【学生紹介】エンジェル(インドネシア)

「成功は最終的なものではなく、失敗は致命的なものではない。」

インドネシアから来た、アンジェラ・ラトナ・サリ・ビウは、彼女のロールモデルであるベルナドゥス・パルス神父について、また自分の前に進む意志についてこう語りました。

エンジェルの生まれ故郷であるカジョン村は、インドネシアのマンガライ地区に位置する農村で、住民は信仰的追求を中心とした生活を送っています。豊かな天然資源に恵まれているにもかかわらず、地理的に孤立した村であるため、住民は教育へのアクセスに限りがあり、多くの新しい考えを拒絶する傾向があります。そのため、彼女の使命である、教育と経済成長の促進は、村の若者たちに確かな未来を提供するために不可欠です。

エンジェルは土壌の質を評価し、作物栽培の妨げとなる潜在的な問題の特定を行なっています。さらに地元の農家と協力し、気候の変化に強い特定の品種を選んで栽培することで、革新的な有機農業を活用した技術を考案しています。また、地域社会の教育促進の為、地元の青少年に学校教員も行なっています。青少年を教育し、有機農法を指導する仕事を通じて、地域の人々とより強い関係性を築いています。

帰国後は、先祖代々の村の文化遺産を守ることを念頭に置きながら、有機農業の原則を実践することを目指しています。

送り出し団体:無原罪の聖マリア教区

無原罪の聖マリア教区は人里離れたカジョン村にあります。この教区は、礼拝に農業的アプローチを取り入れることを率先して行っています。さらにこの教区は、地元の人々の生活を向上させるというコミットメントの証である高校の建設を監督してきました。

教区は、エンジェルのリーダーシップの可能性と有機農業に対する意識に信頼を寄せています。彼女がさらなる訓練と経験を積めば、村の人々の仕事や生活を向上させるために、指導力を効果的に強化し、有機農業の知識を増やすことができるだろうと希望を寄せています。

男子寮・ゲストハウス

学生とボランティアは男女別の寮で暮らしています。共用の談話室やキッチン、シャワー、洗濯機があります。Wi-Fiは使用できません。

鶏舎

平飼いの鶏小屋と育雛舎があります。400羽以上の鶏を飼育し、年間80,000個以上の卵と約1トンの鶏肉を生産しています。

豚舎

学生は様々な養豚技術を実践的に学びます。発酵床タイプとコンクリート床タイプがあり、糞尿はバイオガスや肥料に利用されています。

山羊舎

山羊のミルク(年間200リットル以上)や肉は食用に、糞尿は肥料に利用しています。山羊は日中は放牧場でのびのびと過ごします。

森林

キャンパス周辺の森林では薪や木炭用に間伐を行い、農業に使う落葉等の有機資材を集めます。

2.5ヘクタールの農地で約100種類の野菜・作物を農薬や化学肥料を使わずに栽培しています。コミュニティが共に学びつつ自給自足の生活を続けるため、皆で畑を管理しています。

水田

キャンパス内外の水田で米の栽培を行っています。アイガモを使った除草や施肥など、有機稲作法の向上のためにさまざまな手法を研究しています。

ワークショップ

修繕やリサイクルのための施設で、機械、溶接、木工関係の道具、材料が置いてあります。

ミキシングルーム(飼料配合舎)

手作業や機械を用いて家畜用の飼料を作っています。品質と持続可能性を高めるために日々奮闘しています。

管理棟

管理棟1階には受付と事務室、2階に職員室、校長室があり、隣接してファームショップ(農業研修棟)があります。

ARIショップ

アジア学院の農産物や加工食品、書籍、卒業生の国の民芸品等を販売しています。

ファームショップ(農業研修棟)

学院の農作業の中心であり、教室や農具・農業資材置き場を備えています。作物の乾燥保管も行います。

オイコスチャペル

100年前の農家の古民家を改装した礼拝堂です。毎日の朝の集会はここで行われます。その他黙想や対話、ゴスペルクワイヤの練習等に使われ、コミュニティに開かれた空間です。オイコスとはギリシア語で「ホーム」を意味します。

マナハウス(食品加工棟)

クッキーやジャムなどの加工食品の調理と保存を行う施設です。一階は鶏の食肉処理施設になっています。

養魚池

食用および農用に魚を飼育しています。

クリスマス・ウィンターキャンペーン 2025
Christmas and Winter Donation Campaign