アグロエコロジーの学び

6月、アジア学院の学生たちは、MESA(持続可能な農業のための多国籍交流)の客員講師であるフリーダ・エンディンジョク博士による「グローバル・アグロエコロジー」の講義を受けました。
学生たちは、アグロエコロジーとは何か、そして「種子の主権」が農民の権利と未来を守るためにいかに重要な要素であるかを学びました。
このテーマが学生にとって重要なのは、2050年までに地球の土壌の90%以上が劣化する可能性があるという世界的な予測が出ているためです。
法律や入手性の問題、あるいは種子の種類(特許付き種子やターミネーター種子など)によって、農民が種子を手に入れる機会が制限され、種を保存する能力が狭められると、人々の食料栽培の方法がコントロールされてしまいます。そして最終的には、食料を育てる権利そのものが大企業へと渡ってしまうのです。
すべてとは言わないまでも、私たちの食べ物の多くは種から始まります。だからこそ、自分が育て、食べるものを自分自身で選べることが重要なのです。

「種子を支配する者が、食料システムを支配する。食料システムを支配する者が、人々を支配する」

学生たちは、深刻化するこの問題に対して、自分たちの役割をどのように強化できるか、その方法を見出すことができました。

(教務主任 阿部・チャタジー・マノシ)

男子寮・ゲストハウス

学生とボランティアは男女別の寮で暮らしています。共用の談話室やキッチン、シャワー、洗濯機があります。Wi-Fiは使用できません。

鶏舎

平飼いの鶏小屋と育雛舎があります。400羽以上の鶏を飼育し、年間80,000個以上の卵と約1トンの鶏肉を生産しています。

豚舎

学生は様々な養豚技術を実践的に学びます。発酵床タイプとコンクリート床タイプがあり、糞尿はバイオガスや肥料に利用されています。

山羊舎

山羊のミルク(年間200リットル以上)や肉は食用に、糞尿は肥料に利用しています。山羊は日中は放牧場でのびのびと過ごします。

森林

キャンパス周辺の森林では薪や木炭用に間伐を行い、農業に使う落葉等の有機資材を集めます。

2.5ヘクタールの農地で約100種類の野菜・作物を農薬や化学肥料を使わずに栽培しています。コミュニティが共に学びつつ自給自足の生活を続けるため、皆で畑を管理しています。

水田

キャンパス内外の水田で米の栽培を行っています。アイガモを使った除草や施肥など、有機稲作法の向上のためにさまざまな手法を研究しています。

ワークショップ

修繕やリサイクルのための施設で、機械、溶接、木工関係の道具、材料が置いてあります。

ミキシングルーム(飼料配合舎)

手作業や機械を用いて家畜用の飼料を作っています。品質と持続可能性を高めるために日々奮闘しています。

管理棟

管理棟1階には受付と事務室、2階に職員室、校長室があり、隣接してファームショップ(農業研修棟)があります。

ARIショップ

アジア学院の農産物や加工食品、書籍、卒業生の国の民芸品等を販売しています。

ファームショップ(農業研修棟)

学院の農作業の中心であり、教室や農具・農業資材置き場を備えています。作物の乾燥保管も行います。

オイコスチャペル

100年前の農家の古民家を改装した礼拝堂です。毎日の朝の集会はここで行われます。その他黙想や対話、ゴスペルクワイヤの練習等に使われ、コミュニティに開かれた空間です。オイコスとはギリシア語で「ホーム」を意味します。

マナハウス(食品加工棟)

クッキーやジャムなどの加工食品の調理と保存を行う施設です。一階は鶏の食肉処理施設になっています。

養魚池

食用および農用に魚を飼育しています。

クリスマス・ウィンターキャンペーン 2025
Christmas and Winter Donation Campaign