埼玉県 小川町での視察研修

先週、学生たちが小川町まで研修に出かけ、長年にわたりアジア学院を支えてくださっている三軒の有機農家を訪ねました。
小川町の有機農業の多くは、「自給」と「循環」を促すという強い哲学に基づいています。多くの学生が、廃棄物をバイオガスや液肥に変え、畑に還元して土壌の健康を高めるという、一連のつながりに感銘を受けていました。

また、畑における「バンガープランツ(天敵温存植物)」や「リビングマルチ」の活用、田んぼにおけるカブトエビの働きなど、生物多様性豊かな圃場を育むための中核的な手法も学びました。
農場でのSVO(廃食用油)による燃料の自給から、使い捨てプラスチックマルチの削減に至るまで、学生からは「自分の地域でも試してみたいと思える、実生活に即した貴重な事例をたくさん得ることができた。」という声が寄せられました。

1996年卒業生の金子宗郎さんの「有機農業は地域コミュニティを育む」という言葉が、学生たちが活動していくうえで、その心に留まり続けてくれるように願っています。
貴重なお時間と知識を共有してくださった、霜里農場、NPO法人ふうど 、風の丘ファーム、そして、とうふ工房わたなべの皆様に心より感謝申し上げます

(教務主任 阿部・チャタジー・マノシ)

男子寮・ゲストハウス

学生とボランティアは男女別の寮で暮らしています。共用の談話室やキッチン、シャワー、洗濯機があります。Wi-Fiは使用できません。

鶏舎

平飼いの鶏小屋と育雛舎があります。400羽以上の鶏を飼育し、年間80,000個以上の卵と約1トンの鶏肉を生産しています。

豚舎

学生は様々な養豚技術を実践的に学びます。発酵床タイプとコンクリート床タイプがあり、糞尿はバイオガスや肥料に利用されています。

山羊舎

山羊のミルク(年間200リットル以上)や肉は食用に、糞尿は肥料に利用しています。山羊は日中は放牧場でのびのびと過ごします。

森林

キャンパス周辺の森林では薪や木炭用に間伐を行い、農業に使う落葉等の有機資材を集めます。

2.5ヘクタールの農地で約100種類の野菜・作物を農薬や化学肥料を使わずに栽培しています。コミュニティが共に学びつつ自給自足の生活を続けるため、皆で畑を管理しています。

水田

キャンパス内外の水田で米の栽培を行っています。アイガモを使った除草や施肥など、有機稲作法の向上のためにさまざまな手法を研究しています。

ワークショップ

修繕やリサイクルのための施設で、機械、溶接、木工関係の道具、材料が置いてあります。

ミキシングルーム(飼料配合舎)

手作業や機械を用いて家畜用の飼料を作っています。品質と持続可能性を高めるために日々奮闘しています。

管理棟

管理棟1階には受付と事務室、2階に職員室、校長室があり、隣接してファームショップ(農業研修棟)があります。

ARIショップ

アジア学院の農産物や加工食品、書籍、卒業生の国の民芸品等を販売しています。

ファームショップ(農業研修棟)

学院の農作業の中心であり、教室や農具・農業資材置き場を備えています。作物の乾燥保管も行います。

オイコスチャペル

100年前の農家の古民家を改装した礼拝堂です。毎日の朝の集会はここで行われます。その他黙想や対話、ゴスペルクワイヤの練習等に使われ、コミュニティに開かれた空間です。オイコスとはギリシア語で「ホーム」を意味します。

マナハウス(食品加工棟)

クッキーやジャムなどの加工食品の調理と保存を行う施設です。一階は鶏の食肉処理施設になっています。

養魚池

食用および農用に魚を飼育しています。

クリスマス・ウィンターキャンペーン 2025
Christmas and Winter Donation Campaign