活を続けるため、皆で畑を管理しています。

水田

キャンパス内外の水田で米の栽培を行っています。アイガモを使った除草や施肥など、有機稲作法の向上のためにさまざまな手法を研究しています。

ワークショップ

修繕やリサイクルのための施設で、機械、溶接、木工関係の道具、材料が置いてあります。

ミキシングルーム(飼料配合舎)

手作業や機械を用いて家畜用の飼料を作っています。品質と持続可能性を高めるために日々奮闘しています。

管理棟

管理棟1階には受付と事務室、2階に職員室、校長室があり、隣接してファームショップ(農業研修棟)があります。

ARIショップ

アジア学院の農産物や加工食品、書籍、卒業生の国の民芸品等を販売しています。

ファームショップ(農業研修棟)

学院の農作業の中心であり、教室や農具・農業資材置き場を備えています。作物の乾燥保管も行います。

オイコスチャペル

100年前の農家の古民家を改装した礼拝堂です。毎日の朝の集会はここで行われます。その他黙想や対話、ゴスペルクワイヤの練習等に使われ、コミュニティに開かれた空間です。オイコスとはギリシア語で「ホーム」を意味します。

マナハウス(食品加工棟)

クッキーやジャムなどの加工食品の調理と保存を行う施設です。一階は鶏の食肉処理施設になっています。

養魚池

食用および農用に魚を飼育しています。

クリスマス・ウィンターキャンペーン 2025
Christmas and Winter Donation Campaign